スケートボードを日常の足にするという、まるで映画の中のような光景を実現できるかもしれないコンパクトなスケートボード『elos』。
2018年の夏にHacktsuでご紹介したプロダクトですが、今年になってここ日本でクラウドファンディングをスタートしました。
すでにAmazonでも一般販売をスタートさせていますが、すでに目標金額の1,000%超を達成するなど大注目のプロジェクトとなっています。
そんな『elos』をHacktsu編集部が入手。スケボー歴はかじった程度、プッシュとチックタックしかできない筆者がレビューします。
コンパクトで安定性が高いスケートボード
『elos』は幅広デッキデザインで安定性が高く、初心者でも早い段階でライドできるようになるコンパクトなスケートボードです。
重さは1.8kgほどしかなく、メッセンジャーバッグやバックパックに掛けたり挟んだりして持ち運ぶことが可能。電車に乗るときも邪魔になりません。
耐摩耗性ポリウレタンの大きなソフトホイールとサスペンション機能付きトラックにより、コンパクトでもクルーザーとして優れた乗り心地を提供してくれるでしょう。
ホイールベースが短いので小回りが利きますし、慣れてきたらトラックを調整すれば驚くほどスイスイ曲がることができるはず。
移動を楽しくするファンライドボード『elos』は、ポップな全6色展開となっており、今なら1台18,680円(税込)から入手が可能。
プロジェクト期間は2020年1月17日までとなっており、リターンの発送は2月中を予定しているとのことです。
参照元:makuake.com
実物は想像より幅広!
今回はいつものガジェットではなくスケートボードが届くということで、また違ったワクワク感を感じますね。
違う角度から男心をくすぐられるというか、いつにも増してウズウズが止まりません。

▲こちらが届いた『elos』です。
このカリフォルニア感が強い鮮やかな青はelosブルーという色で、人気No.1のクリアーメープルとどちらにするかかなり悩みました。
が、プロダクト名が入っているし、個人的に青が好きということでこのカラーをチョイス。本当にキレイな色ですよね。

▲細部まで凝られています。
ロゴやQRコードはプリントではなく彫り込まれていて、プロダクトとしての本気度が伺えますね。

▲トラックの素材にはアルミニウムを採用。
トレッド幅は約24.5cmとなっており、全幅25.5cm程度と一般的なスケートボードよりややワイドです。
画像や映像からある程度の想像はしていましたが、実際手にとって見ると思っていたよりも幅広でした。

▲耐摩耗性ポリウレタンのソフトホイール。
これまた一般的なものよりワイドなホイールが組まれており、クルーザーらしい一面がちらりと顔をのぞかせます。
何となくですが、最近流行りのリフトアップされた軽バスを思い浮かべるのは私だけでしょうか・・・。

▲持ちやすいハンドル。
『elos』の特徴にもなっていますが、左右に空いた穴は携帯時にハンドルの役割を担ってくれます。
こんな所に穴をあけて大丈夫なのかと心配になりますが、強度的には全く問題ないようです。

▲リアホイールの上は、干渉を避けるため少しだけ窪んだ仕上がり。

▲収納スペースフリーを実現するテーブルドック。
米国や中国ではすでに特許取得済みで、テーブルだけでなく窓枠に掛けておくのもよさそうです。

▲一般的なスケボーと違って、どちらが前かわかりやすくていいですね。
ちなみにこちらはノーズ(ほぼありませんが)です。

▲テールにはフットアンカーを装備。
デッキが短いのでライドすると足がはみ出てしまいますが、このフットアンカーのおかげで滑り知らず。

▲両端が少し反っているのも『elos』の特徴。
この反りがあるおかげで足元が安定するというか、テールに置いた方の足のつま先がいい感じにフィットします。
実際に乗ってみました
ということで、眺めるのもほどほどに実際に乗ってみました。
ちなみに筆者はスケボーにスイスイ乗れるというほどではなく、スケボーを所有していて基本的なトリックがいくつかできるくらいのビギナーです。

▲今回は手ぶらで行くので、ハンドルを持って向かいます。
近所のちょっとしたスペースに行き、早速トライ。
スケボーをするのは数年ぶりですが、なるほどなるほど安定感が半端じゃないです。
夢中になりすぎて写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、久しぶりに乗る初心者の筆者でも足を置く位置にさえ気をつければすぐに乗ることができました。
↑写真の代わりと言ってはなんですが、『elos』のHow to動画を張っておきます。
ただし、一点だけ驚いたことがあって、ベアリングがいいのか『elos』はスピードが結構出ます。
一般的なスケボーよりスタンスが狭いこともあり、慣れるまで割と怖い思いをするでしょう。
ちなみにスケボーにありがちなガーッていうやかましい走行音ですが、ソフトホイールのおかげで路面状況によってはかなり静かでした。
スケボーを諦めた人でも大丈夫!
ということで今回は、ビギナーでもすぐに乗れるファンライドボード『elos』をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的にはデザイン◎乗り味◎ですので、再びスケボーを始めようかなと思わせてくれる逸品でした。

▲おしゃれなキャンパス地のバッグもついてきます。
幸いなことに筆者が住んでいる地域は結構な田舎なので、趣味の釣り(アジング)やちょっとした買い物など、今度から『elos』で移動しようと思います。
この記事を読んで『elos』が気になったなら、1月17日までプロジェクトを支援してお得にGETしましょう。
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/elos/