仕事をしている人なら、一度は書類をスマホで写真化したことがあると思います。
これが意外と難しくてキレイに撮れないんですよね。
角度がずれてしまったり、影で文字が見えづらかったり、背景に机の柄が写りこんでそのまま印刷できなかったり…。
今回ご紹介するハンディスキャナー『PUP Scan(パップスキャン)』があれば、素早くキレイに書類をPDF化し、Dropboxなどのクラウドに転送することができます。
Contents
瞬時に書類をPDF化
『PUP Scan』はポケットサイズのスマートスキャナーです。手のひらサイズで持ち運びやすく、角度や光などを自動補正してくれるので、いつでもどこでも書類をキレイに、高速でスキャンできます。
『PUP Scan』はスマホのように書類から距離をとる必要はなく、ボタンでレーザーの射程範囲を調整すれば簡単に枠内に書類を収められます。
これまでスマートフォンやタブレットで書類を電子化していた人にとっては、まさに革命的な製品です。
どうやって使う?
『PUP Scan』の使用イメージは上記の動画を観ていただくのが一番早いかもしれません。レーザーで書類を囲む姿は近未来そのものです。
使い方は簡単で、「書類をスキャンして保存」までが2ステップで完了します。
まずはタッチスクリーンで書類の保存先を選択します。『PUP Scan』はネットに接続されているので、スマホやPCだけでなくSNSやクラウドにそのまま書類を転送できるのが魅力です。
次にレーザーの射程範囲を調整して、うまく枠内に書類が収まるようにします。そして『PUP Scan』上部のボタンをカチッと押せば、それでスキャンは完了です。
後は、選択した保存先にきちんとスキャンした書類があるか確認してください。角度、光の具合、背景が自動補正され、スマホで撮った時とは比べ物にならないほどの見やすさになっているでしょう。
『PUP Scan』のここがすごい!
このスマートスキャナーは「スマホ・タブレットのカメラ」や「従来のハンディスキャナー」と何が違うのでしょうか。
200gと軽量かつ手のひらサイズなのに、これだけの機能を搭載しています。
中でも注目なのは“OCR”で、これはスキャンした文書を自動でテキストデータ化してくれる機能です。
「仕事で文書の一部を資料に使いたい」なんて時に『PUP Scan』でスキャンすれば、すぐに文書をコピー&ペーストできます。
その他に“歪み補正機能”は書籍などをスキャンする時に重宝します。
電子書籍リーダーの流通で「本を自炊する」人が増えてきましたが、『PUP Scan』は自炊目的にもぴったりのスキャナーです。
活用シーンは?
『PUP Scan』は様々な用途で活躍しますが、中でもおすすめの活用シーンをご紹介します。
・仕事用の書類をwordファイル化
『PUP Scan』のメインフィールドはオフィスです。あらゆる文書を電子化することで、資料作成を強力にサポートしてくれます。
スキャンした文書は、”OCR機能”によりword,Excelファイル化できるので、そのまま文書を編集したりグラフ化することが可能です。
・レシートをスキャンする
個人事業主や会社経営をされている方は、会計士に領収書のデータを送っていると思います。これまではスマホで丁寧に写真を撮らないといけませんでしたが、『PUP Scan』なら一瞬です。
・子どものお絵かきをスキャンする
『PUP Scan』は文書だけでなく、絵や図などのイメージも美しく電子化できます。例えば子どもの描いた絵をスキャンして、遠方に住む祖父母のタブレットに送ってあげると喜ばれるでしょう。
他には資料用のグラフを書籍から持ってきたり、楽譜をスキャンしてネットで共有するなど、活用シーンは無限大です。
価格、入手法は?
現在『PUP Scan』はINDIEGOGOから$299で購入することができます。
同じくクラウドファンディングサイトのMOTION GALLERYで募集した際には応募が殺到し、歴代1位の調達額になりました。それだけ多くの人が『PUP Scan』のような便利なスキャナーを待ち望んでいたということです。
仕事もプライベートも『PUP Scan』が一台あれば、多くのことがスマートにこなせるようになりそうですね。