万年筆といえばビジネスマンだけでなく、男なら憧れを抱くアイテムの一つではないでしょうか。
こだわりのあるステーショナリーの代表とも言える万年筆ですが、書くだけにとどまらず所有欲まで満たしてくれます。
今回はそんな万年筆が気になりはじめた人へ、最初におすすめのブランドとモデルを紹介していきます。
もちろん最初から本格的なものを持つのも良いですし、ちょっと趣向に凝ったものを選ぶのもいいでしょう。
ステーショナリーの王様ともいわれる万年筆で、自分をワンランクアップさせましょう!
Contents
【PILOT】Elabo(パイロット エラボー)
日本の万年筆ブランド御三家の一角で、書くことだけを考えるならパイロットがいいでしょう。
エラボーはシンプルなデザインと書き心地が人気のモデルで、日本語の「とめ・はね・はらい」などが文句なく書きやすいです。
軽い筆圧で書ける独特のペン先で、ソフトタッチでありながらもコシのある書き味を実現しています。
【PARKER】Duofold(パーカー デュオフォールド)
ペンブランドとしてあまりにも有名なパーカーですが、筆者もパーカー愛用者の一人です。
長年つかうことを考えて信頼できるブランドを選びたいという人や、万年筆として落ち着いたものが欲しいという人におすすめです。
特にデュオフォールドはパーカーのフラッグシップモデルであり、万年筆の王道と呼ぶに相応しいパーカーの代表作です。
少々硬い書き味ですが、筆圧が強い人や日常的に速記する人などにオススメと言えるでしょう。
【CROSS】Century(クロス センチュリー)
アメリカの大統領達からこよなく愛される名門ブランドとして知られるクロスですが、ボールペンが有名なのでご存知の方は多いのではないでしょうか。
シンプルで書き心地の良い万年筆はスマートで女性にもオススメ。
センチュリーはクロスの傑作といわれるモデルですが、ボールペン並の細さでバランスのいい書き心地が男女問わず人気を獲得しています。
【MONTBLANC】Meisterstuck(モンブラン マイスターシュテュック)
一本の万年筆を一生使いたい、そんな人におすすめなのはモンブランです。
名門中の名門で筆記具のステータスシンボルとも言えるモンブランの中で、モンスター級の人気を獲得し続けているのがこのマイスターシュテュックです。
モンブランを代表する名作モデルであり、最高の万年筆が使いたいならマイスターシュテュックを選んでおけば間違いありません。
【PELIKAN】Souveren(ペリカン スーベレーン)
ドイツを代表するブランドで、モンブランと並んで高級万年筆の双璧とされています。
優れた書き心地には定評があり、万年筆を選ぶならモンブランかペリカンかと言われるほどの人気があります。
その中でもスーベレーンは質実剛健で、世界中の愛好家から愛される万年筆の最高峰です。
スーベレーンを選ぶなら初心者でも扱いやすいM600がいいでしょう。
【PLATINUM】#3776 Century(プラチナ萬年筆 センチュリー)
こちらも日本の万年筆ブランド御三家の一つで、そんなプラチナの万年筆で初心者から愛好家までオススメできるのがこの#3776です。
名作中の名作といえる#3776ですが、この名前の数字は富士山の標高と同じだということに気づきましたか?
ネーミングからもわかるように国内最高峰を意味して作られた傑作は、現在も多くの人に愛され続けるまさに日本を代表する万年筆です。
想像以上に滑らかな書き心地なのでカリカリ書くのが好きな人には向かないかもしれませんが、メンテナンスフリーのペン先は初心者にとってとても心強いです。
【WATERMAN】Expart(ウォーターマン エキスパート)
フランスの由緒正しき万年筆ブランドウォーターマンは、世界で初めて毛細管現象を応用した万年筆を開発したブランドでもあります。
上品でエレガントなデザインが人気で、ギフトにするならウォーターマンをおすすめします。
エキスパートは同ブランドを代表するモデルで、見た目の美しさと書き心地の良さが魅力の逸品です。
機能美という言葉が相応しいモデルですので、名前の通り専門分野でこだわりの一本が欲しいという人はいかがでしょうか。
万年筆のブランドとそれぞれのおすすめを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
気になるモデルはありましたか?
万年筆といえば高級なイメージですが、価格としてはボールペンと変わらないものも意外と多く選択肢も広いです。
今回紹介したもの以外にも素晴らしい万年筆は多くありますので、自分にあう一本をとことん探してみるのもいいかもしれません。