ライフスタイルの今後がどうなっていくか、こちらを考える上で外せないのがIoTです。
日本語だと「モノのインターネット」と訳されますが、様々なものがインターネット上で繋がっていて、インターネットを通して操作や指示ができる状態のことです。
家庭の場合だとパソコン、スマートフォン、タブレットなどはインターネットに繋いで利用するものですが、現在でもすでにテレビや冷蔵庫、エアコンなどインターネットと接続できる家電は多くあります。
タッチスクリーン搭載の冷蔵庫、外出先からスマートフォンでエアコンを操作できる機能などはすでに実用化されており、家電はインターネットと接続して使うものという時代が来るはずです。
このようなインターネットを通して様々なものを利用する形態をIoTと呼び、ライフスタイルの分野では間違いなく最注目のポイントです。
SF映画、近未来を描いた映画などでは、壁や透明なスクリーンをタッチすると映像が流れる、家電を操作できるといったシーンがありますが、これも将来的には一般家庭に普及するはずです。
すでに、透明で薄いガラスにテレビ、パソコンなどの情報を映し出す技術は確立されているので、今後にも期待が持てます。
映画の中では実際に壁やスクリーンに自分からタッチしにいくのが普通でしたが、現代社会ではスマートフォン、タブレットなどがあるので、手元の端末で操作できるはずです。
ベッドで寝転がりながら冷蔵庫の中身を確認する、冷蔵庫が提案するレシピを確認する、レシピに足りないものを注文する、このような便利なライフスタイルが実現させる可能性は十分にあります。
もちろん、このようなライフスタイルが必ずしも受け入れられるとは限りませんが、夢がある生活なのは間違いありません。
高齢化社会が進み、出歩くのが難しいという人は今後も増えてくると思われますが、IoTはこのような場面でも役立ちます。
すぐにライフスタイルが大きく変わるわけではありませんが、IoTの進化には今後も注目したいところです。