時計・アクセサリー

自由にデザインを変えられる電子腕時計『FES Watch』。SONYの本気を見よ!

FES WatchはSONYが開発・販売している、電子ペーパーを応用した「電子腕時計」。

ボタン1つで文字盤とベルトのデザインを自由自在に変えられるという全く新しいデザイン時計です。

メインテクノロジー、電子ペーパーとは?

電子ペーパーとは電子書籍を読むことを前提に考案された、電力で動作する”表示機能装置”です。

電子ペーパー内には黒色の粒子と白色の粒子が敷き詰められており、この粒子を電力で操作して移動させ、文字や画像を描画します。

Kindle

電子ペーパー特有の薄さを維持するためには描画するための粒子を黒色と白色のみにする必要があります。

そのため電子ペーパーで描画できる画像や文字はモノクロです。モノクロでもコントラストはかなり細かく設定できるため視認性は高く、かなり鮮明な描画が可能です。

FES Watchデザイン例

消費電力は基本的に粒子を移動させる時だけ、つまり描画の書き換えの時だけで、それを維持するための電力はごく微量です。

そのため本稿で紹介する『FES Watch』のような腕時計や、従来の目的として使われるモバイル電子書籍の実用に十分に耐えるテクノロジーなのです。

FES Watch装着イメージ

 

カラー表示にしようとすると描画表示のために必要となる電子粒子が格段に増えてしまい、消費電力や薄型仕様が犠牲となります。

そのため電子書籍リーダーや本稿の『FES Watch』ではモノクロが実用の範囲です。

FES Watch デザイン例

現在、カラー表示できる電子ペーパーは一部の業務用の店頭ディスプレイなどで使われています。

電子ペーパーのカラー実用はまだまだこれからなのです。

スマホと連動して使ってみよう!

『FES Watch』は腕時計の文字盤部分とベルト部分が電子ペーパーで出来ており、その部分のデザインを自由に変更することが出来ます。

デザインの変更方法は、まずスマホと『FES Watch』をBluetoothでペアリングします。つまり『FES Watch』の運用はスマホ所持が原則となります。


スマホで専用アプリを起動し、「あらかじめ用意されたデザインを選択して『FES Watch』に転送する」という形でデザインを適用します。

スマホに保存された画像も選択可能なため、モノクロという条件はありますが、デザインの自作も可能です。

FES Watch デザインの自作

昨今の多機能スマートウォッチとは根本的に違います

FES Watch特徴説明

昨今は「apple watch」に代表される、位置情報や音楽再生などの機能満載のスマートウォッチが台頭しています。

それに対し『FES Watch』は基本的にデザインを変える機能があるだけのデジタルウォッチです。

ボタンもひとつしかなく、ボタンを押すと時間が表示されたり、いくつかストックしているデザインを変えたりできるだけです。
2秒以上の長押しでバッテリー確認やBluetoothの接続操作が出来るだけで、総じて非常にシンプルな仕様です。

FES Watchシンプル設計

買った後「いつまでも把握してない機能が多い」ということはまずないでしょう。デジタル時計なのにストップウォッチ機能すらないという潔さです。

どうやって充電するの?

『FES Watch』は上記画像のような充電用クレードルが同梱されている充電式です。

フル充電は3時間程度で、最長2週間の連続使用が可能です。フル充電しておけば旅行に充電器は不要な感じですね。

FES Watch 充電クレードル

電子ペーパーの性質上、画面描画を切り替えるときに多くの電力を消費します。

時間を確認する頻度が多いか少ないかでバッテリーの持ちはかなり変わってきそうです。

シンプルだけど、とにかくデザイン変更が楽しい!

『FES Watch』デザイン例

上記でも解説したように『FES Watch』は様々な機能を排し、電子ペーパーでデザインを変更できる機能に特化した、デザイン重視のシンプル仕様です。

購入するかどうかの判断も、デザインを自由に変更可能という点が率直に、面白い!と感じることが出来るかどうかでしょう。

『FES Watch』装着イメージ

当たり前の話ですが従来、一つの腕時計にデザインは一種類です。
だからこそ腕時計好きの人は複数の腕時計を所持するのが普通でした。

『FES Watch』はその従来の常識を覆し、デザインの変更が可能な腕時計、という新機軸を打ち出した画期的なデザイン時計と呼べる存在かもしれません。

『FES Watch』商品ラインナップ

 

参照元: First Flight (SONY)

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