ライブ演奏をしたことがある人なら必ず感じたことのあるテンポの悩みがあります。
ついつい会場の雰囲気に音が走りだし曲のテンポが速くなってしまったり、スピーカーから流れる大音量の音と観客席の雑音に自分の音を見失ってしまったりと特に初心者には多い失敗です。
メトロノームがあれば一定のリズムを維持できると思い、イヤホンからメトロノーム音を流す工夫をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
結局、イヤホンが外れてしまったり他の音に紛れて聞こえなくなったりしてイヤホン作戦は失敗に終わることもあります。
そこで、音に依存しない体でリズムを感じることのできる『Soundbrenner Pulse』というメトロノームを紹介したいと思います。
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振動で拍子をとる次世代型メトロノーム『Soundbrenner Pulse』
通常は音でリズムをとるメトロノームですが、『Soundbrenner Pulse』はなんと内臓のバイブレーションでリズムをとります。
バンドタイプで体に身に付けることができるので手首や足首、胸や腕など自分の好きな場所に取り付けてリズムを感じられます。
音の影響を受けないので、体感的にリズムを維持できるのがこの『Soundbrenner Pulse』の最大の魅力と言えるでしょう。
2回本体をタップするとリズムをとりだし、もう一度2回タップすると停止します。
また、3回続けてタップするとそのタップした速度で拍子をとりだすので、すぐに合わせたい速さで拍子をとることが可能です。
細かな調整はダイヤルを操作することで可能なため、ライブ中の瞬間にすぐ好みのリズムで演奏を開始できます。
『Soundbrenner Pulse』はメンバーで感じる鼓動をそのまま音にできる
なんと、このメトロノームは最大5台まで同期することが可能です。
つまり、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノなど、バンドメンバー全員でリズムを合わせてプレイできるのです。
これまでの演奏であればドラムやベースの作り出すリズムが曲の速度や安定感を生み出していましたが、それを全員で生み出すことができるようになります。
オーケストラ団体などで使う場合は指揮者とコンマス、その他主要な楽器のリーダーが装着することで更に一体感のある演奏をすることができそうですね。
体感した多くのミュージシャンが絶賛する理由も分かります。
とにかく一体感がすごいのです。
力強いビートと美しいLEDライト
ライブ中、感情が高まりつい演奏に入り込んでしまうことはよくあることです。
バンド演奏であれば体を揺らし調和を感じながら最高の気分で演奏するためアクションも大きくなりがちです。
『Soundbrenner Pulse』にはその動作の振動に負けないくらい強い振動を生み出す力があります。
そのパワーはスマホのバイブレーションのおよそ7倍だそうです。
また、ほんのりと輝くLEDライトが搭載されているので、自分のカラーを設定するのも、チームでカラーを統一して曲のムードカラーを表示するのも良いですね。
メンバーで作る一体感は音楽に乗って聞きにきているお客さんまでも飲み込みます。
弾き語りライブトークにも役立つ
ところで、音によって拍子をとらないメトロノームのメリットとして次のようなこともあげられます。
アコースティックギターの優しい音色で歌う弾き語りのライブトーク。
会場はギター一本の音色が響き、演奏に聴き入るお客さんたち。
無音でリズムをとれる『Soundbrenner Pulse』は、音に集中したいアーティストとお客さんの耳の邪魔になりません。
『Soundbrenner Pulse』は、音楽を更に好きになることができるツールの1つに違いありませんね。
参照元: Soundbrenner