突然ですが問題です。日産の本社はどこにあるでしょう?

参照元: NISSAN
正解は、横浜です。横浜駅の東口、大きくそびえ立つビルが日産の本社となります。
一階にはスターバックス・コーヒーが入っており、日産のグローバルな社員御用達。筆者は以前横浜に住んでいたため、時々そのスターバックスへ出かけては、洗練された空間を楽しんだものです。
まあそれはさておき、なんとその日産があなたの心を読んでしまう車を開発しているというのです。
まーた、そう簡単に問屋はおろ・・・しちゃいます?
とりあえずどんな話なのか、その最先端テクノロジーの今に迫りましょう。
こいつ・・・なぜ今俺がブレーキを踏もうとしたとわかった・・・?な最新テクノロジーが日産から
なんでも日産自動車は2018年1月4日、運転手の脳波を読んで運転を支援する技術の研究を発表したそうです。
日産のテクノロジーがあなたの心を読んで反応速度を早めてくれる技術の開発を進めているというのだから驚きです。
この日産の最新の解析技術はB2V技術と言い、計測された脳波によって運転の手助けをするというもの。
あなたがブレーキを踏むよりも早く、そしてハンドルを回すよりも先に、その心を読んでタイヤを止めてくれるのです。
人間は随意運動を起こす1、2秒前から脳波に変化が生まれます。(「準備電位」という。)
日産の今回の研究は、準備電位を読みとって実際に自動車を操作するまでの時間の遅れをカバーすることで、運転手が「思い通り」に運転できるよう支援するものだというのです。
(やはり人工知能VS人間なのでしょうか、筆者はこのような最新の物には大手を振って大賛成ですが、なんだか機械に読み取られていて思い通りという気もしないのはどうしてでしょう笑)
しかしこのわずかとも言える時間短縮によって、防ぐことのできる事故は少なくないでしょう。
たかが数秒、されど数秒。事故を減らす手段がひとつ増えたと言えるのではないでしょうか。
日産は今後、ブレーキやアクセルのシステムなどを人間の複雑な意志を手助けするADAS(先進運転支援システム)にまで広げ、完璧に安全な全自動自動車の開発まで広めていく可能性もあると言います。
それはまさに映画の未来映像の世界で、我々のドライビング意志の有無に関わらず車が勝手に走ってくれるのです。
日々進化するテクノロジーについていこう

テクノロジーの進化に戸惑う人が多いのも分かります。
多分、このような技術がどこまで信用できたものか…となんとなく反発をして「従来の自然を大切にしてきた日本の和の心を忘れるな!」と一喝したくなる人もおそらくいらっしゃるかと思います。
しかしこのようなテクノロジーによって、例えば足を怪我してしまった時などの今までは困難であった状況での運転も可能になるのです。
市販化される頃には信頼のおける安全性で我々の元にやってくることでしょう。
もう少しだけ、日産などの先端を行く企業などの動向を見守って行きたいものです。