デバイスが変われど1つのキーボードを使用することで、作業効率性の低下を防ぐということを目的とした”マイキーボード”。
マイキーボードには携帯性や操作性が求められますが、先日Hacktsuでご紹介した『mokibo』もおすすめのキーボードの1つと言えるでしょう。
この『mokibo』ですが、一般的なPCに接続して使用するという使い方よりも、タブレットやスマホに接続して使用するのに向いていそうです。
ということで今回は、特別に『mokibo』のサンプルをお借りして実際にタブレットやPCで使用してみました。
キーボードがタッチパッドとして使えるようになると、具体的にどんな感じがするのか。使い心地も踏まえてしっかりレビューします!
タッチパッドになるキーボード『mokibo』
『mokibo』はキーボードを押し込めばタイピングが、なぞるようにスライドさせればカーソル移動ができる新感覚キーボードです。
タブレットとの併用に最適で、モバイル性と実用性を両立。自分のデスクだけでなく、カフェやコワーキングスペースなど様々な場所で活躍してくれるでしょう。
『mokibo』がタッチパッドとして使える秘密は、独自の特許技術によりキートップの下に80のタッチセンサーが内蔵されているから。
従来のキーボードのようにタッチパッド部分を別で配置する必要がなくなったため、コンパクトなサイズ感を実現しました。
タブレットでの作業に革新的な使い方を提供する『mokibo』は、クラウドファンディングサイトMakuakeで10月7日までプロジェクトを公開しています。
専用のスタンドカバーがセットになって今なら17,580円(税込)から入手が可能、リターンの発送は11月頃を予定しているとのことです。
『mokibo』が届きました
届いたダンボールを開封すると、早速『mokibo』のパッケージとご対面。
タッチパッドになることを全面に押し出していながら、余計な装飾がないシンプルなデザインはとても好印象です。

▲こういった分かりやすいパッケージっていいですよね。
ホワイトを基調にしているため清潔感があっていいですし、レッドがアクセントになり、ブラックで落ち着きをプラスしています。

▲裏側の下部に電源スイッチがありました。
タッチパッドとして使えるわけですから、当然ですがクリックボタンも搭載されています。
こういったキーボードは英字レイアウトの物が多いですが、すでに日本語レイアウトというのが嬉しいですね。

▲とにかく薄い!

▲そして軽い!
キーボード本体で300gを切っているというのはちょっと驚きました。
マットな質感でとてもスマートですし、これならどこにでも持ち歩きたくなりますね。

▲パンタグラフ式で柔らかな打鍵感。めちゃくちゃ静かです。
日頃メカニカルキーボードを使っている方には物足りないかも知れませんが、静かなカフェなどで作業するなら『mokibo』のようなキーボードがおすすめ。

▲オンオフのみのシンプル設計。
一通りディテールをチェックしたところで、次は実際に使用してみましょう。
専用スタンドカバーが超優秀
今回は日頃映画を見たりするのに使っているiPad mini2を用意。
移動中の車内で大活躍してくれるので我が家ではまだまだ現役ですが、『mokibo』と組み合わせれば作業用としても使用できるようになるかもしれません。

▲普通に使うとこんな感じですよね。

▲右下にあるのが専用スタンドカバー。マグネット式で着脱が簡単。

▲ケースに入った折り目で曲げると、マグネットでくっついてタブレットスタンドに早変わり。
これは個人的にかなり便利だなと思ったのですが、タブレットを置いた時の安定感が一般的なケースと比べ物になりません。

▲10インチや12インチでも安定して置くことができそうです。
角度調整はできませんが、テーブルなどに置いて使うならちょうどいいくらいと言えるでしょう。

▲タブレットと重ねてもこの薄さ。片手で持ち運べます。

▲2つ合わせても驚愕の1kg以下!
ノートPCを持ち歩くのがイヤになりますね。
これなら小さめのバックパックでもスッキリ収納することができそうです。
PCで使ってみる
タブレットとしての使いみちは上々でしたが、せっかくならマイキーボードとして使えるのか試してみたいところ。

▲マウスはなくてもいいかも・・・?
ということで、いつも使っているキーボードをどかして、代わりに『mokibo』をセットしてみました。
使い心地はというと、これはこれで全然ありです。もう少し詳しく言うと、ありよりのありです。

▲タッチパッドに慣れている方なら、文句なしの使い心地。
はっきりいってマウスが邪魔に感じてしまうほど使いやすく、キーボードのヌルっとした打鍵感も触っている内にクセになってきます。

▲感度は通常のタッチパッドと遜色なし。
何度か試しましたが反応しないといったことは一度もなく、カーソルを思いのままに操作できます。
これならタブレットを使ったちょっとした作業も、効率よくサクサクとこなすことができそうです。
ノマドに出張にと活躍する場は広そうですので、これからのワイヤレスキーボード選びは『mokibo』という選択肢はいかがでしょうか。
参照元:makuake.com