都内では3Dプリンターやレーザーカッターを使用できるモノづくりカフェが次々とオープンしていますが、できれば自宅で機材を使えるに越したことはありませんよね。
特に地方在住であればモノづくりカフェ自体が存在していないケースがほとんどなので、そうした専門機材を使いたいのであれば自分で購入するしかありません。
3Dプリンターはある程度出揃った感があるので必要な機能や出力のものが探しやすいのですが、問題はレーザーカッターの方です。
安いものだとやはり性能的に今ひとつですし、だからと言ってプロが使うような高いものは購入できませんよね。
ちょうどいい価格帯で何かないかと探していたところついに見つけました。
今回は家庭用とは思えないパワーと機能性で使いやすさを追求したレーザーカッター『Beambox』をご紹介します。
直感操作が可能
『Beambox』はウッド、レザー、アクリルその他の様々な素材にカットまたは彫刻が可能なレーザーカッターです。
洗練されたデザインとシンプルな操作性により直感的にレーザーテクノロジーを使用できるので、使いやすさはこれまでのレーザーカッターとは比べ物になりません。
家庭用とは思えないパワフルさでユーザーのクリエイティビティを解放することができ、ソフトウェアとしてFLUX Studioが付属するので手元に届いたらすぐにでも使用することが可能です。
『Beambox』さえあればどんなアイデアも思いつくままにカタチにすることが可能で、3Dプリンターと合わせればあらゆる物を購入せずに作り出せるようになります。
カットはもちろん彫刻も完璧
『Beambox』はどんなに繊細なデザインでも正確かつスピーディーにカットすることができるので、レーザーカッターの可能性を最大限に広げてくれることは間違いありません。
インテリアからアクセサリーや子供のパズルに至るまで、アイデアさえあればあらゆるものを作り出すことができます。
また彫刻機能もとてもパワフルかつ繊細でガラスからアルミ、デニムにいたるまで様々な素材にオリジナル彫刻が可能です。
世界で自分だけのアイテムづくりにさらなるクオリティとオリジナリティをもたらしてくれることでしょう。
2つのモデル
家庭用にピッタリの「Compact」モデルとビジネスや学校用にピッタリの「Pro」モデルがあります。
「Compact」モデルは扱いやすい40ワットのレーザーチューブを使用し、ウッドやアクリルであれば5mmまで、レザーなら4mmまでカットすることが可能です。
自宅での趣味利用に最適で使い勝手もいいので一台あるだけで作業の幅がぐっと広がります。
一方の「Pro」モデルは高出力の50ワットレーザーチューブを使用しており、広いワークスペースを提供してくれます。
ウッドやアクリルであれば8mmまで、レザーであれば6mmまでカットできるなどワンランク上のパワーを持っています。
終日作業にも適していますのでイベントやワークスペースの利用でも「Pro」モデルがオススメ。
価格は高いがデバイス本体のクオリティも高い
『Beambox』の本体価格は¥326,890と個人でもギリギリ手が届く範囲ですが、それでも市販されている家庭用レーザーカッターの中では余裕で高価な部類に属します。
しかし本体のクオリティの高さや独自のシンプルな操作性のことを考えると決して高い買い物とは言いきれないのではないでしょうか?
特に次々と新しいモデルが登場するスマホケース制作などにはレーザーカッターは必須ですし、「Pro」なら十分にビジネスモデルとして使用できるので思い切って自身のブランドを立ち上げてみるのも面白いかもしれません。
※ 価格は2018年8月1日現在の価格です。
参照元: rakunew