普段使っているステーショナリーに、こだわりをもっていますか?一度ハマれば抜けだせないのは万年筆の世界だけではありません。
”文房具の街”東京銀座に専門店ができてしまうほどアツいのは、なんと子供のころから慣れ親しんだ鉛筆。スタンダードな鉛筆から漆(うるし)を装飾した鉛筆まで、魅力あふれる鉛筆の世界を今回は紹介していきます。
オマケとして最後にこれまでにない発想の鉛筆削りを紹介しますのでお楽しみに。
Contents
【三菱鉛筆】ハイユニ HB
三菱鉛筆の日本を代表するモデル”ハイユニ”は、日本らしいえび茶色に金色をあわせた上品なデザインでお馴染みの高級鉛筆です。
普段使いならユニもいいですが、一度使ってしまうとハイユニから戻ることは難しいでしょう。こちらの鉛筆に採用されている芯は折れにくく、そのなめらかな書き心地がユーザーの心を掴んで離しません。
【トンボ鉛筆】MONO100 HB
日本では三菱鉛筆とならんで双璧をなすトンボ鉛筆の高級ラインMONO100です。
品質はどちらも素晴らしく、柔らかめならハイユニ、硬めの書き心地が好みならMONO100がオススメ。芯は固くて減りにくく、ピアノ塗装を思わせる濃い黒で書ける鉛筆です。
【ステッドラー】ルモグラフ HB
鉛筆コーナーで一際目を引くブルーカラーが印象的なドイツの鉛筆ですが、特筆すべきは芯の硬さとそこからくる書き心地の滑らかさです。とにかく書きやすさを求めるならルモグラフがオススメっていうくらい滑らかな書き心地を、ぜひ一度お試しあれ。
【ファーバーカステル】カステル9000番 HB
高級鉛筆の代名詞ともいえるファーバーカステルのパーフェクトペンシルシリーズ。
日本の鉛筆に比べればステッドラー同様硬めの書き心地ですが、筆圧に敏感で色合いが変化する鉛筆です。少し柔らか目のグリーンが一目でそれと分かるので、持ち主の所有欲まで満たしてくれる高品質な鉛筆です。
【伊東屋】六角ペンシル ホワイト HB
ホワイト一色でとてもキレイなデザインが特徴的な伊東屋の六角ペンシル。
見た目の柔らかさに劣らない柔らかな書き心地は女性にもオススメの鉛筆です。名前から分かる通りしっかり六角形なので、三角同様に正しい持ち方ができるのも魅力です。
【北星鉛筆】かきかた三角鉛筆 B
一般的なサイズと異なるので何かと気になる北星鉛筆のかきかた鉛筆ですが、そのデザインの秀逸さは大人向け。
子どもたちにはツルツルして持ちにくい鉛筆でも、大人はその滑らかさにうっとりさせられることでしょう。さらさらと書ける柔らかい書き心地もさることながら、正しい持ち方ができる三角形なのも嬉しいポイントです。
【五十音】漆塗り鉛筆 HB

参照元:All About
東京銀座にある鉛筆とボールペンだけを扱うショップ【五十音】からは、漆塗りを施したオリジナルの鉛筆が登場。
代表的なモデルが七々子(ななこ)塗と津軽唐(から)塗り、そして飛騨春慶(ひだしゅんけい)塗りの三種類となっています。その美しさからコレクションにもおすすめですが、使ってこその鉛筆ということで同僚や上司へのギフトとしてオススメです。
【ファーバーカステル】UFO パーフェクトペンシル ギフトセット
高級感を味わうなら間違いなくこの鉛筆でしょう。
キャップと鉛筆のデザインが秀逸すぎてため息が出そうになります。鉛筆としてはかなり高価なので、特別なギフトとして贈るのがオススメです。
オマケ 世界が注目する鉛筆削り
【中島重久堂】TSUNAGU
こんな鉛筆削りがあったなんて知りませんでした。
ちびた鉛筆というのは不思議と愛着あふれるものですが、それらをつないで再利用するための鉛筆削りです。この鉛筆削りがあればより一層書くのが楽しくなりそうです。削るのに少しコツがいりますが、やりたくてもできなかたった「鉛筆を最後まで使う」という事を達成させてくれる素晴らしい発想の鉛筆削りです。
いかがでしたでしょうか。これまで何気なく使ってきた鉛筆ですが、比べてみれば確かに違う世界観がそこにはありました。
今回はあくまで普段使いとして選びましたが、デッサン用なども含めればその数は計り知れません。まだまだ知らない鉛筆を求めて、次の休日は文房具屋めぐりなどいかがでしょうか。