自宅で焼肉やバーベキューができたらすごくいいなとは思いますが、終わったあとのにおいや後片付けのことを考えるとなかなか実行に踏み切れないのが現実です。
そんな悩みを払拭してくれるのがエスキュービズムより昨年の12月18日に発売された『吸煙グリルSNG-001』です。
煙やにおいが気になるなら焼いたそばから吸ってしまおうという破天荒な発想のものとに生まれた救世主で、これさえあれば気分は無敵状態でお家焼肉を楽しめるようになります。
自宅でどんなに焼いて食べてもいいなんて、本当に夢のようなグリルができたもんです。
吸煙できるのは換気扇にも使われている「シロッコファン」内蔵だから
『吸煙グリル』には換気扇にも使用されている「シロッコファン」が搭載されており、これがパワフルに煙を吸引してくれます。
吸引された煙は水を張ったグリル内部を循環させることで、水がフィルターの役割をしてくれるという構造です。
ちなみシロッコファンは換気扇だけでなくレンジフードにも使われていて、すぐに思い浮かぶ換気扇のプロペラファンではなく縦長のちょっと変わった形状の換気扇です。
細長い板状の羽が筒状に取り付けられており、身近なところではパソコンの冷却ファンにも使われています。
プロペラファンに比べると吸い込む力こそ弱いものの、捕集力に優れること、それからグリル内部のような狭いスペースでも取り付けができる自由度の高さが特徴です。
カーボンヒーターの遠赤外線効果でヘルシーに

『吸煙グリル』は他にも煙を減らす工夫がされており、それが遠赤外線で中から食材をしっかりあたためてくれるカーボンヒーターです。
カーボンヒーターは内部からじっくり焼くため煙の発生がおさえられ、出てきた余分な油もヒーターに触れることなくグリル内に張った水へ落ちるので余分な煙を出しません。

参照元: ザイグル公式サイト
以前紹介した「ザイグルロースター」にもカーボンヒーターが採用されていたので食材が美味しく焼けることはご存知の方も多いはず。
食材を内部からあたためふっくらジューシーに焼き上げることができるのはカーボンヒーターならではで、普通に焼くのとどれくらい違うのか機会があればぜひ一度体験してみてください。
最初は同じ食材でも焼き方が違うだけでこんなに美味しくなるものかときっと驚かされることでしょう。
簡単な操作性でお手入れも簡単

美味しく調理できて煙が出ないこと以外に『吸煙グリル』の良い所といえば、使用から片付けに至るまで操作性がいいことです。
温度設定は操作が簡単なダイヤル式で120°~230°まで調節が可能で、内部のシロッコファンは独立スイッチなので焼いていないときでも回すことができます。
焼肉が終わって火をとめたけどまだにおいが・・・という時でもずっとファンを回せるので余計な心配は必要ありません。
またそれぞれのパーツがとても簡単に分解できるので、簡単に洗浄できてとても衛生的。
パーツは上からプレート、カーボンヒーターユニット、油受け、水皿の順です。
部品を取ったあとは本体をしっかり拭けるので、万が一油ハネがあったりしてもベタつかず毎回気持ちよく使用できるのも特徴です。
焼肉革命のアイテムが続々登場

『吸煙グリル』は本体サイズが横29cm×縦48cm×高さ13cmと見た目よりコンパクトで15.6型のノートパソコンより一回り大きいくらいでしょうか。
収納スペースをそこまで取らないですが、やや高さがあるので収納場所は選びそうな感じです。
時代のニーズなのか、煙が少なく焼肉ができる調理器具がだんだんと増えてきました。
しかもただ煙が出ないだけでなく普通に焼くより美味しくなるというおまけ付きで、これからどんな調理器具が登場するのか楽しみになります。
Amazonにて、約17,600円(2018年3月現在)と価格も良心的です。
一家に一台あると楽しい焼肉パーティーの機会が増えるかもしれません。
参照元: S-cubism
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