世の中には色々なマウスが販売されていますが、このマウスほどデザイナー向けのものはそう現われるものではありません。
一般的なユーザーが使用したらおそらく使いにくいんじゃないかとさえ思えてしまうほどに特殊な形状のこのマウスはまさしくパワーユーザー向け。
今回はペンのような使い心地ですが見た目が和菓子のひよこのようなデザインの特殊なマウス『ProPoint』をご紹介します。
このマウスは従来の通りマウスとしても使用できますが、ポインターとしても使用できるのでオフィスでの活躍シーンは広いです。
ただしユーザーをかなり限定するので、このマウスを使いこなせるような人間になりたいという願掛けの意味を込めて購入するのもいいかもしれません。
仕事がデキる人に最適なマウス
『ProPoint』はカフェでノートPCでノート片手に作業する人や、移動中の車内などでササッと作業したい人にピッタリのマウスです。
ミーティングなどでノートPCだけ持って会議室に行くようなシーンでも、取り付けたマグネチックパーキングポイントに置けばうっかり落とすようなこともありません。
もちろんBluetoothに対応していてワイヤレスで使用できまし、レシーバーにも対応しているのであらゆる環境で動作します。
このマウスの最大の特徴はポインターとしても使用できる2in1仕様になっていることです。
バーチャルレーザーポインターを使用してスライドのナビゲーションに使ったり、プレゼンでは重要な場所にチェクやアンダーラインを引いたりといった書き込み作業も行えます。
THE デザイナー向けマウス
通常のマウスのように3ボタン+スクロールホイールの機能とは別に、ユニークなジャイロテクノロジーを採用しています。
傾きジェスチャーに対応しているので、モデリングソフトで使用すればパン、ズーム、回転といった作業が驚くほど直感的に操作できます。
また傾きを利用して3つのボタン全てに別々のアクションを割り当てることも可能で、本来の操作以外にさらに一個ずつ登録できるので最大6種類のアクションが利用可能です。
ワードやエクセルでは傾きアクションを利用して上下左右にフリック、Photoshopなどでは効率的に作業スペースにフリック、そして3Dモデリングではすでにご紹介したようにズームや回転といった操作が可能になります。
用途によっては通常のマウスと比較にならないほど作業効率がアップしますので、よく使うアクションを登録するなどカスタマイズを併用すれば作業時間の大幅な短縮が望めます。
高速チャージに対応
ユーザーがデキるとなればマウス本体も相当デキます。
なぜならこの『ProPoint』はたったの30秒チャージで1時間の連続使用が可能で、ウィダーinゼリーも真っ青な高速チャージに対応。
これがフル充電となると4週間ほどしか使用できませんのでいきなり普通になってしまいますが、会議直前にバッテリー切れになっても一瞬で復活、たとえ会議が長引いても途中でチャージできてしまうので心強いことに変わりはありません。
本体サイズが少し小さ目なのと特殊な形状ゆえに慣れるまで少々時間がかかるかもしれませんが、一度慣れてしまえばもう普通のマウスは使えません。
キーパッドなど他のアイテムと合わせれば専門的な作業であればあるほどより効率化を図ることができるでしょう。
高いけど実用的なので全然OK
『ProPoint』の価格は¥25,790ですのでマウス単体としてはべらぼうに高いです。
高い高いと言われるAppleですら視界に入らないほど高価ですが、その分抜群の実用性ですし何と言ってもジャイロテクノロジーは一度でいいからちょっと使ってみたいですよね。
ピタッとハマってしまったが最後。購入する以外に選択の余地はありませんが、将来の自分への投資と考えればマウス一個に数万円でも決して高くはないのではないでしょうか。
※ 価格は2018年7月20日現在のものです。
参照元: rakunew