焼く、煮る、炒める、蒸す、と幅広い調理をアウトドアシーンでできるということから話題になった万能鍋「ダッチオーブン」。
各メーカーからさまざまなモデルが販売されており、もちろん家庭で使用できるものも販売されています。
ダッチオーブンの魅力はなんといってもさまざまな調理に対応できる万能感と、ダッチオーブンでなくては作り出せない料理の数々にあります。
たとえ同じ料理を作ったとしてもダッチオーブンで作れば格段に美味しくできあがり、一度食べればその味が忘れられなくなります。
特に鋳鉄製のダッチオーブンには男心をくすぐる「育てる楽しみ」もあり、使い込まれて深く黒光りする「ブラックポット」にはうっとりしてしまうこと間違い無し。
今回はそんな話題沸騰中のダッチオーブンの中でも、人気が高い10種類をピックアップしてご紹介します。
Contents
- 1 魔法の鍋『ダッチオーブン』は8~12インチがおすすめ
- 1.1 CAPTAIN STAG / ココット 14㎝ ¥1,306
- 1.2 CAPTAIN STAG / ダッチオーブン 10インチ ¥4,402
- 1.3 LODGE / サービングポット 20cm ¥5,991
- 1.4 LODGE / キャンプオーヴン 10インチ ¥14,094
- 1.5 LOGOS / SLダッチオーブン 10インチ ¥8,532
- 1.6 snow peak / 和鉄ダッチオーブン 26 ¥27,864
- 1.7 Coleman / ダッチオーブン 8インチ ¥6,480
- 1.8 SOTO / ステンレスダッチオーブン 10インチ ¥21,384
- 1.9 UNIFLAME / ダッチオーブン スーパーディープ 12インチ ¥16,900
- 1.10 PETROMAX / ダッチオーブン 10インチ
- 2 ダッチオーブンで作った料理はとにかく美味い!
魔法の鍋『ダッチオーブン』は8~12インチがおすすめ
ダッチオーブンで作る料理といえばローストチキンやローストビーフが代表的です。
丸鶏でローストチキンを作るには12インチが必要になりますが、サイズが大きくなればなるほど鉄の固まりであるダッチオーブンは重くなってしまいます。
利用するシーンや用途に合わせてダッチオーブンを選ぶか、場合によってはちょっと小さめのものと12インチなど複数持つのも良いでしょう。
CAPTAIN STAG / ココット 14㎝ ¥1,306
アウトドアメーカーでお馴染みのCAPTAIN STAGですが、コスパが優秀すぎることでも広く知られていてこのココットも疑問に思わずにはいられない価格設定となっています。
14㎝とかなり小さめですがソロキャンプのときや、少人数のスープや煮込み料理ができるサイズ感がちょうどいいと人気を集めています。
鋳鉄製ですが小さいのでそこまで重くなく、ツーリングキャンプやあまり荷物を増やしたくないキャンパーにもオススメです。
CAPTAIN STAG / ダッチオーブン 10インチ ¥4,402
同じCAPTAIN STAGからは定番の10インチもやはり外せません。
圧倒的なコストパフォーマンスは入門用にもおすすめで、焦げ付かせてしまったり破損させてしまったとしても精神的にダメージが少なくて済むのはうれしいですね。
こちらも鋳鉄製なので重量はなかなかのものですが、価格が価格なだけに14センチとセットで購入する人が多いようです。
もちろん育てる楽しみはしっかり味わえるので、メンテナンス次第では長期の使用も全く問題ありません。
LODGE / サービングポット 20cm ¥5,991
2qt(約20センチ)とちょうどいいサイズ感が人気のLODGE社が販売するサービングポットです。
LODGE社の製品は「ロッジロジック」という慣らし済み処理により長年使い込まれたような風格で、購入したらすぐに使用できるお手軽さが魅力です。
家庭用コンロでも使用できるのでデイリーに美味しい料理が食べたい人にオススメのダッチオーブンです。
LODGE / キャンプオーヴン 10インチ ¥14,094
続いて同じLODGEから本格的なモデルでもあるキャンプオーヴンの10インチをご紹介します。
女性でも扱える10インチは料理のレパートリーが広いので一つ持っていると重宝しそうです。
シーズニング(使い慣らし)不要の「ロッジロジック」は初心者だけでなく手間を省きたい人にも人気がありますが、底に足がついているので家庭での使用には向きません。
アウトドアでしっかり料理を楽しみたい人に向いたモデルと言えるでしょう。
LOGOS / SLダッチオーブン 10インチ ¥8,532
アウトドアメーカーでお馴染みのLOGOS社からも定番の10インチが販売されています。
普通のダッチオーブンより深めのデザインで、同じ10インチでも料理のレパートリーが広いのが特徴です。
大きくて重いですが、家庭でも使用できるIH対応なのでいつでも「あの味」が楽しめます。
携帯用のバッグが付属するので、重いですが持ち運ぶにはいいかもしれません。
snow peak / 和鉄ダッチオーブン 26 ¥27,864
日本の技術バンザイと思わず言いたくなるダッチオーブンがsnow peakから販売されている和鉄モデルです。
燕三条だからこそ実現した薄さと軽さはまさに究極、まるでダッチオーブンではないかのように女性でも割りと楽に扱えます。
秘密は素材に使われているダクタイル鋳鉄で、驚きの薄さを実現しながらもヒートショックや衝撃に強いのは鋳物成型技術の賜物といえそうです。
シーズニング(最初の使い慣らし)は必要で値段も高めですが、一生モノのダッチオーブンが欲しいならいかがでしょうか。
Coleman / ダッチオーブン 8インチ ¥6,480
植物性オイル使用でシーズニング(使い慣らし)不要のダッチオーブンらしいダッチオーブンです。
やや小さめの8インチですが、あえてのサイズ感が少人数でのキャンプを好むキャンパー達から人気を獲得しています。
収納ケースとリッドリフター(蓋を引っ掛けて開ける道具)が付属するのもうれしいですね。
大手メーカーという安心感もありますし、家庭での使用が可能なのでコスパ◯でオススメのダッチオーブンです。
SOTO / ステンレスダッチオーブン 10インチ ¥21,384
今回紹介するダッチオーブンの中では唯一のステンレス製で、シーズニング(使い慣らし)ももちろん不要でメンテナンスもいらないのがSOTOのダッチオーブンです。
ステンレスはダッチオーブンに使用される素材としては新しく、主流の鋳鉄製のものと比べると手間いらずで軽量、扱いやすいといったメリットがあります。
ただし個人的に結構重要なことなので記載しておきますが、「育てる楽しみ」がないのはちょっと残念です。
サビにも強いので初心者にもおすすめのモデルですが、価格が高いのでとにかく手間を掛けずにダッチオーブンを楽しみたい人にオススメです。
UNIFLAME / ダッチオーブン スーパーディープ 12インチ ¥16,900
黒皮鉄板という一風変わった素材を使用しているのはUNIFLAMEのダッチオーブンです。
黒皮鉄板というのは製造工程で鉄に皮膜を形成したもので、サビに強く業務用のフライパンなどにも使われる素材です。
比較的安価な鋳鉄と比べて本体費用がお高めですが、油馴染みがよく使い勝手がいいので安定した人気を獲得しています。
鉄フライパンで使い慣れている人は、そのまま重くて深くなったものだと考えれば想像しやすいでしょう。
お手入れが鋳鉄製のものに比べるとやりやすいので、丸鶏がすっぽり入る12インチのような大きめのサイズにもチャレンジしやすいのがいいですね。
PETROMAX / ダッチオーブン 10インチ
メーカーとしての知名度はあるのにダッチオーブンではあまり見かけないので、人とかぶりたくないといった個性的な人にオススメです。
ダッチオーブンの機能にはもちろん何の問題もなく、むしろ蓋にしっかりとデザインが入っていてカッコイイので今後人気が出てくるかもしれません。
価格も安価な部類に入るので、デザイン、コスパともに良いのですがなぜか現段階ではあまり知られていません。
ダッチオーブンで作った料理はとにかく美味い!
たまには週末にゆっくりソロキャンプに出かけて、「なぜここまで美味しくできるのか、それはダッチオーブンだから」という問答をしながら一人で至高のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
肉料理から炊飯までマルチにこなすダッチオーブン製の美味しい料理を食べながら、ゆっくりと燃える火のゆらめきを眺めて忙しい日常を忘れてみるのもたまにはいいものです。
そうしているうちに気づけば愛用のダッチオーブンは「ブラックポット」になっているかもしれませんね。
メンテナンスこそ大変ですが、手入れをすればするほど愛着が湧いてくるものです。
ゆっくり自分にあったダッチオーブンを見つけて、あたたかくなってきたころにでもキャンプに出かけてみてゃいかがでしょうか。
※ 価格は全て2018年4月23日現在のものになります。