今や動画撮影の必需品となりつつあるアクションカメラ。
理想はGoProですが、はっきり言って「サブカメラに5万円は出せない!」という方が多いのではないでしょうか。
ということで今回は、Amazonレビューをもとに1万円以下でもきちんと撮れるハイコスパなアクションカメラをご紹介していきます。
臨場感あふれる映像を撮りたい方、これからYoutubeを始めようと思っている方は必見です!
Contents
激安アクションカメラの選び方
カメラである以上は価格=性能という式が成り立ちますが、安いからといって必ずしも使えないとは限りません。
技術が進歩したおかげで低価格ながら実用に耐える製品が年々増えていますので、「いきなり高いのを買うのは怖い!」という方はお試し感覚で購入するのもいいでしょう。
ちなみに激安アクションカメラを選ぶ際は、画質以外の部分で選ぶことをおすすめします。
画角で選ぶ
人間の視野角は一般的に180〜200°と言われており、これに近ければ近いほどリアルに近いダイナミックな映像を撮ることができます。
アクションカメラに標準装備といってもいい広角レンズは、被写体の遠近感を強調できるだけでなく、被写界深度が高いため全体にピントが合った映像が獲れるのも魅力。
一眼レフで撮ったようなボケ感のある映像は苦手ですが、あたかも自分で見ているような景色や光景を映像として切り取ることができます。
フレームレートで選ぶ
フレームレートというのは単位時間あたりに処理するフレーム数(静止画のコマ数)で、1秒当たりをfpsという値を使って表しています。
例えば30fpsなら1秒間に30枚の静止画を記録可能、60fpsなら1秒間に60枚の静止画を記録できるということですね。
フレームレートの値が大きいほど滑らかな動画となりますが、一般的には30fpsで十分と言われています。
手振れ補正機能の有無
アウトドア用カメラとして定点撮影しかしないのであれば不要ですが、マウントを使って一人称視点の動画がとりたいのであれば必須の機能となります。
ブレが激しい映像は見にくいだけでなく、人によっては映像酔いしてしまうため見れたものではありません。
手ぶれ補正機能には映像をずらして補正する電子式と、光を調節して補正する光学式の2種類があります。
一般的には光学式の方が補正能力に優れており、カメラ本体価格にも大きく影響する機能といえるでしょう。
防水機能の有無
アクションカメラは屋外での使用を想定しているため、本体が防水仕様だったり防水ケースが付属していたりします。
一般的には雨程度であればそのまま、水中に入れるときは防水ケースを着用することが多いようです。
最近ではカメラ本体が完全防水のものもあり、ケースがいらなくなった一方で音質があまりよくないといったデメリットも発生しています。
防水機能はついているに越したことがありませんが、雨に打たれても問題ないIPX4以上であれば十分実用に耐えそうです。
外部マイクに対応したものを選ぼう!
あらゆるシーンで活躍してくれるアクションカメラですが、最大のデメリットとして全体的に音質に期待できません。
マイクの近くで音を出せばしっかり拾ってくれますが、たいていの場合は3mも離れれば聞き取りにくいレベルです。
そのため、動画配信などで音声が必須の場合は、マイクを外付けできた方が使い勝手はいいでしょう。
完全防水仕様で接続端子がついていないなどの場合は、ICレコーダー+ピンマイクで別撮りするなどのひと手間が必要になります。
おすすめの激安アクションカメラ16選
ここからはいよいよHacktsu編集部がおすすめする激安アクションカメラをご紹介していきます。
最初の一台はこれで決まり!5,000円以下で購入できるアクションカメラ7選
APEMAN/A68

APEMAN/A68 ¥2,480
脅威の3,000円アンダーで購入できるアクションカメラで、Amazonのレビューは2,900件を超えます。
こんなにリーズナブルでも画素数は1,400万となっており、1080P(フルHD)対応で高画質動画を撮影可能。
主流のCMOSセンサーではなくCCDセンサー搭載のため、消費電力が大きく性能的にも劣りますが画質はいいのが特徴です。
セカンドアクションカメラとしても人気があり、GoProで使用を躊躇するようなシーンでもガンガン使っていけるのが嬉しいですね。
Victure/AC420

Victure/AC420 ¥3,780
同じく3,000円以下で購入できるアクションカメラですが、こちらはWi-Fi機能搭載と一段上の使い勝手を実現。
さらに驚きなのがこの価格でバッテリーが2個付属する点。
本家GoProならバッテリーだけで3,000円超えですから、同価格に本体+防水ケースまで含まれるというからとんでもありません。
とはいえHDMI・手振れ補正といった便利な機能はついていないので、あくまで撮る見るができればいいという向けといえるでしょう。
Crosstour/CT7000

Crosstour/CT7000 ¥3,980
1080P対応、Wi-Fi機能搭載、そして30m防水ケース付属と最低限の機能は一通り装備しています。
とはいえこの辺りの価格帯のアクションカメラはAmazonの製品説明があまりあてにならないので、Q&Aやレビューを見て詳細を判断しましょう。
確かなことは前述の部分と170°広角レンズを採用、そしてバッテリーが2個付属しているということです。
今なら1,000円クーポンが使えるので、前2つと同じように3,000円アンダーで入手できますよ。
LeadEdge/A20

LeadEdge/A20 ¥3,998
4K/30fpsで撮るか、1080P/60fpsで撮るかは悩むところですが、Youtubeにアップする程度なら1080P/60fpsが編集しやすくていいみたいです。
ということで本製品も4k対応ではありますが、滑らかさ重視でフルHD画質での撮影がおすすめ。
外部マイク対応、EIS手振れ防止機能搭載、そしてもちろんWi-Fi対応と欲しい機能全部入りなのも魅力。
スローモーションやタイムラプス撮影にも対応していますし、マウント各種を始めとした付属品が大量についてくるのも嬉しいですね。
APEMAN/A77

APEMAN/A77 ¥4,980
ハイコスパなアクションカメラを続々とリリースするAPEMANから、全シリーズで最もコスパが高いと言われている『A77』をご紹介します。
4K/30fps対応、2,000万画素とスペックだけ見れば本当に5,000円以下なのかと目を疑いたくなるほど。
付属品には防水ケースの他にリモコンを追加。バッテリーはもちろん2本付属します。
タイムラプス撮影にも対応していますので、同価格帯で最初の1台をお悩みなら本製品にしておけば間違いないでしょう。
Victure/AC700

Victure/AC700 ¥4,980
実売価格が4,000円を超えると4K/30fps対応モデルが続々と登場しますが、本製品も例に漏れません。
外部マイクにも対応していますし、標準でリモコンが付属するのでエントリーモデルとては文句なしです。
iOS/Android両対応の『LIVE DV』というアプリをインストールすれば、Wi-Fi接続によりリアルタイムで映像チェックができるのも魅力。
ジャイロスコープ搭載で、激しいアクション中でも手振れをしっかり補正してくれますよ。
Dragon Touch/Vision 4 Lite

Dragon Touch/Vision 4 Lite ¥4,998
4K/30fps、2,000万画素、170°広角レンズ採用、そしてSONY製高感度センサー搭載と、これだけの性能が5,000円で手に入ってさらにお釣りが来ます。
しかも今なら1,500円クーポンが使えるので、実質3,000円台で購入できて圧倒的なお得感。
車載モード搭載でエンジンONで同時にで電源もONに。しかし、録画は始まらないので手動でスタートボタンを押す必要があるのが惜しいところ。
Amazonレビューでは「日付設定が消える」といった残念ポイントはあれど、「これで5,000円なら絶対買い!」など高評価が多く見受けられます。
使い倒すなら予算アップ!5,000~10,000円で購入できるアクションカメラ9選
Victure/AC700NEW

Victure/AC700NEW ¥5,980
エントリーには申し分ない性能を備えたこちらのアクションカメラ。4K/30fpsで滑らかかつクリアな映像を撮影できます。
20,000万画素で静止画もバッチリですし、170°広角レンズによりあらゆるアクティビティ体験を完全に共有できるでしょう。
Wi-Fi機能やEIS手振れ補正、40m防水ケース、リモコンと欲しい機能は一通りそろっていながら、1,800円クーポンを使えば5,000円以下で購入できるなどとにかくコスパの高い1台。
もちろん外部マイクにも対応しているので、映像だけでなく音質にこだわりたい方にもおすすめです。
VanTop/MOMENT 4U

VanTop/MOMENT 4U ¥5,999
アクションカメラは実売価格が5,000円を超えてくると、機能的にはほぼ横ばいであとは映り方や色味、画角の広さといった好みの部分がウェイトを占めるようになります。
格安モデルはハイエンドモデルと比べてやや緑がかった映りになりますが、本製品は一味違った浅めの色合いが特徴です。
また、一通りの機能はついているものの、価格が価格だけに「手振れ補正がちょっと甘い」などいくつか気になる部分はあるようですね。
とはいえ複数の撮影モードを搭載していたり、豊富なアクセサリが標準で付属するので、コスパで選ぶなら文句なしの1セットと言えそうです。
Crosstour/CT8500

Crosstour/CT8500 ¥6,180
外観はややチープ感がありますが、SONY製CMOSセンサーを搭載した信頼感のあるモデルです。
すでに紹介している『CT7000』の上位モデルで、EIS手振れ補正が搭載され、さらに画素数が14,000から20,000にグレードアップ。
また、外部マイクに対応したりリモコンがついたりと、より使いやすくなっているようです。
「バッテリーのフタをなくしそう」「ファイル形式がMOVだった」など惜しい点はいくつかありますが、「圧倒的なコスパ」とおおむね高評価を獲得しています。
MUSON/PRO3

MUSON/PRO3 ¥7,099
付属アクセサリが豊富すぎて、「カメラ本体は一体いくらなんだろう?」と疑問に感じてしまう本製品。
バッテリー×2やマウント各種が付属するだけでなく、キャリングポーチに外部マイクまで付いてくるとはちょっと驚きを隠せません。
この価格帯ですので性能は言わずもがな、動画は4K/30fps対応で画像は20,000画素で細部までくっきりはっきり移せます。
強力なEIS手振れ補正でアクティビティ中も安心。1万円以下なら間違いなくトップクラスのコスパを誇るでしょう。
APEMAN/A87

APEMAN/A87 ¥7,980
再登場ですが格安アクションカメラの代名詞ともいえるブランド『APEMAN』からは、ほぼ1万円のこちらをピックアップ。
低価格に性能を求める欲しがりユーザーから圧倒的な支持を集めているモデルで、なんと4K/60FPSに対応しただけでなく8倍ズームまで搭載しています。
ここまで来ると性能面だけではハイエンドモデルとそん色なく、画角や映りで多少の違いが出るかなといったっところではないでしょうか。
といってもホワイトバランスやISO感度は好みで調整できますし、設定次第ではソフト編集不要のハイクオリティな動画撮影を可能にしてくれますよ。
UeeVii/C100

UeeVii/C100 ¥8,999
アクションカメラの中では比較的珍しい縦型モデルで、操作性と携帯性が抜群です。
ただし、動画は1080P30fpsと他製品に比べてやや劣ります。といってもYoutube用の撮影で使うなら十分でしょう。
Wi-Fiは搭載していますし、タイムラプスやループ撮影も可能となっていますので、場合によってはこちらの方が使いやすいく感じるかもしれません。
手振れ補正もついてないので特別コスパがいいという製品ではありませんが、本体の小ささに魅力を感じることができればおすすめのモデルです。
AKASO/V50X

AKASO/V50X ¥9,980
低価格ながら高性能なアクションカメラをリリースしているのがこの『AKASO』です。
『V50X』はシリーズの中ではミドルクラスの位置づけとなっており、4K/30fps対応、解像度20,000画素、170°広角、Wi-Fi対応と1万円らしい性能を搭載。
他製品と比べて特別優れているというわけではないものの、ズームができたり同ブランドの上位機種にはない外部マイク対応だったりとかゆい所に手が届きます。
ハイエンドモデルと比較すると暗所の撮影が極端に苦手ですが、手振れ補正が優秀なのでワンランク上のアクティビティ動画を撮りたいならぜひお試しください。
Crosstour/CT9500

Crosstour/CT9500 ¥9,980
『CT7000』に続き『CT8500』とご紹介してきて、最後は上位モデルの位置づけとなる『CT9500』です。
もう一つ上に『CT9900』というモデルがありますが、その差は50fpsか60fpsかぐらいのものなので性能的にはシリーズ最上位クラスといっても過言ではありません。
外部マイク、リモコン非対応ということで価格をかなり抑えることに成功しており、それでいて6軸センサーによる強力な手振れ補正を搭載するなど撮りやすさは文句なしの仕上がりです。
ちなみに収録できる音声はかなり小さめなので、配信用として撮影するなら音源は別撮りすることをおすすめします。
DragonTouch/vista5

DragonTouch/vista5 ¥9,980
この価格帯でついにタッチスクリーンを搭載。4K/30fpsと突出していいわけではないものの、性能が価格を完全に上回ったモデルです。
見た目はさすがにチープさを隠せませんが、物理ボタンで操作しなくていいというだけでも操作性は大幅に向上します。
パワフルな手振れ補正機能と多彩な撮影モード、そして豊富な付属アクセサリと、これだけそろって1万年以下はハイコスパ以外の何ものでもありません。
最初の1台にも最適ですし、ある程度使いこなせるようになればハイエンドモデルとそん色ない動画撮影ができるでしょう。
マウントを駆使して一人称視点を楽しもう!
チェストやリスト、ネック、ハンドル、ヘルメットとアクションカメラを固定するマウントはより取り見取りです。
どんな動画を撮りたいのか、どんな視点で共有したいのかを考えてマウント選びをすれば、同じ動画でもクオリティは大きく変わるので迷ったときはあれこれ試してみるのがいいかもしれません。
使いやすいマウントが見つかれば、あとは撮影の手間を惜しまないこと、それから編集技術を学ぶことでハイクオリティな動画を作る子とができるはずです。
出来上がった動画は個人的に楽しむもよし、動画配信サービスにアップして不特定多数とシェアするのもいいでしょう。
アクションカメラの映像は臨場感が大切。決定的瞬間を一人称で切り取りましょう。
※掲載価格は2020年3月20日時点のものです。