バイクが好きな人でツーリングが嫌いだという人はいません。
しかしツーリングの最中は、エンジンや路面から発するノイズにストレスを感じていたり、事故防止のために集中力を維持し続けることで強い緊張を感じていたりします。
ストレスや緊張はドライバーにとって当たり前のものなので、「バイクの運転はこんなものだ」と割り切っている方は多いと思いますが、そのストレスや緊張を緩和することができる次世代型ヘルメットは存在しました。
それがこのスマートヘルメット『CrossHelmet』。
360度の視界を確保して安全性を高めストレスフリーな運転が可能になります。
走行中に追い越しや車線変更をする際、スピードが出ている時の目視確認はほんの一瞬であっても危険を伴う作業であることは間違いありません。
そのため、これまで後方確認は危険回避のための危険行動であるという矛盾がありました。
しかし『CrossHelmet』では、危険を伴う後方確認をヘルメット内部にあるモニターで確認することができます。
そのため、首を横にして確認するような負担がなくなり安全に後方確認をすることができるようになったのです。
CrossHelmet Use Cases from CrossHelmet on Vimeo.
ただし、後ろに彼女を乗せてのツーリングではこのヘルメットはおすすめしません。
可愛い彼女の顔に見とれてしまっては事故を起こす可能性が高まってしまうからです。
目的地へ到着後に見つめ合う時間を取りましょう。
それまでは我慢です。
サウンドコントロールで音によるストレスを軽減する
高速運転中、ライダーには路面から伝わる振動音やエンジンから発生するノイズが常に耳に入ってきます。
ツーリング中はその音が耳から離れないため、次第に運転中のストレスは強くなっていきます。
『CrossHelmet』には耳に入ってくる音をコントロールするサウンドコントロールというシステムが搭載されています。
そのおかげで、不快に感じる音や音域を低減し安全な状態で運転することが可能になりました。
他にも、風を切る音を削減したり、人の声の音域を増幅させてヘルメットを着用したままでも会話しやすくさせたりといった機能もあります。
音域の調整はアプリを使って設定できます。
自分のバイクエンジンの特性に合わせて音域を増減できるので、オリジナルの設定を探すこともツーリングの楽しみの一つとなるかもしれませんね。
アプリと連動してマップ等を表示・操作する
アプリと連動してマップを表示することが可能ですが、それ以上に高機能な要素が『CrossHelmet』には盛り沢山です。
例えばGoogleアシスタントやiOS搭載のSiriを利用したり、音楽再生したりとわざわざスマホを操作しなくても設定から手軽に必要な機能を使うことができます。
実は、『CrossHelmet』の側面にはタッチパッドが搭載されており、タップやスワイプといった操作でスマートフォンや『CrossHelmet』の機能をコントロールできるのです。
また、夜は『CrossHelmet』側面のLEDライトが点灯するので安全性が一層向上します。
ところで、モニターやスマホ連動機能、LEDライトなど様々な機能がありますが、電源はどうやって取るのでしょうか。『CrossHelmet』には薄型のバッテリーが搭載されており、1度の充電で6~8時間も利用できます。
もちろん、内臓バッテリーは安全性に長けているので、発煙や爆発、火災といったリスクはないと公式サイトでも公言しています。
以上、これからのあなたのツーリングが安全で充実したものになる可能性があるスマートヘルメット『CrossHelmet』についての紹介でした。
参照元: CrossHelmet公式ページ