『ScanSnap iX100』は日本の大手家電メーカーである”富士通”が開発した画期的なハンディースキャナーです。
スキャナーといえば一昔前はプリンターに付いている機能というイメージでしたが、昨今はスキャナー機能に特化したコンパクトなハンディースキャナーが台頭しています。
『ScanSnap iX100』最大の特徴は無線Wi-Fi接続機能が搭載されており、インターネットの無線環境があればスキャンしたデータを瞬時にクラウドに転送することが可能です。
インターネット環境が無くても本体をアクセスポイントにする「ダイレクト接続モード」により、無線でPCやスマホと接続が可能です。
これらの機能により、『ScanSnap iX100』はあらゆる状況下で紙媒体の情報を気軽にデジタル化することが可能になります。
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セットアップ・使用方法はカンタン!
使用するにはまず初期設定を行います。
『ScanSnap iX100』はスキャンしたデータを保存するため、ドッグとなるPC、もしくはスマホ、タブレットPCが必要です。
簡単な初期設定方法はPCに専用ソフトをダウンロードする方法ですが、ほぼ同じ要領でスマホ、タブレットPCでも専用アプリをダウンロードして使用できます。
PCに専用ソフトのインストールと初期設定が完了した後は『ScanSnap iX100』のスイッチをONにします。すると自動でPC側もソフトが認識し、OFFにすれば自動で終了する仕様です。
スマホやタブレットPCで使う場合も基本的にPCと同じです。
専用アプリの「ScanSnap Connect Application」をダウンロードして使います。
アプリをダウンロードし『ScanSnap iX100』の電源をONにすれば、端末側がスキャナーを認識します。
Wi-Fi接続仕様のため、基本的にインターネットを経由してPCやスマホ、タブレットPCに接続されます。
PC、スマホなどとBluetoothで接続しているわけではないのですが、「ダイレクト接続モード」を使えば本体がWi-Fiのアクセスポイントとなり、PCやスマホと無線で接続可能です。
この「ダイレクト接続モード」により、インターネットが無い環境でも『ScanSnap iX100』と端末の接続は可能です。(その場合クラウドには転送不可)
基本的な使い方
『ScanSnap iX100』を使う際は、初期設定でスキャンした際に出力するファイル形式などをあらかじめ設定しておきます。
それにより、本体の電源をONにすれば自動でPC側のソフトが起動し、常にスキャン待ちの状態になります。
スキャンは上記画像のように紙媒体を本体の内部に通し、内部の読み取り機によってスキャンします。読み取り口に紙を当てれば内部のローラーが起動して自動で巻き取ってくれます。これは家庭用のプリンターに紙をセットするのと同じ感覚ですね。
スキャンの時間はおよそ2,3秒。
そしてほとんど間を置かず、Wi-Fi経由でPCに転送されます。
それらの時間は合計して5秒程度で、レシートや領収書、または思い出の写真など、スキャンしたい紙媒体が数十枚あってもどんどんスキャンし、デジタル化出来ます。
設定でクラウドアカウントを登録しておけば自動でクラウドに転送されます。
実用性はバツグン!
本製品は400gと軽量でコンパクト。またバッテリーも搭載されており、使用する場所を選ばず持ち運びにも便利です。
難しい操作は無く読み取りもスピーディなのでストレスフリーに使用できます。自宅でも、オフィスでも、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。
参照元: FUJITSU(富士通)