通信制限を気にすることなく快適にネットやゲームが楽しみたいなら必須の無線LANルーターですが、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
居住環境や使用する機器によってベストなルーターというのものが存在するわけですが、ほとんどの人は快適につながってくれればそれでいいと考えているのではないでしょうか。
そこで今回は個人で使用するならとりえあえずこれを買っておけば問題ないというルーターをピックアップしてご紹介していきます。
一戸建てで家族全員で利用すると慣れば話はまた変わってきますが、今回は個人利用ということで2LDKまでの広さとスマホやPCなど合計4台程度の接続環境を想定しました。
この条件より狭かったり少なかったりする分には全く問題ありませんが、広かったり接続機器が増えるようであればどれか一つを有線にしたりもうワンランク上のものを検討するなどの対策をするといいでしょう。
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必要最低限「快適に」使えるルーター選び
こうして字にしてみると矛盾した表現の仕方だなとつくづく感じますが、最低条件が「快適」であって機能が必要最低限というわけではありませんのでご注意ください。
一般的に快適使用の金額的な基準としては5000円が一つの区切りとなりますが、今回は個人利用に絞ってますのでこの金額を下回るモデルがいくつかラインナップされています。
スペックとしては問題ないレベルですので、ルーター選びで迷ったらぜひ参考にしてみてください。
ELECOM/WRC-1167GHBK-S

¥4,200
驚きの価格設定で11ac規格やビームフォーミングに対応した高コスパルーターです。
特徴的な2本のアンテナは5GHz用で、干渉に弱いというデメリットを補強することでそれなりに安定した接続を実現。
有線LANは最大1000Mbpsですので、もしもルーターとの距離が近ければPCは有線接続がおすすめ。
無線LANは867+300Mbpsとなっており速度としては可もなく不可もなくといった印象ですが、コスパ重視の人にオススメの無線LANルーターです。
BUFFALO/WHR-1166DHP4

¥4,893
こちらも5,000円を下回る高コスパルーターですが、PC機器でお馴染みのBAFFALOですので使い慣れた人も多いのではないでしょうか。
一応ミドルグレードに位置するモデルですが価格を抑えているために機能はやや絞られているといった印象を受けます。
しかし通常使用においては何ら問題がなく、同価格帯のエレコムと比較したときの大きな違いと言えば有線LANが最大100Mbpsと激遅なことでしょう。
無線専用として考えてもらえればまず失敗したと思うことはないでしょう。
中継機としても使用できるので2個セットで購入する人も多いようです。
BUFFALO/WSR-2533DHD

¥9,780
圧倒的コストパフォーマンスで今回イチオシの無線LANルーターが本モデルです。
価格、スペックともに今回の基準より高いルーターですがあまりのコスパの高さに紹介せずにはいられませんでした。
5.0GHz帯1733Mbpsは11ac規格において最速クラスであり、2.5GHz帯でも800Mbpsを実現しています。
4本のアンテナが内蔵されたモデルで安定した接続を可能にしています。
ハイクオリティな動画視聴から重めのゲームまで快適に使用できるだけでなく、これだけのスペックで1万円を切っているのでこれから先しばらく使い続けたいなら思い切って購入を検討してみてください。
NEC/Aterm WG1800HP3

¥6,422
ルーターにあまりお金をかけたくはないけど接続が不安定なくらいなら考えるという人向けのはハイミドルクラスモデルです。
アンテナ本数は3×4で1300+450Mbpsと必要十分な速度を実現、有線接続も最大1000Mbps対応と性能面ではいうことでありません。
ただし5000円の壁を越えてきますので、快適性のためにもう2000円出すかちょっと我慢して1000円のおつりをもらうか考えが分かれるところではないでしょうか。
NEC/Aterm WG2600HP2

¥12,400
BUFFALOのWSR-2533DHDと比較するとやや見劣りしてしまいますが、初期投資がやや高くついたとしてもずっと快適に使用したいという安心を求めるユーザー向けのルーターがこれです。
通信速度は1733+800Mbpsの最速クラスでありMU-MIMO対応とやはり価格が価格なだけに性能面は申し分ありません。
個人で使用するには余りある程ですが、アンテナ内蔵型でありながら安定していますし何よりデザイン性が高いのも高評価につながっています。
設置場所が割と人目につきやすい場所になってしまう場合などにもおすすめです。
古い機種を細々と使ってる人でもルーターは新しい方がいいですか?
全てのスマホやPCが高速規格の11acに対応しているとは限りません。
筆者のようにPCは古いThinkPadをLinuxでサクサク使用していたり最新機種なのに11ac非対応のスマホHUAWEI nova2を使っている場合などには11ac対応の高価なルーターは必要ありません。
一つ前の11n規格モデルで十分すぎるほどですし、今後11ac規格対応機種を購入する予定もない場合はがっつりお安く済ませることも可能です。
どうしても必要にかられた時に購入を検討すればいい話ですので、このさき2年は購入しないということであれば古いですが十分使える11n規格ルーターを購入するといいかもしれません。
I-O DATA / WN-G300R3

¥2,364
現行のモデルと比べればやはりスペック的にはかなり低いですがPCもスマホも11ac対応でないのであればこれで十分です。
Fire TVなどを見ようと思えばやや物足りないかもしれませんが、そうしたサービスの利用もないならなおさら十分です。
有線接続100Mbpsですので無線専用となってしまいますが、設定も簡単で初めての一台やワンルーム住まいの人におすすめ。
BUFFALO/WSR-300HP/N

¥3,256
一戸建てで使用するのは大変ですが自室やワンルームで使用するのであれば問題ないレベルです。
設定も簡単ですし、何よりBUFFALOですので使い慣れてる人は安心して使用することができるでしょう。
価格で選ぶならI-O DATAや今回は紹介していないlogitecに軍配があがりますが、使い慣れたメーカーがいいと言う人には本モデルがおすすめです。
つながりさえすればWi-Fiってやっぱり便利
速度が遅かろうが接続がやや不安定だろうが通信制限を気にせず使用できるというのはとても助かります。
スマホの余ったデータはそのまま翌月に繰り越すことができる場合はほとんどですし、mineoユーザーであればフリータンクに入れるといった有効な使い方もできます。
電波が届きにくい時は設置場所を変えるか中継機を設置すれば解消するケースがほとんどですので、いきなりルーターを買い換えるのではなくいろいろ調べてみると解決法が見つかるかもしれません。
使用環境にあった無線LANルーターで今日も快適にお過ごしください。
※価格は全て2018年6月18日現在のものです。