仕事の日はシンプルな腕時計を着用する方が多いと思いますが、休日となれば自分の好きなデザインのものを着用してオシャレを楽しむ方もいることでしょう。
男性にとって腕時計というのはステータスでもありアクセサリーでもあるわけで、時計が好きな人ほどTPOに合わせた使い分けを意識するようです。
そんなさりげなくもこだわりが表れる腕時計に、強烈なインパクトを持ったシリーズが登場しました。
今回ご紹介する『NIXOID』は、軍用倉庫から掘り出してきた未使用のニキシー管を使ったデジタル表記の腕時計です。
かなり趣味性の高い腕時計ですが、一度見たら忘れられないほどの特徴的なデザインで、興味をひかれない男性はおそらくいないのではないでしょうか。
ヴィンテージ物が好きな方には垂涎の仕上がりとなっていますので、気になった方はプロジェクトページ(最下部にリンクあり)もチェックしてみてくださいね。
本物のニキシー管を使用した腕時計
『NIXOID』はデッドストックのニキシー管の中から、未使用かつ状態のいいものを選別してデジタル表記の腕時計に仕上げたプロダクトです。
使用されているのは旧ソ連で製造されたIN-16、IV-9、IV-3Aというニキシー管で、これらは日本製やその他のものと比べてガラスが厚く耐衝撃性に優れ、最も高い信頼性を有していることが数々の実験によりわかりました。
軍用倉庫で眠っていたニキシー管は100年の時を経て現在のテクノロジーと融合し、現代人に時間を伝えるためのアイテムとして生まれ変わるのです。
『NIXOID』シリーズは『NIXOID』・『GLOWER』・『ERA VFD』の3種類をラインナップ、それぞれについてご紹介していきます。
NIXOID
IN-16ニキシー版を使用した腕時計で、ランプの同期発火とカソード制御のための仕組みを独自で開発しています。
従来の一般的な腕時計では不可能となる、時間の確認を“美しい体験”へと昇華してくれるでしょう。
採用されている高電圧発電機システムは、3.57倍のパワーリザーブを持ち、動作における信頼性も十分に確保しています。
USB充電に対応しているので、PCやモバイルバッテリーからも気軽に充電して使い続けることができます。
- 時間形式:12/24時間
- 日付フォーマット:DD/MM/YY
- ケース径:55mm
- 使用時間:一度の充電で約20日間
GLOWER
IV-9numitronチューブ版を使って時間を表示、小さなフィラメントは亜酸化窒素により発光しています。
『NIXOID』よりも小型で軽量、さらにクロック回路を簡素化することで消費電力を削減。『NIXOID』ほどではありませんが長時間の使用を実現しました。
ボタン長押しでバッテリーに関する情報を表示できるので、たまに確認してバッテリー切れにならないように気をつけましょう。
- 時間形式:12/24時
- 日付フォーマット:DD/MM/YY
- ケース径:49mm
- 使用時間:一度の充電で約14日間
ERA VFD
IV-3A VFD(蛍光管表示)を使用、他の2モデルと比べてコントラストがはっきりしていて明るい表記が特徴です。
蛍光管表示を効率よく動作させることは難しいとされてきましたが、制作チームはついに独自のシステム作りを成功させました。
唯一のスクエアデザインで最も未来感が溢れる仕上がりとなっています。
- 時間形式:12/24時間
- 日付フォーマット:DD/MM/YY
- ケース径;57mm
- 使用時間:一回の充電で約15日間
時間を見るのが楽しみになりそう!
『NIXOID』シリーズのケースは、それぞれ研磨から下塗り、塗装まで全て手作業で行われています。
デザインだけでなく製作工程にもこだわりが詰まっていますので、個性的な腕時計が欲しくなったら『NIXOID』シリーズをゲットしてみてはいかがでしょうか。
気になる価格ですが、『NIXOID』が¥37,388~、『GLOWER』が¥35,176~、『ERA VFD』が¥41,710~となっています。
参照元:camp-fire.jp
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※掲載価格は2019年4月16日時点のものです。