自動車用のヘッドアップディスプレイ(以下HUD)が今注目を集めているのをご存知でしょうか?
ここ1~2年の間にHUD搭載車が増加してきており、2025年には現在の市場の6倍にまで拡大する見通しです。
以前HacktsuでもHUDナビ「Navdy」をご紹介しましたが、視線を落とさずさまざまな情報を確認することができるので安全面では格段に向上するのは間違いありません。
そんなHUDですが導入したくても後付モデルは比較的高価なものが多いというのが現状でしたが、その常識を『NEOTOKYO』が変えます。
ナビ機能こそないものの様々な情報を投射できるHUDとして、圧倒的な低価格でプロジェクトをスタートさせました。
低価格だからといってスマホを置く簡易的なものではなく、自動車専用設計のHUDですので視認性と機能性は間違いなく同価格帯トップクラスであると言えそうです。
圧倒的な見やすさの投射専用スクリーン
『NEOTOKYO』は後付けタイプのHUDで、視線を落とさずに前方視界を確保したまま速度や時間を確認することができます。
投射専用設計のスクリーンは窓ガラス投影型と比べて圧倒的に見やすく、日中の晴天時や真っ暗な深夜でも明るさを自動調節機能が付いているので常に見やすい状態をキープしてくれるでしょう。
表示できる情報は速度計・回転計・水温計・バッテリー電圧・時計などで、それら全ての情報をいつもの視界から取り込むことが可能になります。
これまでついつい怠りがちだった速度確認ですが、この『NEOTOKYO』があれば「うっかり見てなかった」なんて警察に話すことも無くなるかもしれません。
スクリーン透過率は96%を達成
HUDを使用する一番の魅力は、視線を落とさずかつ視界を損なうことなく情報が確認できることにあります。
しかしスクリーンの透過率が低ければ向こう側が見えにくく、これでは一般的なモニターと何も変わらない結果となってしまいます。
『NEOTOKYO』のスクリーンは透過率96%ですので、運転しているとまるでなにも無い空間に数字だけが浮いているように見えるかもしれません。
それだけの透過率を維持しながらも表示される数字はとても見やすく、専用設計の良さはこうした所に現れています。
ダッシュボードの熱さにも耐えられる使用になっており、スマホを置く簡易タイプのような無駄な放熱もないので安心して使用できるでしょう。
工具不要で設置が簡単
後付けで計器類を付けるとなると面倒なのがその配線作業ですが、これまでプロに依頼していた作業も『NEOTOKYO』なら工具すら使わずにたったの1分で設置ができてしまいます。
必要な情報は車内のOBD2コネクタから取得するので、従来のように面倒な配線に悩まされることなくコネクタひとつでスッキリ済ませることができるようになりました。
ただし対応車種が2010年(平成22年)9月以降に発売された車種に限り、それ以前に発売された車には取り付けできませんので注意が必要です。
車検証の初年度登録だけを信じてしまうとまれに製造年と違うことがありますので、メーカーに電話するなどして車台番号から発売された年度を調べることをおすすめします。
一瞬のよそ見で起こる事故を無くそう
先日も花粉症の男性がくしゃみをしている内に子供を轢いてしまうという痛ましい事故がありましたが、走行中の車は一瞬よそ見しただけでも数mから数十m進んでしまう乗り物です。
それでもドライバーの人たちは日常茶飯事でナビに目をやり、スマホをいじり、事故が起きてから反省するといったことを繰り返しています。
HUD技術が普及すれば、せめてナビに視線を落とすドライバーが減り脇見運転もかなり減少するのではないでしょうか。
『NEOTOKYO』の本体価格は¥12,800となっており、後付けのHUDとしては圧倒的にリーズナブルです。
それでいてしっかりとした機能性とつくりですので、今後こうしたHUDが増えてくればきっと普及も早まるのではないでしょうか。
ドライバーの皆さんには積極的にHUDを導入するなど常に運転における安全性をアップグレードしていってもらいたいものです。
参照元: Makuake