冬が終われば春が来て、春といえば出会いと別れの季節ですね。
いろいろな形の出会いと別れがありますが、とにもかくにもお酒の量は増える季節に変わりありません。大学や会社では歓送迎会が頻繁に開催されるようになりますし、お花見という一大イベントも控えています。
そんなときにぜひ役立ててほしいアイテムが『FLOOME』というスマホでアルコールチェックができてしまうデバイスです。
「飲んだら乗るな。」は当たり前ですが、『FLOOME』は自分が今どれくらい酔っ払っているのか、今週に入ってちょっと飲みすぎていないかなどをチェックしてくれるすぐれものなのです。
アルコールマネジメントデバイス
『FLOOME』というデバイスを初めて見た時の衝撃はこの先なかなか忘れることはできないでしょう。
これまでにもスマートフォン用のブレサライザーはいくつか見てきましたが、消耗品交換が必要なくここまで詳細にチェックできるものは初めてでした。現実にトラック業界ではIT点呼に活用している業者も出てきているほどですので、『FLOOME』の普及に期待が高まりそうです。
『FLOOME』では、アルコール濃度検知・回復時間の計算・状況のシェア・タクシーを呼んだりレストランを探したりすることができます。
「飲んだら乗るな。」が徹底されている日本ですが、回復時間の計算や法定制限を超えて飲んだという自覚を促す意味でも十分な効果が得られるでしょう。また濃度が分かるので記憶を失うほど飲み過ぎてしまうことも防止することができそうです。
それぞれの機能をもうちょっと詳しく見ていきましょう
『FLOOME』の使い方は簡単で、スマートフォンに接続して息を吹きかけるだけで体内のアルコール濃度を検知することができます。同時に回復時間の計算も行ってくれるので、アプリが表示する時間を経過すれば車の運転をしても大丈夫なほどアルコール濃度は下がっているはずです。
このとき検知結果画面が赤であれば法定制限を超えており、緑であれば制限以下と視覚的にとてもわかりやすい仕様になっています。酔っ払っているときなどは文字で表示されるよりもよほど有効かもしれませんね。
友人たちと状況をシェアすることによってお酒による事故などの予防になりますし、万が一の場合友人たちが状況を把握しているので助けてくれる可能性もあります。タクシーを呼んだりレストランを探すというのはついでの機能ですが、後者は飲んだ後に小腹が減ることがよくあるので便利といえば便利かもしれませんね。
ユーザー設定でより確実なデータがとれます
アプリに自分のプロフィールを登録すると、『FLOOME』がより詳しい数値を計算してくれます。
登録するデータは性別・身長・体重・年齢などですが、これらを入力することにより回復時間などの正確性がぐんと上がります。また代謝率をアプリが把握することで詳細な個人結果を作成してくれますし、週間管理での健康チェックにも役立つことでしょう。
每日ちょっとずつのはずが週のトータルで見てみたら意外と飲んでたなんてことはよくあることですので、お酒好きの人はこれを機に少し節制するといいかもしれませんね。
每日晩酌する人ほど量が曖昧だったりしますので、今後の自分のためにもしっかりと気をつけるようにしましょう。
お酒は飲んでも呑まれるな
お酒を飲むとどうしても緊張がほぐれて開放的な気分になってしまいますが、意識をしっかりと持って適度に楽しむことを心がけましょう。
『FLOOME』はここまで高性能ながら本体価格¥13,824と飛び抜けて効果というわけではありませんので、トラック業界だけでなく車通勤を許可している企業などは自主的に導入を進めたほうがいいかもしれません。こうした取り組みはクリーンなイメージを作り出すだけでなく、本当の意味で従業員のためにもなりますのでぜひ徹底していってもらいたいものです。
皆様も飲んだ日はもちろん、飲んだ次の日のことも考えてお酒を楽しむようにしましょう。
参照元:DISCOVER