プロ野球やサッカー、バスケットなど私達が日常的に見ることが出来るスポーツ中継は全体の約1%と言われています。
年明け早々に行われる箱根駅伝などは毎年視聴率30%以上を叩き出すおばけ番組といわれていますが、その裏側では8億円というとんでもないお金が動いています。
世の中にスポーツは数あれど、それを撮影して中継するとなればその費用たるやたとえ大企業であってもおいそれと支払える金額ではありません。
残りの99%は撮影はされても編集や放送がされることはありませんが、コストさえ抑えられればもっと幅広くスポーツ放送を楽しむことができるはずです。
そんなスポーツ放送の現状に『Pixellot』というカメラが大革命を起こすかもしれません。
TVであなたのチームを放送できる未来が来る?!
スポーツ中継がなぜたったの1%しか放送されないのか、それは前述のとおり莫大な費用が必要になるからです。
ただもしもその費用のうち、撮影から製作までのコストを90%以上カットできたらどうでしょうか。
さすがに年明けなどの特殊枠は難しいですから、調べてみたところ地方テレビ局の深夜枠であれば30分20~40万円ほどで購入することが出来るようです。
なんだか一気に現実味を帯びた数字になってきましたね。
本来であれは撮影や編集、ハイライト作成やCM挿入などは人の手で行う部分ですので制作費というものがかかりますが、『Pixellot』を使うことでこの部分を全自動化することができます。
対応スポーツはサッカーやバスケット、ラグビーにバレーボールまで多岐に渡りますので、会社員で構成されたチームや実業団などでも放送枠を購入するだけで簡単にTVで流せる時代がくるかもしれません。
製作コストが10分の1以下に。浮いたお金で製作枠を購入できる!
『Pixellot』のすごいところはカメラを設置するだけで完璧な映像を作成してくれることです。
撮影にお金をかけられないスポーツやチームのためのような存在で、何千万もかけて製作するのがちょっとアホらしくなるほどです。
さすがにプロが撮影・制作した映像に比べるとやや見劣りしますが、それでも製作コストが10分の1というのは大きな魅力なのではないでしょうか。
一般的にサッカーを放送する際などの制作費用は公表されていませんが、決して安い金額でないことは確かです。
専用にカメラマンとカメラを用意するだけでもかなりの金額が必要となりますが、これらがカットできるというのは本当にすごいことです。
人件費が丸々浮くようなものですので、浮いたお金だけで地方テレビ局の1ヶ月分毎週1時間の深夜放送枠が購入できてしまうのではないでしょうか。
とにかくハイスペック
このカメラにできることはまるでカメラマンが撮影しているような自然なカメラワークと編集の全てです。
さらに特定の選手をフォローしたり、自動でハイライトまで制作することが可能です。
この一試合分のハイライトだけでも素人が作れば何時間もかかる作業ですので、全自動化の凄さを改めて実感させられます。
専用アプリを使えば見たい部分を自由に選択することができるので、自分たちのデータ分析用として使用してもいいかもしれません。
ちょっともったいないですが購入した以上はフル活用した方が良いので、対戦相手の試合を撮影したりとことん使い倒して元を取るようにしましょう。
もしかしたらレンタルできる日がくるかも
現在『Pixellot』の販売価格は約300万円~となっており、この金額に保守費用から必要機材まで含まれています。
かなり高価ですが本格的なカメラを買うよりは圧倒的に安価ですし、これだけのハイスペックですからむしろリーズナブルとまで言えるかもしれません。
欧米ではすでに導入しているチームがあるようで、制作した映像はファンクラブなどのプレミアムコンテンツとして収益化につなげられているとのことです。
レンタルは現在検討中といういうことですので、今まで技術的・
参照元: StarCommunications(公式サイト)