ついにテレビがなくなる時代が来るかも・・・と思わず思ってしまうロボットが誕生しました。SF映画では『映像を空間に映写する小型ロボット』ってちょくちょく見かけますよね。
でもあんな自由意志持ってて?呼んだら飛んできて?しかも映像写すなんてまだまだ何年も先の話でしょ~。って思ってた皆様、もう”すでに”あるんです。
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それが変形型ホームロボットCerevo『Tipron』です。
コンセプトは「宅内のあらゆる壁や床、天井をディスプレイに変える」
Tipronの顔のように見えるのがプロジェクターで、3mの距離で80インチの画面を投影可能です。
プロジェクターは左右と上方向に90度、下方向に35度、さらに映像を縦や斜めに投影することもできます。また、台形補正やオートフォーカスの機能まで付いて、さらに本体にスピーカーを内蔵しております。寝室でプラネタリウム代わりに、寝ながら映画鑑賞ができますね。
操作方法はどうなってるの?
Tipronは、指定した位置に自動で移動して投影を行い、投影が終わると自動で充電ステーションに戻る事ができます。
操作設定はiOS/Android向けスマホアプリで行うことができ、場所や時間、コンテンツを指定できます。さらに1日のスケジュール設定が可能で、朝から晩までの投影スケジュールを組み立てることができます。
左側の画像が操作画面で、右側の画像がスケジュール設定です。Tipronは、移動するときは転倒しないようにコンパクトな形態にトランスフォーム。そうする事により重心を低くし、安定して移動する事が可能になります。
また、左側画像上段に写ってると思いますが、Tipron本体上部にカメラが設置してあり、スマホで映像を確認しながらマニュアルモードでのリモート操作が行えます。
付属機能も多数!
背面にHDMIポートとUSBポートを備えており、PCやゲーム機の映像を投影することが可能。
もちろんUSBメモリに保存した動画も投影可能で、Lightningコネクタを使用してスマホにつなげば保存してあるムービーやアプリゲームも大画面で楽しめます。
さらに単体でもYOUTUBEがRSSリーダーを表示できる機能を備えているので、わざわざLightningコネクタを買わなくても動画を楽しむことができます。
Tipronの価格やスペックは?
直販サイトでの販売価格は229,800円(税抜)です。現在ではAmazonでも購入可能で、同価格でプライム対象となってますのでお急ぎ便対応です。
本日購入すると明日にはこのロボットが届いてしまうという、よく考えれば何とも凄い世の中になったものであります。ちなみに送料無料です。
主な仕様は画面サイズが最大80インチ(3m時)、最大解像度1280×720(HD)、輝度が最大250lm(ルーメン)。
気になる本体サイズは変形前が300×340×420mm、変形後が300×330×810mm、重量は約9.5Kgとなっております。
本体内蔵のバッテリーは2時間利用でき、別売りのバッテリーを追加する事で4時間の利用が可能になります。なので2時間以上の映画などを見る場合には、あらかじめバッテリーを追加しておくのが望ましいでしょう。
『Tipron』が新しい時代の幕開けとなるのか
まだまだ価格こそ高いものの、これからの可能性を十分に示してくれるTipron。家庭内だけでなく、結婚式や卒業式のスライドなど、演出の一つとしても大いに活躍してくれる事でしょう。
ウェディングベールをかけたTipronが、レッドカーペットの上を胸を張って移動してくる様子を想像すると、可愛くて思わず笑みがこぼれそうですね。
参照元: Cerezo公式サイト