私達の思い出を保存するのに欠かせないカメラですが、現代ではさまざまな進化を遂げています。
以前にHacktsuでは3D撮影が簡単にできるカメラ「SID」をご紹介しましたが、今回はなんと3Dスキャニングに対応した360°撮影できるカメラをご紹介します。
『Wunder360 S1』は前後にカメラレンズがついたコンパクトなデザインで、見た目はまるでただのアクションカメラのようです。
このカメラでできることはスタンダードな撮影に加え360°の3Dモデルを作成、そして搭載されたAIがハイクオリティなビデオ/写真撮影を可能にしてくれます。
使い方はアクションカメラと同じような感じなので、映像を使ってもっと面白いことがしたいと思ったら試してみるといいかもしれません。
3Dスキャニング機能搭載360°AIカメラ
『Wunder360 S1』はAIを搭載した360°撮影可能なカメラで、撮影した映像や写真から3Dモデルの作成が可能という革新的な機能を備えています。
作成したデータはMinecraftなどのゲームプラットフォームで使用できるので現実の世界観を簡単に導入することができます。
さらにユーザーが3Dコンテンツの作成からシェアまで楽しめるプラットフォームを提供、オールインワンタイプの強力なクラウドサービスは機能までの不可能を可能にしてくれるかもしれません。
また搭載されているAIはユーザーの撮影スタイルを強力にサポート、いつもと同じように撮影するだけでワンランク上の映像や写真撮影が可能になります。
さらに内蔵されているEISによりジンバル不要でスタビライズされた映像の撮影が可能、揺れの大小に関係なく手ブレとおさらばすることができます。
3Dモデルが誰でも簡単に作れる
『Wunder360 S1』の機能とクラウドサービスで撮影したものをそのまま3Dモデルとして作成できます。
作成方法はスキャンしたい建物や物の周りを写真や動画で撮影、データをプラットフォームにエクスポートするだけととにかく簡単。
プラットフォームは必要な機能がほぼ搭載されているオールインワンタイプですので、従来のように複雑な手順を必要としません。
作成された高密度な3DモデルはユニバーサルなフォーマットでコミュニティやWebプレイヤー、メインストリームのソフトウェアを介してシェアが可能。
さらにはVRコンテンツのツアーガイドとしても使用することが可能です。
水中撮影を可能にするカスタマイズ防水ケース
せっかくここまでの機能有しているのであれば水中でも使用したいということでIP68のカスタマイズ防水ケースが付属します。
使用できるのは水深30mまでですが、最高品質の画像や映像が撮れるように細心の注意を払って設計・製造されています。
プロ用ケースにも劣らないほどの仕上がりでハイクオリティな水中映像を撮影することができるでしょう。
こんなカメラ今までなかった!
CEVA-XM4イメージングとビジョンDSPによる革新的なオンボードステッチング技術で、3K解像度の30fpsビデオ/ 1080P 60fpsビデオと4k解像度の写真撮影が可能。
またPhantom Clipperを使用すれば簡単に多重映像の作成が可能、スポーツシーンで自分のフォームを見直したい時などに有効です。
これだけの機能を有した『Wunder360 S1』ですので価格もそれなりにするのかと思いきやなんと¥25,790で購入することができます。
ハッキリ言って拍子抜けというかそんなにリーズナブルでいいのか?って感じですが、スタンダードな映像撮影よりは用途が少し特殊ですのでユーザー層が限られるかもしれません。
とは言ってもこれほどのハイクオリティでユニークなカメラはそうあるものでもないので、カメラ好きや映像を仕事とするYoutuberの人は一台くらい持っておいた方がいいのではないでしょうか。
参照元: rakunew