自宅で美味しいコーヒーを飲むために、コーヒー豆やドリップ方法にこだわる方は多いですが、ちゃんとミルにもこだわっていますか?
香り高く美味しいコーヒーを入れるためには、
- 古いコーヒーカスはきちんと取り除く
- 不要な熱を与えない
- 豆を均一に挽く
これらのポイントをきちんと押さえる必要があります。
そこで今回は、「ミルは何でもいいと思ってたよ~(汗)」という方にぜひともおすすめしたいコーヒーグラインダー『JPpro』をご紹介!
しかも特別にサンプルをお借りすることができたので、実際に豆を挽いてその実力を詳細にレビューします。
Contents
世界最高峰のコーヒーミルがさらに進化した
『JPpro』は以前Hacktsuでご紹介した『Zpro』の進化版で、高性能な上にインテリア性も高いコーヒーグラインダーです。
特筆すべきはその精度で、世界最高峰の均一粒度はコーヒーの専門家であるバリスタも認めるほど。
切れ味抜群のステンレスカッターは健在で、進化したポイントは以下のようになっています。
- ダイヤル調整が60段階から120段階にUP!調整幅だけでなく精度もUPしています!
- ダイヤル1メモリが『Zpro』は0.033mmでしたが、『JPpro』は0.022mmとさらに微調整が可能に!
- 一度に挽けるコーヒー豆の量がUP!『Zpro』25~30g→『JPpro』35~40gになりました。
- ブレードが大きくなり、ブレなくしっかり支えるために軸の太さも8mm→10mmにUP!
- ハンドルの長さが12cm→15cmになって、回しやすさUP!
- ウッドハンドルの形状が○型→▽型に!より日本人好みになりました(日本モデルオリジナルデザイン)
前モデルでも相当すごかったですが、上記の部分が進化したということで世界最高峰はさらなる高みへ。
豆にも入れ方にもこだわっているのに“そこそこ美味しいコーヒー”しか入れられない、そんなあなたは『JPpro』をぜひお試しください。
詳細URL:
https://plusmotion.jp/jppro.html
https://www.makuake.com/project/jppro/
『JPpro』めっちゃオシャレ!
前モデルとなる『Zpro』はクラウドファンディングのプロジェクトページで確認したのみですが、「めちゃくちゃオシャレなコーヒーミルだなぁ」と感心したのは今でも覚えています。
『JPpro』は機能面だけでなくデザインも進化しているとのことなので、どんなデザインになっているのか期待が膨らんで、開封前から私のワクワクが破裂しそうです。

▲まずはパッケージとキャリーケースから。
むむっ、本体にウッドパーツらしきものが!
デザインで仕様変更があったのはハンドルだけかと思っていただけに、ジャブならぬ先制ストレートを食らってしまいました。
しかも大好物のマットブラック・・・。シルバーもいいですけど、やっぱりマットブラックですよね。(※このカラーリングも日本オリジナルモデル仕様とのこと。)

▲ここのデザイン変更は聞いてなかったー!
ウッドっぽく見えますが、触った質感からするとレザーでできているっぽいですね。
木よりももう少しソフトというか、そんな触感です。

▲こちらが60段階から120段階に進化したという粒度調整ダイヤル。
デザイン的に大きな変更はありませんが、0~8までの間で90段階(1メモリ0.022mm、2周目の3の位置で120段)ですので、差がわからないのではと思ってしまうくらいかなり細かく調整できますね。
しかも世界最高峰をうたう高精度ですから、細引きした時などに真価を発揮してくれるでしょう。

▲挽いたコーヒーはここにたまります。
メタルの削り出しですので、ネジの開け締めには独特の感覚がありました。
メカいじりする方ならわかると思いますが、ちょっと力を入れたらとナメるのではとドキドキしてしまいます。

▲ハンドルは差し込むだけでOK。
ハンドルの付け根には透明のフタが付いていました。
コーヒーミルを使ったことがある方ならわかると思いますが、このフタがないと挽いている最中に豆が飛び出すので助かります。

▲散々もったいぶってきましたが、ハンドルのお披露目です。
形状だけでなくカラーまで変えてくるなんて!ブラックとの相性が抜群ですね!
当然ですが、握り心地はハンパじゃなく良いです。

▲どうです?見ているだけで握りたくなってきませんか?

▲本体の持ち手が金属じゃなくなったので、冬でも冷たさを感じなそうです。
ハンドル側から見ても本体側から見てもカッコいいってすごいですよね。
ただ、デザイン性が真価しすぎて、置き場所を選ぶようになった気がするのは私だけでしょうか・・・?(棚に収納するのであれば問題ありませんが。)

▲ちなみに本体重量は700g足らず。
メタル感が強いですが、1kg以下に仕上がっているおかげで女性でも使いやすいはず。
こんなコーヒーミルをアウトドアで使ってたら、イヤでも注目を集めそうですね。
【実践編】コーヒーを入れてみる
ということで、ここで一度キッチンに移動して実際にコーヒーを挽いてみます。

▲いつものコーヒーセットに、本日は『JPpro』をプラス。

▲コーヒー豆は1杯分の24gを用意しました。
ちなみになぜ24gなのかといいますと、コーヒー豆は100ccあたり7~8g(お湯がコーヒーの13~15倍)を使用します。
今回は300cc(使っているカップが330ml)入れるので、濃い目が好みということもあって8g×3で24gです。

▲メモリはハンドドリップにおすすめの85段(中細目)にセット。
1周90段となっており、ハンドドリップには8~9(ちょうど1周)くらいがちょうどいいようです。

▲ハンドルを外して豆を入れていきます。
ちなみに画像のコーヒーは、無印良品のオーガニックコーヒー(ダーク)です。
深いコクとしっかりした苦味が特徴で、香りがとても良く、作業のお供にピッタリ。

▲中に豆が入っているのが見えますか?
ハンドルをセットしてとりあえず一回転。まず驚いたのが、切れ味の良さです。
いつも手動式のミルを使っているのでよく分かるのですが、軽い力でクルクルとハンドルを回せます。

▲こちらが今回挽いたコーヒー粉です。

▲驚くほど均一に挽けています。

▲そしてこちらが愛用しているミルで引いたもの。私の好みで中挽きになっています。
遠目で見てもハッキリわかるほど“均一さ”に大きな差がありますね。
まず挽いている最中のゴリゴリ感が圧倒的に違いますし、ハンドルが長くて握りやすく、力を入れやすいというのも使いやすさにつながっています。

▲“蒸らし”の状態。カップやドリッパーは先に温めておくといいですよ。
こころなしかいつもより香りが強い気がします。
粒度が均一なので抽出にはいつもより時間がかかりましたが、不思議と雑味やエグみはほとんど出ませんでした。
とても美味しいコーヒーが入れられたと思います。
使った後はメンテナンスしよう
さて、美味しいコーヒーを飲んだあとはミルのお掃除をしましょう。
1日2日程度であればそこまで気になりませんが、それでも古いコーヒーカスが残っていると雑味の原因になっている気がしてしまいます。

▲『JPpro』の分解はとても簡単。
ハンドル取り付け部分の付け根にあるギザギザがついたナットを回すだけで、↑ここまで分解できます。
もう少し分解できるようですが、日常的なお手入れはこれで十分できそうですね。

▲カッターのすき間などに残ったコーヒー粉を、付属のメンテナンスブラシで除去していきます。
ブラシが届かない場所や静電気でくっついているものは、付属のブロアーで吹き飛ばしましょう。

▲メンテナンス後のコーヒー粉を集めてみました。
思ったより残っていましたね。
1回でこれだけあるのですから、1週間以上メンテナンスをしていないグラインダーはどんなことになっているのでしょう・・・。
「今日のコーヒー酸っぱいな・・・」なんて感じたら、それは豆の劣化だけでなく残ったコーヒーカスのせいかもしれませんよ?
『JPpro』でコーヒーの美味しさをワンランクアップ!
今回は世界最高峰の均一粒度を誇る『JPpro』をレビューしてきましたがいかがでしたでしょうか。
コーヒーに限らず、食材の美味しさを引き出すためには最高の道具と一手間が大切ですよね。
『JPpro』は家庭用としてだけでなく、アウトドアシーンでも活躍してくれます。
ワンランク上のコーヒーライフが楽しめますので、すでにコーヒーミルをも愛用している方もそうでない方も、この機会に『JPpro』をGETしてみてはいかがでしょうか。
詳細URL:
https://plusmotion.jp/jppro.html
https://www.makuake.com/project/jppro/