カメラ付きドローンの登場により誰でもプロクオリティの空撮ができるようになりましたね。
日本では法律による規制が厳しいですが、私有地や許可を得た広い場所ではある程度の高さまでなら飛ばすことが可能です。
基本的には人と建物から十分な距離があること、そしてドローンを操縦者が目視できる範囲内であることというのが条件なので地上から30m以上150m以下であれば割と自由に飛ばせるのではないでしょうか。
ドローンで撮影する映像というのはカメラの性能にもよりますが比較的安定しており、クレーンでも使っているかのような滑らかな動きが特徴です。
圧倒的なクオリティの映像撮影を可能にするドローンに、ついに空中だけでなく水中まで撮影できる水陸両用モデルが登場しました。
『SPRY(スプライ)』というドローンは本体だけでなくコントローラーまで防水設計となっており、しかもモニター付きなのでたとえ海のど真ん中でも水没を一切気にすることなく撮影することが可能です。
飛行・潜水ができる水陸両用ドローン
『SPRY』は水中でも使用できる防水機能を搭載したドローンで、空中を飛ぶだけでなくまるでボートのように浮いたり魚のように水中を移動することが可能です。
水中での使用を想定しているので全体的に耐久性の高い作りとなっており、着水するときなどにプロペラが破損してしまう心配はありません。
潜水モードに特別な準備は一切必要とせず、水面に浮いた状態からスピーディーに潜水、潜水をやめれば急浮上してそのまま空中に飛び出すことだってできます。
まるで海鳥のような動きがついにドローンで実現可能に、この一台があれば空中から水中へのダイブというかつてない映像を撮影することができるでしょう。
搭載されているカメラは4K対応
ドローンの先端にはSONY製1/2.3型COMSセンサーを搭載した4K対応カメラが備えられており、レンズを覆うカメラドームは日光からのダメージをカット、さらにアンチグレア仕様なので反射の映り込みを防いでくれます。
またカメラはリモコンで上下にコントロールが可能で、内蔵メモリは64GB、Wi-Fi接続対応なので画像の取り込みも楽々です。振動対策には垂直軸メカニカルジンバルと電子画像スタビライゼーション機能を実装、これにより水上で撮影したとは思えないほど滑らかでスムーズな映像撮影が可能となります。
ハイスピード飛行が可能
『SPRY』のスゴいところはカメラ搭載のドローンでは珍しいハイスピード撮影が可能なことです。
標準装備の二枚羽根プロペラで最大69km/h、三枚羽根プロペラをつけることでさらに早く飛ばすことができます。
「スピード感あふれる」ではなく実際にジェットスキーと同等のスピードを出した映像が撮れるので、撮影した映像は他のドローンと比べ物にならないほどエキサイティングな仕上がりとなるはずです。
当然モーターボートと並行して撮影することだってできますし、ウォータースポーツを記録に残したいなら『SPRY』を選択するのが正解と言えるでしょう。
完全マニュアル飛行も楽しめる
アプリを通して内蔵GPSと自動レベリング機能をオフにすると、『SPRY』のフルパフォーマンス飛行が楽しめます。
一切の制限がなくなった『SPRY』はまるでレーシングドローン、最高にエキサイティングンなフライトをお楽しみください。
本体価格は¥114,090と金額だけ見ればなかなか高価ですが、空中だけでなく潜水まで出来てさらに撮影もできる、そしてハイスピード飛行までできる性能を考えるとむしろリーズナブルな気さえしてきます。
もしもあなたがもっと様々な映像を撮りたいと考えるなら、愛用のカメラと『SPRY』を持って出かけてみてはいかがでしょうか。
参照元:Rakunew