以前Hacktsuでは脳をブーストするゲーマー向けヘッドセット「Foc.us」をご紹介しましたが覚えていますでしょうか?
知らないという人のために簡単な説明をしますと、電気パルスを利用して脳波に干渉することで集中力を向上したり気持ちをリセットすることが可能な脳刺激デバイスです。
なんとこのちょっとの間に次のモデル「Foc.us V2」が販売されており、今回は『Foc.us V3』までリリースされるようです。
この『Foc.us V3』はこれまで同様にヘッドセットに接続して動作するんですが、一部機能を改善しているためより高い効果が得られるようになりました。
本体のデザインもただの平面的なリモコンだったのが、波紋のような装飾が施されて動的なイメージにチェンジしています。
ゲーマーならずともここぞという時は『Foc.us V3』を使ってみてはいかがでしょう。
パフォーマンスを改善する脳刺激デバイス
『Foc.us V3』は脳波のピークを高めることで集中力やパフォーマンスを向上させることができる脳刺激デバイスです。
「Foc.us」でも利用されていたtDCS(経頭蓋直流電流刺激)の他にtRNS(経頭蓋無作為ノイズ刺激)、tPCS(経頭蓋パルス電流刺激)、tACS(経頭蓋交流電流刺激)モードを搭載しています。
V2からの改善点は新しい刺激モードのtDC”で、tRCSがツライ気持ちやパフォーマンス低下時にも作用するとされています。
これまでと同様に脳をブーストすることに変わりはありませんが、より効率的でより詳細に脳波へ干渉できるようになるなど『Foc.us V3』はかなりのパワーアップを果たしたと言えるでしょう。
tACSとは?
「Foc.us」ではtDCSについて説明しましたが、『Foc.us V3』ではtACSにも注目する必要があります。
tACSとはズバリ何なのかと言いますと、頭皮の上に流される電流のリズムとそこから刺激される脳の領域内の内因的なリズムを共鳴させることで得られるとされる効果のことです。
tDCS、tACSともに前頭葉を刺激して能力を増強させることが可能とされており、一部の学生や専門家の間では認知強化やニューロエンハンスメントという手法として認識されています。
tRCSとは?
前の2つでもかなりややこしいのにさらにtRCSなんていう単語まで登場ししますが、tRCSは「動的なtACS」として作用します。
これはどういうことかと言いますと、脳をより高いアルファピーク周波数で刺激することでパフォーマンスの向上を促します。
より大きなアルファ波パワーは全体のパワー向上にもつながりますので、下向きだった気持ちも上向きに転換できるとされています。
脳は精神そのものですから刺激することでメンタルもコントロールできるというのは理解出来ますが、実際にそれをやっているとなると完全にSFの世界のように感じてしまいますね。
”脳ブースト”の世界へ
電気刺激を利用したニューロエンハンスメントはゲーマーの間でも一般的と呼ばれるまでにはまだ認知されていません。
しかしここ日本においても『Foc.us』シリーズの購入者は着実に増えてきており、その効果が実感できるとするブログも多数見受けられます。
もしも脳をブーストすることで今ぶつかっている壁を壊せるとしたら、あなたなら『Foc.us V3』を使用しますか?
半歩先の未来が買えるECサイト「rakunew」では¥69,290、公式サイトでは$399.00(約¥43,600)で販売されていますので気になる人は購入を検討してみてはいかがでしょう。
※ 価格はすべて2018年8月8日現在のものです。