皆さん、ゲームしてますか?最近はスマホのアプリでも面白いゲームがたくさんあるので、一昔前ではゲームをする割合が少なかった女性も、空き時間でできる面白いアプリゲームにハマる人が増えましたね。
ゲーム業界は目覚しい進化を遂げており、グラフィックの美麗さやその世界観は度々メディアにも取り上げられています。
2006年11月にガンダムの「戦場の絆」というゲームが全国の店頭にリリースされしましたが、このゲームは大型筐体に乗り込み、本当に大型戦闘ロボットを操縦しているような体験が出来るということで爆発的なヒットとなりましした。
こういったFPS(※1)や、昔からあるレーシングゲームというのは集中力と反射神経を必要とするわけですが、もしもこれらの能力を外部からの干渉で引き上げることができるとしたら、なんだか凄いことができそうな気がしませんか?
※1…ファースト・パーソン・シューティングゲームの略。本人(一人称)視点シューティングゲームのこと。<出典:Wikipedia>
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まるでSFの世界!脳に電気信号を流してブーストする『foc.US』で集中力アップ?!
「tDCS (経頭蓋直流刺激)」という技術
『foc.US』は、脳卒中や精神疾患に有効とされている電気治療法「tDCS (経頭蓋直流刺激)」(※2)を利用し、脳の活動を刺激し柔軟性を引き上げを図るゲーマー用ヘッドセットです。
「tDCS」は、脳に微弱な電流を5~30分流すことにより脳の活動を修飾できるとされており、うつ症状の改善、運動機能障害のリハビリテーション、記憶力の向上などへの効果が知られています。
実際に『foc.US』を使用した際の効果は未知数でありながら、「購入から30日間は返品可能」や「13か月保証」といった明記があるのでメーカー側は性能に中々の自信を持っているようです。
『foc.US』は医療機器でないためFDAの認可は受けていないものの、CEマーク基準はクリアしています。
※2…tDCSは頭に1―2mA程度の弱い直流電流を5―30分程度、通すことにより脳神経単位の活動を修飾することが可能といわれ、従来のTMSと相互補完的に使用され、脳卒中回復、うつ病、そして、片頭痛のような多様な状態の治療の研究として応用が広まっています。<出典:Miyuki Giken>
スナイパーの技術習得が向上
前述の治療効果以外に被験者の学習能力が2倍に増加することや、アメリカ国防高等研究計画局の研究ではスナイパーの技術習得が向上したと発表されています。
FPSゲーム上で実際にスナイパー役の技術習得が向上したという結果ではないのですが、同技術を利用した『foc.US』なら何らかの効果があるような気もします。
実際に購入し利用した人のレビューは以下のようになっております。
・プラシーボとかじゃなくて、使うことで意識をフォーカスさせられて強制的に集中する感じ
・使用中は頭がチクチクして、若干だけど脳が締め付けられる感じ
・前頭前野を活性化するのは本当かもしれない
全員に共通するのは、電源をオンにした瞬間に視界に”白い閃光が走る”という事でした。
SFチックなアイテムなだけに、この現象はかなり期待を高めてくれますが、使用中のピリピリ感は人によっては苦手とする人もいるようですので注意が必要ですね。
日本で手に入れるには
日本への配送は行っていないので、購入時は転送サービスを利用する必要がありそうです。
本体価格は249ドルですが、送料と転送サービス使用料を合わせると大体300ドル(約3,3万円)ほど用意していたほうがよさそうです。
先日までAmazonで販売していたのですが、現在は売り切れのため価格や次回入荷予定などは未定です。
使用上の注意を守りましょう
いかがでしたでしょうか?
近未来的な見た目や、電源ONで一瞬閃光が走ったりとSF感あふれる『foc.US』で、いつものゲームでちょっと違った体験ができそうですね。
スコア自体に急激な変化は見られないようですが、集中力の増加などは体験できるようですので、ここ一番という時に脳にブーストをかけてみるのもいいのではないでしょうか。
気分だけでも「オレつえぇぇぇ!」ができるかもしれません。
ただし集中しすぎてゲームをやりすぎないように、プレイ時間にも注意して適度な範囲で楽しみましょう。
参照元: foc.US公式サイト