キッチン用品

家庭用エスプレッソマシンのおすすめ11選!定番マキネッタ~本格派まで

家庭用エスプレッソマシンおすすめ

豆にこだわったドリップコーヒーもいいけど、早起きして少しゆとりがあるような朝はしっかり濃いエスプレッソが美味しいですよね。
そのまま飲んで苦味と香りを楽しむのもよし、たっぷりの砂糖を入れて本場風に飲むのもよし、ミルクをたっぷり入れてカフェラテにして味わうのもいいでしょう。

そんな様々な飲み方ができるエスプレッソを、家庭で気軽に楽しめるようにしてくれるのが家庭用エスプレッソマシンです。
ということで今回は、Hacktsu編集部がおすすめする11製品に加えて、家庭用エスプレッソマシンの選び方エスプレッソの楽しみ方についてご紹介します!

エスプレッソとは濃いコーヒーのこと

エスプレッソは深煎豆を極細挽きにして、専用マシンで圧力をかけて短時間で抽出するコーヒーです。
お湯を瞬間的に通すので雑味は出ず、それでいてうま味はしっかり引き出してくれるので深いコクを味わうことができます。

エスプレッソといえばとにかく濃くて苦いというイメージがありますが、実はカフェインが少なく、コクと苦味と酸味のバランスが取れていてリラックスタイムにも最適。
表面にはクレマと呼ばれるきめ細かな黄金の泡が浮いているのも特徴で、完璧に入れると10秒ほどの短時間ですが、クレマ・ボディ・ハートの3層に分かれて見た目にも楽しませてくれます。

おすすめのエスプレッソの飲み方

「エスプレッソってそのまま飲むの?砂糖やミルクは入れてもいいの?」と悩んた事はありませんか?
基本的にはどんな飲み方をしようと自由ですが、ここではおすすめのエスプレッソの飲み方をいくつかご紹介しますね。

砂糖をたっぷり入れる本場イタリア流

砂糖たっぷりのエスプレッソ

エスプレッソはイタリア生まれの北米育ち。現在でも多くのイタリア人の朝はエスプレッソで始まります。
そんなエスプレッソの本場イタリアでは、あの小さなカップにたっぷりのお砂糖を入れてちょっとかきまぜたら2、3口で飲んでしまうのだとか。

そうすると、当然ですがカップの底にはコーヒーのうま味をたっぷり吸ったお砂糖が残り、それをスプーンですくっておやつのように楽しむのです。
この飲み方では苦味だけでなく香りもしっかり楽しむことができ、エスプレッソを初めて飲む方には驚き喜びを提供してくれますよ。

スチームミルクたっぷりのカプチーノ

カプチーノ

温めたミルクを専用マシンで泡立てて、クレマたっぷりのエスプレッソに注げばカプチーノの出来上がり。
コーヒーの香りは好きだけど苦いのは苦手・・・、そんな方にピッタリの飲み方で、カフェでカプチーノを頼むとオシャレなラテアートを描いてくれたりもします。

カプチーノは一口一口を味わうよりも、口を開けてある程度の量を一気に飲むのがおすすめ。
猫舌の方にはなかなか辛いですが、その方が口の中でスチームミルクとエスプレッソが混ざり合い、一番美味しく飲むことができます。

食後のデザートにおすすめアフォガート

アフォガート

美味しい食事のあとは、冷たいアイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガートを召し上がれ。
本場イタリア発祥のデザートで、かけたては“冷や熱感”が楽しめるのもポイント。

アイスクリームの濃厚なミルク感と、エスプレッソ特有の苦味が絶妙にマッチして、コーヒー好きならずとも美味しく味わうことができますよ。
ただし、アイスクリームの量が少なかったり、反対にエスプレッソの量が多いと溶けてアイス感がなくなってしまうので注意が必要です。

家庭用エスプレッソマシンの選び方

エスプレッソの飲み方がわかったところで、ここからは家庭用エスプレッソマシンの選び方をご紹介していきます。

種類は全自動・セミオート・カプセル・手動の4種類

全自動タイプはボタン一つでコーヒー粉をセットするところから抽出まで全てやってくれるので、手軽に本格エスプレッソを楽しみたい方におすすめ。
セミオートタイプはカフェでもよく見かけるタイプで、コーヒー粉をタンピングしてセットするまでを手動で行います。

カプセルタイプはその名の通りカプセルをセットするだけでいいですが、他のタイプに比べて1杯あたりのコストが少々割高になるのがネック。
最後の手動タイプはコーヒー粉のセットから圧力の調整まで全て自分で行う必要がありますが、お店で飲むようなこだわりの1杯を味わうこともできますよ。

エスプレッソならではの抽出圧をチェックしよう

手動タイプを除く家庭用エスプレッソマシンを選ぶなら、抽出圧のチェックは欠かせません。
圧力が低くてもエスプレッソにはなりますが、厚みのあるクレマを作り出すことは難しいです。

クレマはエスプレッソのバロメーターです。できるなら砂糖がしばらく乗ってしまうくらい欲しいですよね。
本格的なエスプレッソを楽しみたいなら、9気圧以上のモデルをチョイスしましょう。

置き場所を考えて本体サイズのチェックも忘れずに

こちらも手動タイプではあまり気になりませんが、据え置きで使うタイプは設置場所と本体サイズの兼ね合いも考慮しなければなりません。
せっかく買ったのにキッチンに置けない、頑張って置いたけど電源までが遠いなんてことでは、美味しいエスプレッソを味わう以前の問題です。

また、カフェラテが作れるようなモデルでは、ミルクタンクが付属することがあります。
エスプレッソマシン単体よりも一回り大きくなるので、スペースに限りがあるなら一杯だけ入れられる&シンプルな機能のモデルを選びましょう。

アウトドアにもおすすめ!ポータブルタイプの家庭用エスプレッソマシン5選

まずは携帯性重視のアウトドアでも使える家庭用エスプレッソマシンをご紹介します。

BIALETTI/モカエキスプレス 2カップ

BIALETTI/モカエキスプレス 2カップ

BIALETTI/モカエキスプレス 2カップ ¥3,227

マキネッタといえば“ヒゲおじさん”がトレードマークのBIALETTIです。
ちなみにマキネッタというのは、直火式エスプレッソマシンの総称で、イタリアでは各家庭に1つは必ずあると言われるほど。

こちらのマキネッタは一度に二杯分のエスプレッソを抽出できますが、他にも1~18カップまでラインアップしています。
本体が小さく一般的なコンロではセットが難しいため、同時に小さな五徳を入手するといいですよ。

Cafflano/コーヒーメーカー 手動

Cafflano/コーヒーメーカー 手動 ¥5,882

Cafflano/コーヒーメーカー 手動 ¥5,882

いつでもどこでも美味しいエスプレッソが味わえるように開発されたこちらの製品は、手動でも最大9気圧をかけることができる優れもの。
軽量かつコンパクトですので、オフィスでの使用するのにも最適。もちろんアウトドアシーンでも活躍すること間違いなしです。

付属のスクープは底がタンパーの役割をしており、コーヒー粉をタンピングするとCafflanoの文字が浮かぶなどなかなか洒落ていますよね。
オールインワン設計で忘れ物なし。クレマもしっかりできるので、コーヒー入門者からこだわり派までユーザーを問わずおすすめです。

大作商事/Handpresso

大作商事/Handpresso

大作商事/Handpresso ¥16,104

手動式エスプレッソメーカーの常識を覆したこちらの製品は、一見ポータフィルターのように見えるスタイリッシュなデザインが特徴です。
電気やガスを一切使わず最大16気圧という高圧力をかけることができ、コーヒー粉とお湯さえあればどこでもクレマたっぷりの本格エスプレッソが味わえます。

一度に入れられるのは一杯分だけですが、タンピングのコツさえ掴めば手動式でも安定した味が手に入ると高評価を獲得。
ツーリングや登山、キャンプのお供にも最適ですので、アウトドアな趣味をお持ちなら1つあるときっと重宝しますよ。

WACACO/Minipresso

WACACO/Minipresso

WACACO/Minipresso ¥9,492

500ccペットボトルサイズのエスプレッソマシンですが、ポンプ式を採用したことで平均8barとしっかり圧力をかけて抽出できます。
コーヒー粉をセットする前に一度お湯だけ通して温めておくと、より美味しく抽出できるとのことでぜひお試しあれ。

本体重量は約360gと軽く、長時間移動しなければならないようなときでも負担にならないのがいいですね。
ただし、水タンク容量が70ccと少なく、実際に抽出できるのは40cc前後とのこと。量は少ないですが、ギュッとうま味を凝縮したエスプレッソが味わえますよ。

WACACO/Nanopresso

WACACO/Nanopresso

WACACO/Nanopresso ¥8,395

同じくWACACOから、『Minipresso』の上位モデルとなる『Nanopresso』をご紹介します。
名前のとおり一回り小さいですが、特許取得済みのポンプシステムにより圧力は最大18barと大幅アップ。

また、水タンクの容量が80ccと少しですが増えており、抽出量も一口分が二口分になりました。
美味しいエスプレッソを入れるにはしっかりタンピングするのがコツ。別売りのNSアダプターを使用すれば。コーヒー粉ではなく専用カプセルでの抽出も可能なります。

自宅で本格的に!据え置きタイプの家庭用エスプレッソマシン6選

続いては自宅でクレマたっぷりのエスプレッソが味わえる、本格派の方におすすめの据え置きタイプをご紹介します。

BIALETTI/タジッシマ CF37

BIALETTI/タジッシマ CF37

BIALETTI/タジッシマ CF37 ¥64,980

ヒゲおじさん”がトレードマークのBIALETTIから、機能性もさることながらインテリア性も高いエスプレッソマシンをピックアップ。
本体カラーがホワイトブラックから選べるので、設置場所の雰囲気に合わせやすいのもいいですね。

コーヒー粉・カプセル・ポッドの3種類に対応しており、ミルクスチーマー機能まで搭載。自宅にいながらにして、カフェクオリティーのラテアートを楽しむこともできそうです。
レビューでは「大変使いやすい」「買い替えて正解」など高評価がずらり。このエスプレッソマシンがあれば、もうカフェに行く必要はなくなるかもしれません。

bonmac/家庭用エスプレッソメーカー BME-100DARMAR

bonmac/家庭用エスプレッソメーカー BME-100DARMAR

bonmac/家庭用エスプレッソメーカー BME-100DARMAR ¥11,980

家庭用とはいえ「据え置きタイプのエスプレッソマシンは高くて買えない・・・」、そんな方におすすめしたいのがこちらの製品です。
1万円台というリーズナブルな価格ながら、電動ポンプ式最大15気圧(抽出時9気圧)を実現。さらにミルクスチーマー機能も搭載しています。

フィルターは1人用2人用、それからポッド用の3種類位が付属しており、フィルターホルダーをセットして使うところも本格的で◎。
本体サイズがW240×D250×H300mmと比較的コンパクトなので、キッチンに僅かなスペースしかない場合でも置くことができるでしょう。

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J ¥9,700

おしゃれで機能的なキッチン家電でお馴染みのDeLonghi(デロンギ)からは、まずはスタンダードな家庭用エスプレッソマシンをピックアップ。
ポンプ気圧15抽出気圧9と美味しいエスプレッソを入れるには必要十分な性能で、たっぷりというわけはありませんがクレマもしっかり出せます。

電源のON/OFF、エスプレッソの予熱と抽出、スチーム予熱の切り替えがフロントダイヤル1つで可能というシンプルな操作性も人気につながっているようです。
高性能スチームノズルがついているのでラテアートも完璧。これで1万円以下というのですから、もはや買わない理由がありません。

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC680

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC680

DeLonghi/エスプレッソ・カプチーノメーカー EC680 ¥28,136

続いてもDeLonghiのセミオート式エスプレッソマシンですが、こちらはスチール感の強い本格モデルとなっています。
横幅が15cm程しかないので設置しやすく、操作は本体上部の3つのボタンを押すだけととてもシンプル。

抽出方法はコーヒー粉44mmカフェポッドの2種類に対応。カラーはブラック・シルバー・レッドの3種類です。
パワフルなスチーマーのおかげでフォームミルクがあっという間に完成。しかもコツさえ掴めば仕上がりは完璧ですので、より美味しいカフェラテが味わえますよ。

DeLonghi/マグニフィカS ECAM22112

DeLonghi/マグニフィカS ECAM22112

DeLonghi/マグニフィカS ECAM22112 ¥54,780

DeLonghiが展開する全自動エスプレッソマシンの中ではエントリーモデルの位置づけですが、家庭用として使うには十分すぎる機能を搭載しています。
自動で豆を挽いたあと絶妙にタンピング、そして最適な圧力で抽出してくれるので、出来上がったエスプレッソが美味しくないわけがありません。

また、カフェ・ジャポーネ機能を搭載しており、豆をドリップのように蒸らしながら抽出することで、日本人好みの深蒸しレギュラーコーヒーを入れることもできます。
忙しい朝でも美味しいコーヒーが飲みたい、そんなコーヒ―好きの願望を叶えてくれる1台です。

DeLonghi/マグニフィカ ESAM03110

DeLonghi/マグニフィカ ESAM03110

DeLonghi/マグニフィカ ESAM03110 ¥58,499

こちらも同じくエントリーモデルの位置づけとなっていますが、『マグニフィカS』との最大の違いはカフェ・ジャポーネ機能を搭載していないことです。
とはいえエスプレッソだけでなくレギュラーコーヒーも入れることはできるので、好みに合わせて調整するだけで香り高く美味しいコーヒーが味わえるでしょう。

唯一にして最大のデメリットとしては、機能の割に本体サイズがやや大きめであるということです。
そこさえ気にならなければ文句なしのエスプレッソマシンですので、全自動で“挽きたて”を味わえる環境が自宅に欲しい方はぜひご検討ください。

カフェで頼めばコーヒー通!エスプレッソを楽しもう!

カフェでエスプレッソを注文するのはなかなかハードルが高いと感じる方も、自宅にエスプレッソマシンがあれば気兼ねすることなく好きな飲み方で楽しむことができますよね。
美味しいエスプレッソは人生を少しだけ豊かにしてくれますので、まだ飲んだ事がないならこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※掲載価格は2020年10月29日時点のものです。

美味しいコーヒーを入れよう!おすすめのドリップスケール7選

合わせて読みたい記事

  1. nCamp ソロキャンプのお供に!本格エスプレッソが楽しめる『nCampカフ…
  2. Leverpresso 紹介画像 どこでも本格コーヒータイム!レバーで入れるエスプレッソメーカー『…
HUAコーヒードリッパー
  1. 多機能ミルブラシ
  2. ミルブラシおすすめ
  3. ノンフライヤーおすすめ
  4. LookstandMax
  5. ギヤバッグおすすめ
PAGE TOP
Hacktsuで探そう!