インタビュー

【インタビュー#3】自分で地図を作る位置情報サービス『Stroly』

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今回はインタビュー企画第3回目ということで。

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▲インタビューの帰りに撮った京都タワー。SF感強めですね。

また京都にお邪魔してきました。

今回は先日ご紹介した「自分で地図を作る位置情報サービス『Stroly』」のご担当者に会いに来ました。
ちなみにその先日ご紹介した、という記事はこちら。↓

さながら現代のコロンブス!自分で地図を作る位置情報サービス『Stroly』

そして、こちらが今回お話をお伺いする『Stroly』の明主さん!
宜しくお願いします!

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▲ご担当者の明主さんの名前の読み方は「みょうしゅ」です。

地図そのものが楽しめるコンテンツとして

—サービスを利用したユーザーからはどういった感想がありますか。

Stroly化した古地図の例ですと、京都の火災保険協会というところが火災保険料の算定のために約100年前に作った地図があったんです。
建物の区画や使われ方が精細に描かれているのですが、その地図を見ながら京都の町を散策していただくと、昔の街並みと現在の街並みの比較を楽しめます。

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▲約100年前の古地図、京都市明細図。【Strolyのページはこちら】

実際に現地でStroly化した地図を開いてもらうと古地図に現在地が出ますので、あたかも100年前の京都を歩いているかのような体験ができます。
こうして使える内容は、町を知るために勉強できるツールとして学生にも使われていて、非常に役立っているとご好評いただいてます。

もう1つの例として「京都スイーツマップ」というものがあります。
これは京都のクリエイターさんがおすすめスイーツをまとめられたマップです。

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▲京都スイーツマップ。【Strolyのページはこちら】

地図上にピンがたくさんあるのですが、それをクリックするとお店の情報が右側に表示されるようになっています。
よく女性の方で「地図を見るのが苦手」という方がいるんですが、「この地図だと歩ける気がする!」と言ってもらえた感想もあります。(笑)

地図×地域コミュニティ=地域活性化

—「位置情報サービス」として京都市や京阪電鉄などと提携してサービスの活躍は様々ですが、今後こういうところと提携してこんな使い方をしてほしい、といった展望はありますか。

そうですね、展望のうちの1つとしては「地域コミュニティ」との連携を強めていければと考えています。
具体的には、現在京都市の有隣学区という地域で「防災まちづくりマップ」というものをStroly化している事例があります。

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▲有隣学区防災まちづくりマップ。【Strolyのページはこちら】

有隣学区には約4,000人ほど住んでいるのですが、その中で高齢化が進んでいる状況です。
巨大な地震や災害が起きた際に大きく被害が出ることが懸念されておりまして、どこに避難したらいいのか、最適な避難ルートはどこなのかを示した地図を既に作っていたんです。

その後「まちづくりコミュニティに入っていないご家庭や若い世代の方々にどうやってこの地図を配っていこうか」、と検討されていたところに『Stroly』を使ってもらうことになりました。

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▲『Stroly』の2Fオフィス。中でありながら外である、がコンセプトだそうです。

ただ、防災まちづくりマップをStroly化しただけでは若い世代の方々にはなかなか浸透しないので、この地図を使ったスケッチラリーを企画しました。
お子さん達に『Stroly』で防災まちづくりマップを見てもらいながら、消火栓に貼ってあるマスコットの絵をスケッチしながら親子で巡っていくというものです。

こうする事でいざ災害が起きそう、次は我が身かも、と思った時ぐらいにしか見ない防災まちづくりマップを見るきっかけを作り、普段からの防災意識を高めていく事ができています。
一例の紹介でしたが、こうした活動を通して地域コミュニティの活性化に参加していけるように努めています。

自分の見える世界をいろんな人とシェアしよう

—Strolyが目指す、最終的なサービスの在り方というのをお聞きしてもよいでしょうか。

はい。『Stroly』が掲げるスローガンとして「Share the way we see the world.(自分の見える世界をいろんな人とシェアしよう)」というものがあります。
そのスローガンの下にサービスの開発に取り組んでいるのですが、我々の考える理想的な世界というのがあります。

▲オフィスの1階に飾られている古地図。

フランスのパリに例えると、パリの地図を描く人がたくさん出てきたら面白いんじゃないかなあと思っています。
パリのことがすごく好きな日本人アーティストだったり、観光スポットにすごく詳しい現地の人だったり、そういった人たちが描いた地図がどんどんとStroly上に貯まっていく。

そうすると、いろんな人が描いたパリの地図が現地で『Stroly』を通して見ることが出来て、ガイドブックには載っていないような情報を知ることが出来ますよね。
これは単純にガイドブックを持って現地に降りるのと、また街や世界の見え方が大きく変わってくると思うんです。

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▲オフィスの階段部分

このムーブメントが世界中で広がっていけば、今まで私たちが知ることのできなかった世界が見えてきます。
地図から広がる世界を、我々は作っていきたいと思っています。

—本日はありがとうございました。


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世界地図だったり観光地図だったり、地名やどれが有名な建物であるかが書かれていれば地図として十分機能を果たしていると思っていました。
ですが、今回のインタビューで地図を1つのコンテンツをして見ると世界に様々な広がりを感じることが出来て、そのツールとして地図はまさに相応しいものだと改めて認識させられました。

インタビューを読んでいる皆さんにも、皆さんしか知らないとっておきのお店やスポットがあると思います。
もし、自分だけの地図を作ってみんなに見てもらいたい!と思ったならぜひ『Stroly』にアクセスしてみてください。

手書きのイラスト地図でも大丈夫なので、あなたの作った素敵な地図をどんどんシェアしていきましょう!

取材協力:Stroly

会社情報

会社名: 株式会社Stroly

住所: 京都市下京区金換町109-1(猪熊通塩小路上ル)

URL: https://stroly.com/ja/

ライター情報

西川 勇樹

Hacktsu編集部

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