近年その手軽さとありのままを映し出す質感が注目を集め、人気が再燃しているインスタントカメラ。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の登場で存亡が危ぶまれましたが、やはりアナログにはアナログの良さがあるということですね。
そんなインスタントカメラにオシャレすぎるツインレンズモデルが登場したのでご紹介させていただきます!
ドイツの老舗メーカーRolleiが手がけるツインレンズカメラ『Rolleiflex』は見た目こそレトロですが機能性はさすが現代製、高品質なイメージ生成が可能です。
通常のインスタントカメラではできないツインレンズならではの機能が魅力で、アナログの質感をこのカメラならではの角度から楽しむことができるでしょう。
1927年から革新を繰り返し、そして再誕。
Rolleiはドイツの有名カメラブランドであり、カメラや光学機器の開発に携わって100年以上の歴史を誇ります。
そんな老舗メーカーが今回リリースする『Rolleiflex』は、中型ツインレンズフレックス(TLR)カメラがベースになっているレトロヴィンテージなデザインが魅力的なカメラです。
最初のTLRのカメラの誕生は1927年、それから繰り返し改良と革新が行われ最後のアップデートがなんと60年も前のこと。
そんなTLRカメラに新しいアイデアと現代の技術を搭載して生まれ変わったのが『Rolleiflex』です。
ツインレンズのエレメントとクラシックデザインの美しさを持っており、今日のユーザーニーズをこのカメラならではの方法で満たしてくれるでしょう。
インスタントに世界をキャプチャする新しい方法
インスタントカメラということはアナログ写真が撮れるわけですが、『Rolleiflex』はFujifilm Instax Miniフィルムに最適化したイメージを生成することが可能です。
何に使われているフィルムかと言えばお馴染み「チェキ」に使用されているフィルムで、国内であれば割とどこでも入手することができるでしょう。
F値は5.6~22と広範囲で、48~∞のフォーカス、そして自動発行制御ビルトインフラッシュなどとてもインスタントカメラとは思えない性能を持ち合わせています。
カメラファンならずとも美しく感じるツインレンズシステムで、かつてないインスタントカメラの世界が楽しめます。
ツインレンズ インスタントカメラだからできること
正確には『Rolleiflex』だからできることですが、なんとビューファインダーで1:1プレビューが可能です!
見たままをそのまま写真にできるなんてある意味かなり贅沢な感じがしませんか?
また被写体に応じてウエストレベル、アイレベル、そしてニーレベルから撮影できるので、顔の撮影がより自然に行なえます。
そして通常のインスタントカメラではまず不可能な被写界深度の影響を考慮して絞りを制御したり、任意でフラッシュをオフにしたりすることができます。
これらの機能に加えて一般的なインスタントカメラの機能は全て搭載しているので、知識がなくても写真を撮るだけでこのカメラの魅力を十分堪能することができるでしょう。
アナログ写真がさらに楽しくなる
『Rolleiflex』はフィルム撮影の良さとクラシックな美しさを兼ね備えたレトロモダンなカメラです。
現代のデジタル写真では作り出せないアナログ写真ならではのタッチを存分に楽しみましょう!
『Rolleiflex』本体価格は¥73,390とやや高めですが、高性能なデジタルカメラでは手に入れられない独特な世界と魅力がこのカメラには存在します。
ビューファインダーから除く世界はいつもと同じのようでどこか違うものに写るはず。
生きているだけでは味わえない魅力あふれる世界の真の瞬間を、このカメラで逃すことなくキャプチャしましょう。
参照元: rakunew