ワイヤレスイヤホンの登場は音楽好きだけでなく、スポーツを習慣にしている多くの人にも影響を与えました。
ランニングに、サイクリングに、ジムトレにと、ケーブルを気にすることなく身体を動かすことに集中できるようになったのです。
しかし、イヤホンは耳を完全に塞いでしまうため、音量を小さくするなどの工夫をしないと周囲の音が全く聞こえず、安全に運動できないと言ったデメリットがありました。
そこで今回は、パーソナルに音楽を楽しみつつ安全に運動できてしまう話題のアイテム『WRiST』をレビューします!
身につける超コンパクトスピーカー
『WRiST』はランナーやサイクリストのために開発された、3Wayウェアラブルスピーカーです。
本体重量は約52gの超軽量使用。さらにIPX6等級の防水性で急な雨に降られても気にせず音楽が楽しめます。
また、超コンパクトながらスピーカーの最大出力は3Wとなっており、ダイナミックかつクリアなサウンドを最大9.5時間楽しめます。
ただし、安全かつ個人的に音楽を楽しめるように開発されたとはいえ、構造は一般的なスピーカーと変わらないため音量の上げすぎには注意が必要です。
持ち歩くのではなく身につける超コンパクトスピーカー『WRiST』は、現在7,480円(税込)で販売中。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングから購入できますので、「こんなの探してたよ!」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
しっかりした音質にビックリ!
クラファンサイトMakuakeにて目標の13,000%を達成した『WRiST』。もちろん前々から目をつけていましたが、まさかレビューできるとは思っていませんでした!
ちなみに筆者は積極的に運動するタイプで、ランニングも週2日は行うようにしています。
3Wayということで、リストバンドとクリップ、それから挟んで固定するためのパーツに充電用ケーブル、それから説明書が同封されていました。
マグネットで固定するのかなと思ったら、パチッと物理的にはめ込むタイプです。
これがスピーカー本体です。軽いし小さい。
あまりの軽さに「落としたら壊れそう…」という不安が頭をよぎりますが、ランナーやサイクリスト用に開発されているので大丈夫なのでしょう。
裏側に凹みがあって、そこにホルダーがカチっとハマる仕組みになっています。
周囲はシリコンラバー製で優しい触り心地。グリップ力も抜群です。
ボタンはシンプルに3つ。真ん中で電源のON/OFFやBluetoothのペアリングを行います。
本体自体が小さいのでボタンも小さめですが、出っ張っているので操作自体はしやすそうですね。
小さくてもちゃんとインジケーターランプを搭載していました。
接続前やペアリング時は点滅、接続完了後は点灯して状態を知らせてくれます。
接続が完了した状態です。真ん中のボタンを長押しして、スマホのBluetooth設定から『WRiST』の表記を探してペアリングします。
音楽を聴くのもいいですが、ちょうどいい時間だったこともありスマホアプリの『radiko』でラジオを視聴してみました。
5mほど離れてみた(カメラはズーム)感想ですが、iPhoneの音量をちょうど中間に設定してはっきり聞こえます。
当たり前ですがこの状態でもスマホ単体よりかなり聞き取りやすく、音量次第では一般的なポータブルスピーカーとしても十分活躍してくれそうです。
ランニングにぴったり
音量さえ大きくすれば離れてもくっきりはっきり聞こえることがわかったので、次はいよいよ装着してのテストです。
といっても実際にランニングウェアに付けたところで撮影できないので、今回は撮影に使用しているスクリーン(白い布)につけてみました。
周辺にシワが少し寄ってますが、布が一枚挟まることで思ったよりかなり固くハマってます。
これならある程度激しく動いても落下することはまずないでしょう。
撮影日の翌朝に実際に装着して走ってみましたが、クリップやピンで固定しているわけではないので、グラグラしないのがいいですね。
本体が軽いおかげで服がずれてきたり、バウンドして身体に当たるなんてこともありませんでした。
取り外した跡です。もっとくっきりシワになるかと思ったらそうでもないですね。
これならお気に入りのトレーニングウェアにも気兼ねなく取り付けできるでしょう。
釣りなどのアウトドアにもおすすめ!
ということで今回は、話題のウェアラブルスピーカー『WRiST』をご紹介しました。
肩のあたりにつければ音量は小さめでいいですし、周囲へは多少聞こえますが迷惑になるほどではなさそうです。
『WRiST』はスポーツシーン以外にも、できるだけ荷物の量を抑えたい釣りやキャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめ。
スマホはポケットに入れたまま、オープンイヤーでお好きなコンテンツを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※掲載価格および製品情報は、2021年7月15日時点のものです。