スーパーで売ってる安いお肉で高級レストランで出されるようなジューシーな肉料理が作れないだろうか、こんなことを真剣に考える人は少なくないはず。
筆者もその一人で叩いて筋をほぐしてからキッチンペーパーに巻いて一晩冷蔵庫で寝かせてみたり、調味料にはちみつを使って煮込んでみたりとあれこれやりましたがどれも効果はそこそこです。
しかし調べてみればどんなお肉も美味しく料理できる低温調理器なるものが販売されており、自宅で作るのは難しいとされるローストビーフですら簡単でジューシーに作れてしまうというではありませんか!
ただし販売されているもののほとんどが海外製であり、購入したのに結局使えなかったなんてこともあるようです。
そこで今回は日本で使えるオススメの低温調理器をご紹介しますので、どれを買えばいいか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
低音調理器があればローストビーフだけでなくサラダチキンもパサパサせずジューシーに作れますので、日頃ボディメイクで食事制限している人にもオススメです。
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低温調理器の選び方
低温調理に必要なのは時間と温度の設定ですが、ほとんどの機種で時間は99時間まで、温度は99°まで設定できるようになっているのでさほど気にする必要はありません。
それよりも大切なのがコンセントの形状や日本の定格電圧に対応しているかどうかで、ここを見誤るとせっかく購入してもアダプタをかませないと使用できないなんてことになってしまいます。
最近ではコンセントの形状が異なる商品に関してはアダプタが同梱されている商品も増えてきていますので、このあたりはレビューなどをよくチェックしてから購入するようにしましょう。
わざわざ時間をかけてでも低温調理する理由はそのジューシーな仕上がりと柔らかさ、そしてなんといっても美味しくできるということにあります。
自宅で作ったローストビーフとレストランで提供されているローストビーフは見た目にも違いがハッキリしていますが、低温調理器を使えばどちらがレストランのものか分からないほどのクオリティで調理が可能です。
ではなぜ自宅で普通に作ると硬くてパサパサなのかというと、これはお肉の性質によるものでタンパク質が固まり始めるのが60度前後、旨味成分を含む肉汁が出始めるのが68度からとされています。
つまり肝心なのは温度設定であり、高すぎず低すぎずの70度前後に保ちつつじっくり調理できるのが低温調理器であり美味しくジューシーにできあがる理由というわけです。
低温調理器さえあればプロの味を簡単に再現できますので、特別な日の食事も自宅でゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
オススメの低温調理器
BONIQ

¥21,384
クラウドファンディングで大成功を収めた日本製の低温調理器で、満を持して一般販売が始まった製品ですので実力は折り紙付きです。
市販されている低温調理器の中では出力800wとやや低めですが逆に安心して使用できるなどのレビューも見受けられます。
本体重量が1.2kgと軽く非力な女性でも簡単に扱えるのと、本体のカラーが2色から選べるのでキッチンのイメージに合わせやすい点も人気の秘密です。
価格が少し高めですがPSE認証取得ずみで日本製ということ考えれば、のちのちの使い勝手や安心感を考えると特別高いということはないでしょう。
Anova

Wi-Fiタイプ ¥19,000
低温調理器といえばAnovaというほどメジャーな製品で、一番最初に思い浮かべた人も多いのではないでしょうか?
海外製のため説明書や連携アプリも全て英語表記なのですが、そこはさすがの知名度でちょっと検索すれば一通りの情報が手に入るので使う上で困ることはないはずです。
調理器具ですがBluetoothタイプとWi-Fiタイプが販売されており、使用環境に合わせて選ぶといいでしょう。
sous vide

¥7,390
RioRandが販売する低温調理器で、Amazonでベストセラーを獲得している商品です。
本体サイズがやや大きめなのでそれなりに深いお鍋を用意する必要がありますが、それでも1万円以下で低温調理器が手に入ることを考えれば微々たる悩みではないでしょうか?
ディスプレイもシンプルで見やすく、普段料理をしないという人でも簡単かつジューシーに仕上げることができるので、これを機会に自炊を始めてみるのもいいかもしれません。
GLUDIA

¥31,370
出力1200wというハイパワーでたくさんの食材を一気に調理することが可能です。
クリップ式なので使いやすく、コンセントが日本仕様なので他に何も用意する必要がないのは嬉しいですね。
届いたらすぐに使い始めることができますが、コンセントが2.1mとやや長めなので必要であればまとめるなどして邪魔にならないようにしましょう。
低温といえども70度前後になりますので、コードに引っかかってお湯をかぶればそれこそ大惨事になりかねません。
特に小さいお子様がいる家庭では気をつけるようにしましょう。
富士商

¥11,499
富士商が販売する日本製の低温調理器で、電圧から電源まで日本仕様のため安心して使用できます。
出力が1000wと一般的な低温調理器に比べても高いため、短時間調理にも対応しているのがポイントです。
ただしケーブルが1.08mと短く、キッチンにコンセントがあればいいですがない場合は場所を選ぶことになるのが少し残念。
それでも数少ない日本製の低温調理器ですので、使いやすさで選ぶならこの製品にしておけば間違いないでしょう。
VIVREAL

¥9,980
LCDコントロールパネルがついた使いやすいデザインが魅力の低温調理器です。
出力は850wと一般的ですし定格電圧100vなのですでに低温調理器を使用したことがある人であればすんなり使うことができるでしょう。
サイズがやや大きいですがクリップ式を採用していますし、本体上部にはグリップもついていますので持ち運びが簡単です。
本体重量も約1.7kgとそこまで重くないのでかなり扱いやすいモデルと言えます。
まずはじめに作るのは…
様々な料理ができる低温調理器ですが、まずは試しにローストビーフを作ってみてください。
スーパーなどで販売されているローストビーフより美味しいのはもちろんですが、レストランで出されるものと比較しても遜色ないほど上手くできますのでそれだけでも買ってよかったと思えるはずです!
筆者は日常的に美味しくタンパク質を摂取したいのでサラダチキン用に使用していますが、炊飯器を使ったレシピより圧倒的にジューシーなのでついに炊飯器は押入れに収納されてしまいました。
一台あれば様々なシーンで活躍してくれますので、肉食な人は迷わず購入することをおすすめします。
※ 価格はすべて2018年8月27日現在のものです。