クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で指にはめるMIDIコントローラー『Neova』が開始6時間という速さで目標金額を達成し注目を集めています。
いきなりMIDIコントローラーとか言われてもナンノコッチャという人はこの機会にちょっとだけ専門的な音楽の世界を覗いていってください。
実際に『Neova』の何が良いのかというとジェスチャーコントロールに対応していおり、動きに合わせてサウンドエフェクトへ正確に変換することが可能です。
つまりどういうことなのか、わからない人には全然わからないでしょうから、このあたりについても詳しくご紹介していきます。
5つのジェスチャーに対応する
『Neova』は指にはめるリング部分とMIDI機器に接続するハブ部分で構成されています。
MIDI機器とハブは直接接続、ハブとリングはワイヤレス通信により接続されているわけですが「そもそもMIDI機器ってなんぞや?」という人もいるでしょうから、これについては次の項目でご説明します。
話は戻りまして、リングには9軸モーションセンサーが内蔵されており、これによりハンドジェスチャーを正確に認識することが可能になっています。
認識できるジェスチャーは全部で5種類となっており、ビブラート(振動)、ベンド(曲げる)、チルト(傾き)、ウェーブ(うねり)、ロール(回転)です。
まだイメージがわかないと思いますので、まずは以下の動画を御覧ください。
いかがでしょうか、動画を見れば音に様々なエフェクトがかかっているのが分かると思います。
それでは次にMIDIについてさらっと簡単に触れていきましょう。
そもそもMIDIって何?
MIDIというのはかなりザックリと、そして簡単に言ってしまえばデスクトップミュージック(以下DTM)ソフトから音源に対して出される指示のことでありその規格のことを言います。
DTMというのはパソコンとDTMソフト、そしてDTM音源を使って音楽を作成すること全般をさしますが、MIDI機器というのはパソコンと楽器などの間に接続する機器の種類です。
ちなみにDTMは音符をキーボードやマウスを使用して一つ一つ入力して作る様子から「打ち込み(系)音楽」なんて言われたりしますが、この打ち込みは「DTM音源に対しての演奏の指示を作成している」作業のことです。
指示を出すからには理解して貰う必要がありますので、この「DTM音源が解釈できる形」がMIDIであり規格の名称ということになります。
そして作成された楽譜がMIDIデータやMIDIファイルと呼ばれます。
簡単に說明しようとすればするほどわかりにくくなった気がしますが、なんとなく伝われば幸いです。
メジャーなDAWの利用が可能
またDAWとかいう単語が出てきてしまうわけですが、これはデジタルオーディオワークステーションの略でDTMをするためのメインツールとして考えておいてください。
『Neova』はMIDIコントローラーとして認識されますので、現在主流となっているAbletonやPro Toolsなどが利用できます。
それから独自開発のプラグイン「Plume」にはリングの動きに合わせた多数のサウンドプリセットが登録されているので、ユーザーのインスピレーションに合った設定が可能となっています。
数量限定で40%OFFと断然お得
『Neova』の出荷は2019年3月の予定で、現在は数量限定ながら定価の40%OFFで約¥27,900で購入することが可能です。
日本への送料は¥2,000ですがそれでもかなりお得に購入できますので、趣味で音楽を作っている人などはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
終了は2018年5月17日ですので、お申込みは早めに済ませたほうがいいかもしれません。
参照元: KICKSTARTER