冬のウイルス対策の定番といえば加湿と換気ですが、オフィスでは思うようにコントロールできません。
業務中に乾燥や空気の淀みが気になる方は多いはず。マスクとのど飴でごまかしますが、そうすると今度は喉が乾いてきて集中力の低下につながってしまいます。
そこで今回は、オフィスでもパーソナルスペースだけ加湿ができるポータブル加湿器をピックアップ。
バッグに入れて持ち運べるので、自宅に持ち帰って寝室や書斎で使うのも良いですね。
ポータブル加湿器の選び方
一般的な据え置きタイプの加湿器と違って、加湿方法の他に電源タイプや付加機能で比較して最適なモデルを選びましょう。
加湿方法をチェック
ポータブル加湿器は大きく分けて霧状に水蒸気を出す超音波式と、ペーパーなどに含ませた水を蒸発させる気化方式の2種類です。
どちらもわずかなスペースがあれば設置でき、ランニングコストを抑えられるのが特徴となっています。
ポータブルとまではいきませんが、小型の据え置きモデルなら加熱して水蒸気にするスチーム方式もあり、パワーとスピードを求める場合におすすめ。
小まめに持ち運ぶなら超音波式一択ですが、週末のみやたまに持ち帰る程度なら、乾燥させる手間と時間がかかりますが気化方式もありです
電源タイプをチェック
超音波式には充電して使用できるコードレスモデルと、電源(コンセントやUSB)に接続するモデルの2種類があります。
気化方式は水の自然蒸発を利用しているため電源は不要。置いておくだけで加湿できます。
オフィスでの使用を想定するなら3種類どれでもOKですが、使いやすさではやはりコードレスモデルが一歩リードといったところ。
ケーブルが気にならないならUSB給電モデルでもいいでしょう。気化方式との併用もおすすめですよ。
タンク容量をチェック
一般的にはタンク容量が多いほど長時間加湿できますが、比例して本体も大きくなるためポータブルモデルでは500mlくらいまでが現実的なところです。
給水頻度が高くなるので面倒な一面こそあるものの、デスクの限られたスペースにも設置できます。
中には500mlペットボトルをそのままタンクとして使える製品もあり、出張が多い方など携帯性を優先する場合におすすめ。
小型である以上性能面に期待はできません。「とりあえず加湿さえできれば・・・」くらいのスタンスで選びましょう。
アロマ対応やタイマー機能搭載が便利
アロマディフューザーとしても使える加湿器なら、仕事中や家事中の気分転換にもなるでしょう。
しかし、オフィスで使う場合には周囲の方が不快に感じるかもしれません。シーンで使い分けることが大切です。
それからタイマー機能は付いているととても便利。空焚き防止にもなりますし、退社時刻に設定しておけば消し忘れることがありません。
高機能なモデルではスタート時間を設定できたりもしますが、据え置きで使うわけではないので必要とするシーンは少なそうです。
おすすめのポータブル加湿器12選
ここからはHacktsu編集部おすすめのポータブル加湿器をご紹介していきます。
トップランド/ボトル加湿器キューブ SH-CB30

トップランド/ボトル加湿器キューブ SH-CB30 ¥1,305
ペットボトルに付けるだけで加湿器にできてしまう優れもので、オフィスのデスクや寝室のベッドサイドなどパーソナルスペースにぴったり。
USB電源対応でエネルギーコストが低く、1日8時間使用しても電気代はたったの0.2円ほどしかかかりません。
加湿器本体のカラーバリエーションが多いのも特徴で、加湿量はお好みで弱・中・強の3段階で調整できます。
キューブ型以外にもオーブ型や角度調節可能なモデルもラインアップ。シーンに合わせて最適なモデルが選べます。
OURRY/卓上加湿器

OURRY/卓上加湿器 ¥1,699
従来製品のようにタンクへの制限をなくした指し込み式のモデルで、コップだろうと空き缶だろうと水さえ入っていればタンクとして使用できます。
充電式のコードレス仕様となっており、連続運転ですと約5時間、間欠運転であれば最大約9時間の加湿が可能です。
肝心の噴霧量は35ml/hとパーソナルスペースでは必要十分。500mlの容器なら1日補充なしでいけますね。
超音波式のため動作音が35dBほどと静かなのも魅力。スリム設計でオフィスと自宅間の持ち運びも簡単です。
PRISMATE/充電式ポータブル加湿器 short PR-HF027

PRISMATE/充電式ポータブル加湿器 short PR-HF027 ¥1,980
円柱形状のポータブル加湿器が多い中、こちらの製品はカクカクっと四角くてインテリア性高めのデザインが特徴です。
サイズは67×38×139mmですので、通勤だけでなく旅行や出張のお供としても活躍してくれそうですね。
噴霧量は50ml/h(±20ml)、タンク容量は140mlとなっています。約3時間に1回補充する感じになるでしょう。
充電式(満充電で2~3時間使用)なので使用場所を選ばないのも魅力。パステルなカラーリングでリビングや寝室にもマッチしますよ。
Bestore/卓上加湿器 260ml

Bestore/卓上加湿器 260ml ¥1,980
加湿範囲を上下角90°で調節できるポータブル加湿器。
1,000mAhバッテリーを内蔵しており、電源が近くにない場所でも最大約4時間の連続運転(間欠運転で最大8時間)が可能です。
7色に変化するLEDライトも搭載。ワンボタンで点灯方法を切り替え可能で、ナイトライトとしても活躍してくれます。
タンク容量は260mlとなっており、一回の給水で約9時間分の加湿ができるとのことです。1日のデスクワークをしっかりカバーしてくれそうですね。
Joyhouse/卓上加湿器

Joyhouse/卓上加湿器 ¥1,980
7色LEDライトを搭載し、10時間連続加湿を実現した充電式の最新モデルです。
約4時間の連続稼働で自動停止する安心の空焚き防止機能と、約30dBの低騒音設計により小さなお子様がいるお部屋にも設置可能。
車載用としても優秀で、ドリンクホルダーにすっぽり入るので置き場所に困りません。
また、本体にはUSBポートが搭載されており、緊急時にはモバイルバッテリーとしてお使いのスマホに給電することも出来ますよ。
KMJ/卓上 加湿器 360ml

KMJ/卓上 加湿器 360ml ¥1,980
タンク容量360mlとギリギリでポータブルサイズといった感じですが、最大加湿量90ml/hというパワフルさは魅力的。
それでいて動作音は25dB以下とかなり静かなので、オフィスだけでなく寝室に置いて使うこともできますね。
それからこちらの加湿器はアロマデューザーとしても使用可能。水溶性アロマオイルのみの対応ですので、その点だけ気をつけましょう。
車載用としても使えますから、運転中にイライラしてしまう方はアロマのいい香りでリラックスしてみてはいかがでしょうか。
ANKITY/卓上加湿器 200ml

ANKITY/卓上加湿器 200ml ¥1,999
Amazon’s Choiceにもなっている加湿器で、価格と性能のバランスが良いと高評価を獲得。
タンク容量は200mlと最小限ですが、連続モードで約4.5時間、間欠モードで最大約9時間の噴霧が可能です。
7色LEDライト搭載&水溶性アロマ対応ですので、その日の気分に合わせて光と香りの癒やし空間を作ってみるのもいいでしょう。
密封性が高く、万が一転倒しても水がこぼれません。デスクがごちゃごちゃしがちな方でも安心して使えますよ。
LOMAYA/卓上 加湿器 350ml

LOMAYA/卓上 加湿器 350ml ¥2,080
大きめ(容量350ml)のタンクと750mAhバッテリーにより、最大10時間の連続加湿が可能なモデルです。
次亜塩素酸水にも対応しているので、空間除菌したい方は要チェックの一品。
底部には滑り止めのラバーがついて安定感は抜群。車のドリンクホルダーに入れて使うこともできます。
気になる動作音は30dB程度なので、オフィスや寝室で使いたい場合も騒音を気にせず加湿できますよ。
LOMAYA/卓上加湿器 次亜塩素酸水対応

LOMAYA/卓上加湿器 次亜塩素酸水対応 ¥2,280
同じく『LOMAYA』が販売している加湿器から、一回り小さいタンク容量230mlのモデルをチョイス。
この製品の最大の特徴は、角度調節可能(上下180°)&自動首振り機能(左右120°)搭載の2点です。
こちらも次亜塩素酸水に対応していますので、加湿ついでに空間除菌したい方にはピッタリ。
アロマトレイがついているのでアロマディフューザーとしても使用可能。加湿できるのは最大約4時間となっています。
LEXAVOCO/充電式加湿器

LEXAVOCO/充電式加湿器 ¥2,580
電池残量を表示してくれるというユーザーフレンドリーな機能を搭載した加湿器。
2000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、連続運転では約8時間、間欠運転で最大14時間の加湿が可能です。
動作音は29dBと静かで、LEDイルミネーションを搭載しているのでベッドサイドにもおすすめ。
空焚き防止&自動停止の安全機能付きですから、そのまま眠ってしまっても大丈夫ですよ。
Joyhouse/卓上加湿器 H20

Joyhouse/卓上加湿器 H20 ¥2,799
加湿器というとホワイトを基調とした製品が多いですが、こちらはあえてブラックを基調としたシックなモデルです。
大容量なバッテリー(2600mAh)&タンク(500ml)により、最大20時間以上も連続で使用できます。
超静音設計(30dB以下)でLEDイルミネーションを搭載。デスクを癒やし空間に早変わりさせることもできそうですね。
容量があるだけに本体サイズは少々大きめですので、持ち運ぶにはギリギリかもしれません。
NAKAKO/ダブルノズル卓上加湿器

NAKAKO/ダブルノズル卓上加湿器 ¥2,999
シンプルなデザインと多すぎす少なすぎないタンク容量、そして2000mAhバッテリー内蔵で使いやすさは抜群。
デザイン性が高いので、設置場所の雰囲気を選ばずどんな空間にもマッチしてくれそうです。
肝心の加湿性能ですが、ダブルノズル設計で加湿効率を大幅アップ。そのため動作音は34dBと少々上がりますが、気になるほどではないでしょう。
約10時間の連続運転が可能なので、1日のデスクワークをまるっとカバーしてくれますよ。
車移動するなら1台は持っておきたいところ
加湿が必要な場所といえば自宅やオフィスばかり思い浮かべますが、自家用車で通勤している方は車内の湿度管理にも目を向けましょう。
特に冬場は暖房を入れるので車内が乾燥しがち。ドリンクホルダーに入れられるモデルだと置き場所に困りません。
電源はシガーソケットに対応したモデルか、USB給電に対応したモデルがおすすめ。
乗車時間が短い方ならコードレスモデルでも十分です。ほんの少し加湿するだけでもず、喉がいぶんと楽になりますよ。
お気に入りのポータブル加湿器を見つけよう
ここまでおすすめのポータブル加湿器をご紹介してきましたがいかがでしたてでしょうか。
COVID-19が相変わらずの猛威を奮っていますが、これからの季節はウイルスだけでなく花粉の飛散も始まります。
加湿すると花粉が舞うのを抑える効果にも期待できるので、花粉症の方はウイルス対策と平行して積極的に導入してみてくださいね。
持ち運びやすさと使いやすさを両立したモデルを見つけるのはなかなか難しいですが、お気に入りのポータブル加湿器を見つけ出して快適に過ごしましょう。
※掲載価格は1月20日時点のものです。