ほとんどの人が大人になってからその魅力に気付かされるレザー(革)ですが、使い込んでようやく見せてくれる表情というのは本当に格別です。
エイジングを見ればその革小物をどんな風に使ってきたかが一目で分かってしまうほどで、そこまで来るとどんなアイテムであろうとユーザーからすればただの道具ではありません。
それまでの長い時間の中でともに成長してきた相棒であり、自分を映すカガミと言っても過言ではありません。
そんな革小物に木のぬくもりをプラスした『常若小物』というレザーアイテムが登場しました。
柿渋を塗ることでまるで木のような質感を出した革小物というのは見たことがありますが、本当の木材を使用した革小物となるとかなり珍しいのではないでしょうか?
しかも材料に使われているのは伊勢神宮の御山杉とのことで、樹齢300年という時が刻まれたアイテムはまさにオンリーワンと呼ぶに相応しいでしょう。
自然のすごさを感じることができる無二の風格
『常若小物』は三重県内のホテルですでに販売されている革小物で、本当に価値のある良いものを持ちたいと考える人達から高評価を得ています。
2017年冬にはクラウドファンディングサイトMakuakeで第一弾となるプロジェクトがスタート、特殊なコーティングを施して防水性を大幅にアップさせて長財布から名刺入れまで紹介されました。
第二弾となる今回はこれまでのラインアップに新たにコインケースと二つ折りの札入れが加わります。
材料に使用されている伊勢神宮の御山杉は常に入手できる木材ではなく、実際にここ一年以上売りに出されていません。
次いつ手に入るかも分からないような貴重な木だからこそ、『常若小物』との一期一会をお楽しみください。
日本のモノづくり技術が可能にする「樹の紙」
『常若小物』は表側に使われている御山杉の木目が最大の特徴であり魅力ですが、木材という本来は硬いものに柔軟性を持たせられたのは日本のモノづくり技術があってこそです。
革と木を使用したアイテムが少ないのは作れるアイテムや用途が絞られるからで、一般的にはハードケースなどに使われることが多いです。
しかし『常若小物』では薄くスライスした御山杉に薄い紙を貼り付けることで柔軟性をプラス、この柔軟性のおかげで折り紙にできてしまうほど柔らかい木が誕生しました。
さらに木のどの部分でもいいということではなく木目の美しい部分のみを使用していますので、木の質感だけでなくデザインとしての美しさも堪能することができるでしょう。
どんなスタイルにもマッチする木のデザイン
レザー×ウッドということで基本的には革のカラーリングを変えればバリエーションを増やすことができます。
しかもどんな色にしてもマッチするので、改めて木という素材のすごさを実感させられます。
またデザインに木目が加わることでスタイルや利用シーンを選ばなくなり、多少派手なレザーカラーであっても安っぽく見せてしまうといったことがありません。
オンオフどちらでも使用できるので、さりげなく個性を演出したい人にピッタリではないでしょうか。
使えば分かるその手触り
特殊コーティングにより一般的な木材とは異なる質感ですが、やはり木材は木材ということで触れば確かに木を感じることができるはずです。
今回新たに加わった二つ折り札入れとコインケースはどちらも割合で見ればかなり大きめに御山杉を取り入れてますので、質感だけでなく香りまで楽しむことができるでしょう。
コインケースは¥9,000~、二つ折り札入れは¥18,000~で申し込みを受付けていますので、気になった人はぜひ一度クラウドファンディングページをチェックしてみてください。
参照元: MAKUAKE