特に英語を勉強したわけではありませんが、通りすがりのアメリカ人に道を聞かれても教えられるしジョークの一つだって飛ばせます。
「何言ってるのこの人・・・」と思った人、ドラえもんのホンヤクコンニャクをご存知ですか?
食べるだけで言語の壁を越えて会話ができるようになってしまうスーパーアイテムですが、身に着けるだけで会話ができるようになってしまうかもしれないハイパーアイテムがついに誕生しました。
『Two Bow』というイヤホンは見た目はただの完全ワイヤレスイヤホンですが、実は音声翻訳機能がついています。
私は日本語で目の前にいる人は英語、なのに会話が成立するという事情を知らなければ何とも不思議な絵面ですね。
これは決して遠い未来の話をしているのではなく、もうすぐ購入できてしまう現実世界の話です。
口で話して耳で聴く
『Two Bow』は相手が誰でも関係なく、自然なコミュニケーションがとれるようになる魔法のイヤホンです。
その相手がたとえ外国人であってもあなたはいつも通り話すだけで、ガイドブックや電子辞書なども必要はありません。
アイコンタクトを可能にするので外国人にとっても嬉しいことですし、「引っ込み思案な日本人」というイメージから脱却することを可能にしてくれる次世代の音声翻訳機なのです。
使い方はケースから取り出してお互いに装着、アプリを起動したら言語を選んで「翻訳」をタップするだけととにかく簡単です。
あとはいつも通り話すだけでリアルタイムでの翻訳が可能となり、ディスプレイには翻訳された文章が表示されるのでタイムラグがなくスムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。
ジョークを言ったのに時差でウケるということはもうありません。
ワイヤレスイヤホンだからできること
相手の外国人がビジネスシーンでのお客様なのか、それとも見知らぬ観光客かで対応は大きく変わってきますよね。
完全ワイヤレスだからこそプライベートスペースがしっかりと確保でき、全く知らない人であっても距離を保ったままコミュニケーションを取ることが可能です。
ちなみに左側(L)が自分用で右側(R)が相手用ですので間違えないように注意しましょう。
『Two Bow』を使用すればジェスチャーを交えてのコミュニケーションが可能なので、よりこちらの意図を伝えやすくなります。
海外でディープな体験をしたい人や仲良くなりたい外国人がいるという人にはピッタリのイヤホンではないでしょうか。
気になる翻訳精度
本製品の翻訳にはMicrosoftのTranslatorが使用されています。
独自の技術により「あのー」や「えーっと」といった余分な部分はカットし、固有名詞や句読点など文法上必要な物をしっかりと整理してくれるでしょう。
AIだからこそ為せる技であり、通訳さんのような自由度こそないものの自然な翻訳が可能となります。
Translatorは開始したばかりなのでまだまだ不自然な所が多いツールです。
機械学習機能を搭載しているので使用するユーザーが多ければ多いほどその精度はあがっていきますし、現段階で37カ国語に対応していてかなり優秀なのではないでしょうか。
普通のイヤホンとしても使えます
翻訳が必要ない時は通常の完全ワイヤレスイヤホンとして音楽や動画などを楽しむといいでしょう。
ケースを使用すれば最大4回の充電ができるだけでなく、本体の保護ケースにもなりますのでかならず一緒に持ち歩くようにしましょう。
一回の利用時間は約2時間であり、充電ケースを使用すれば最大で8時間使用することが出来ます。
音声翻訳機が買える機会というのはそうあるものではないので、外国人と接するような機会が多い方は要チェックです!
参照元: Makuake