ビデオカメラやスマートフォンを使って動画を撮影するときに、風切り音や環境音がうるさくてちゃんと音が拾えてないってことありますよね。
ほとんどの場合が編集する時になって気づくので今更取り直すわけにもいきませんし、最悪ダイジェストにして音楽をつけて終了なんてことにもなりかねません。
そんな時に外付けのマイクをつけていれば風切り音などの余計な音を録音せずに済みますし、またマイクを向けている方向の音を効率的に拾うことができます。
そこで今回はスマホやビデオカメラでの動画撮影にぴったりなガンマイクを厳選してご紹介していきます。
Contents
ガンマイクの必要性
ガンマイクがあれば撮りたい方角の音を効率的に拾えるので、人の声などをしっかりと録音したい時に最適です。
ちょっとぐらいの距離ならばマイクが向いている方角の音をしっかりキャッチしてくれるので、ただ撮影しただけの動画より音声面でもクオリティの高い動画撮影が可能になります。
スマホ単体では使用できる物が限られてしまうので、マウントを備えたスタビライザーやリグケースを使用すると手ブレも減らせて一石二鳥です。
アクティブなシーンを撮影するならリグケースを、スタンドを使用したり手持ちで移動したりして撮りたいならスタビライザーの使用がおすすめです。

出典:BEASTGRIP CO
ガンマイクの選び方
ガンマイクが必要な状況についてはわかっていただけたと思いますが、それでは実際にどんなガンマイクを選べばいいのでしょうか。
まず一番気にしたほうがいいのがマイク本体の重量で、スマホや小型のビデオカメラで撮影するのに大型の本格的なマイクを装着していては性能は良くても重いだけで取りにくい事この上ありません。
軽量な物のほうが疲労を感じにくいですし、カメラを動かしやすいので重さには十分注意しましょう。
そしてもう一点気をつけたいのがノイズの低減性能です。
どれだけ余計なノイズを低減できるかで動画の質が変わってくるのは言うまでもありませんが、できれば低周波をカットできるフィルターモードがついている製品を選びましょう。
また屋外での撮影の事も考えてウィンドスクリーン(フサフサしたやつ)がセットだとなお良いです。

出典:BEASTGRIP CO
断然イチオシのガンマイクはこれ!
RODE/VideoMic Go

¥8,100
カメラやスタビライザーに装着して屋外で撮影する機会が多い人にオススメのモノラルガンマイクです。
デザイン性、機能性ともに優れており、コンデンサマイクなので感度も良くコストパフォーマンスがなかなか高めです。
同メーカーでスマートフォンに直挿しで使うタイプもありますが、汎用性という面からもこのモデルがおすすめ。
外付けマイクがほしいけれどある程度ちゃんとしたものをと考えるのであれば、迷わずカメラメーカー純正かRODEのマイクにしましょう。
オススメのガンマイク
EIVOTOR/外付けマイク

¥3,580
コンパクトでリーズナブルなガンマイクで、屋外での撮影にお試し感覚でとりあえず使ってみたいと言う人にオススメのモデルです。
RODEは派手だしちょっと高いと感じている人にもオススメのマイクで、ショックマウントがない分細かい音まで拾いますが日常使用では十分な性能を持っています。
見た目が立派なので初めて外付けのマイクを購入するのであれば自己満足度もなかなか高めといえます。
オーディオテクニカ/ステレオマイクロホン AT9946CM

¥9,909
本体重量が約50gという軽量モデルで、コンパクトかつ高性能なガンマイクを探している人におすすめです。
新開発のショックマウントを搭載しており余計な音をほぼ拾いませんし、何よりこの価格でステレオ録音に対応しています。
臨場感のある動画が撮影したい人にもピッタリで、プラグインパワー対応で電池や充電が必要ありません。
ただしその分接続先のスマートフォンやビデオカメラのバッテリーには負荷をかけますのでこのあたりの良し悪しは好みが分かれるところでしょうか。
スマートフォンであればモバイルバッテリーでいくらでもチャージできるのであまり気にする必要はないでしょう。
Commlite/外部マイク CVM-VM10

¥5,499
ショックマウント、モフ、ウインドスクリーンまでセットになったコスパ高めのお得なガンマイクです。
筆者はもう少しリーズナブルなモデルのCVM-V30を愛用していますが、朝野球の撮影から子供の運動会に至るまでなんの不満もありません。
強いて言えばサイズがやや大きいのでこのモデルに買い替えを検討しているくらいでしょうか。
専用ケースがついてくるので一式持ち運ぶのにはかなり便利です。
Leaning Tech/BOYA BY-MM1

¥4,299
一度外付けマイクを試してみたいけれど野暮ったいのはちょっと・・・という人にオススメのマイクです。
コンパクトなサイズ感で扱いやすく、ウインドスクリーンが付属するので屋外の撮影でもキレイに録音することができるでしょう。
ショックマウントがついていますが過度な期待は禁物で、撮影場所によってはそれなりに細かい音を拾ったりもするようですので注意が必要です。
とは言っても価格からすれば十分な性能を持っていますので、もし迷っているのであれば購入してみてはいかがでしょうか。
TAKSTAR/ビデオカメラ用マイク SGC-598

¥5,500
サイズがやや大きめですが、初心者から上級者まで使用できるコンデンサマイクです。
見た目ほど指向性が鋭くないのが難点ですが、無指向性というわけでもなく使用環境によっては良い個性となってくれるかもしれません。
乾電池使用で最大100時間の使用が可能ですが、プラグインパワーでは録音できないので電池切れだけには注意が必要です。
動画編集も楽なのでスマホ撮影がオススメ
日頃ビデオカメラで撮影してもSDカードに保存するだけで終わってしまうという人は多いのではないでしょうか。
スマホのカメラ性能もどんどん上がってきていますので、編集などのしやすさからもスタビライザーを装着して撮影してみれば意外とクオリティの高い動画撮影ができるかもしれません。
スタビライザーにマイクやLEDを装着すると一気に専門機材らしい雰囲気がでますので、これもまたいい具合に所有欲を満たしてくれるのではないでしょうか。
使用環境に合わせた撮影機材でこれまで以上にクオリティーの高い動画を撮影できるようになりましょう。
※価格は全て2018年7月16日現在のものです。