今までなかった発想から生まれた、新製品の『マンガムテープ』。
その活用性や素晴らしさを知ったら、使ってみたくなる商品です。
まだ馴染みのないネーミングですが、いったい『マンガムテープ』とはどんなものなのでしょうか。
引っ越し時や荷物の発送など梱包時にガムテープを使いますが、そのガムテープに漫画のコマや吹き出し・効果線が印刷されたものが『マンガムテープ』。
マンガとガムテープを合わせて『マンガムテープ』という、まさにその名の通りと言ったネーミングになっていますね。
手書きで想いを伝えられる

表面素材はOPPと言われる収縮性のないビニールになっているので、そこに油性ペンでメッセージや物語を描くことが出来るのです。
例えば単身赴任の旦那様に奥様から贈り物をする時、その贈り物を準備するまでの経緯や離れている時間の出来事を、マンガで描いて楽しく伝えることが出来ます。
離れて暮らしている御両親への贈り物時に、お孫さんの可愛いエピソードなんかを教えてあげるのも良いですね。
彼女へのプレゼントに、手紙は恥ずかしいと言う男性でもマンガでなら想いを伝えられるのではないでしょうか?
贈り物にある送り手の背景をストーリーにして描くことで、物だけでなく気持ちも添えることが出来るということです。
いつもは電話やメールなどのやりとりで終わらせているところを、手書きで思いを伝えられる、なんとも心が温まる商品なのです。
コクヨデザインアワード2016の受賞作品

参照元: コクヨ
『マンガムテープ』はコクヨデザインアワード2016年度の優秀賞作品を商品化したものです。
文房具メーカーのコクヨが、現代に本当に必要なものは何か?というテーマの元、一般公募でデザインされ優秀賞を獲得した商品です。
物がありふれてどんどん便利になっていく世の中で、見直されるべきもの、活用して生かせるものとして発想されている、デザイン性の高い商品です。
何でもデジタル化が進んでいる今日で、あえてアナログ的な手書きと言う発想が注目された部分ではないでしょうか。
2000年から毎年おこなわれているコクヨデザインアワードでは、過去にもカドケシやキャンパスノートパラクルノなどの数々のヒット商品が生み出されています。
『マンガムテープ』のコンセプトは、送り手の気持ちやストーリーも一緒に送ることが出来るガムテープ、あなただけの特別な贈り物を大切な人へ、ということです。
絵心がない人でも、簡単なハートや星、絵文字などに一言メッセージを加えるだけで、気持ちは充分伝わるのではないでしょうか?
「モノ」と「気持ち」を贈る
可能性のある活用法としては個人ネットショップなどを経営している人など、普段配送する機会が多い人ならば、有効的に使えるのではないでしょうか。
印刷されたメッセージカードが入っているよりも、一言簡単に手書きの方が気持ちも伝わりやすいですね。梱包時にロゴマークと感謝の気持ちを手書きで記入しておけば、リピーターにも繋がるかもしれません。
何よりとてもユニークな発想に、誰もが斬新さを感じることだと思います。
都会で独り暮らしをする子供に野菜の差し入れをする時には、しっかり食べなさいと言うメッセージを書き込んで送りましょう。
離れて暮らす家族からの手書きのメッセージと言うものは、何とも言えない強いパワーがあるものです。
手紙と言うかしこまった形ではなく、少しふざけて書くことも出来るので、普段なら照れて言えないこともマンガでなら伝えられそうですよね。
そういった意味で機能的な商品なのではないでしょうか。
新しい物が大好きな人ならば、これはいち早く使ってみてもらいたい商品です。
あなたの気持ちを是非マンガムテープで綴ってみて下さい。
ありそうでなかった考えの『マンガムテープ』ですが、この先にも別バージョンに広がりやすい、とても可能性のある商品だと言えますね。
参照元: コクヨ ショーケース