雨の日、どんな傘を持って行きますか?「ジャンプ傘」か「折りたたみ傘」のどちらかが大半だと思います。
折りたたみ傘はコンパクトでカバーを付けられるので、カバンに入れて持ち運べるのが便利です。
ただ、傘がびしょ濡れだとカバンの中が湿ってしまいます。生乾きのイヤな臭いがすることもしばしば。
そんな悩みを解決してくれるのが、イタリア発の折りたたみ傘『Kjaro(キアーロ)』です。
キュッとひねって排水!
『Kjaro』の特徴は雨水の排水機能にあります。先端のリングをひねると、底に溜まった雨水が出てきます。これがなんとも爽快なんです。
水が溜まった状態で傘を逆さにしても、手元に水が流れてくることはないので安心です。
こまめに排水すれば傘は常に乾いた状態なので、もうカバンの中が湿ることもなければ臭くなることもありません。ありそうでなかったこの排水フィルターは画期的ですね。
手が塞がらないから便利
雨の日の何が嫌かって、傘で手が塞がってしまうところです。折りたたみ式ならカバンに入れられるのでまだマシですが、電車に乗ってカバンに入れ、また取り出すとかも面倒。
『Kjaro』にはフックが付いていて、カバンやベルトに取り付け可能です。これならいちいち出し入れしなくていいですね。
傘をよく置き忘れてしまうおっちょこちょいな人でも、カバンにケースをぶら下げておけば、もう忘れることはありません。「カバンごと忘れてしまうかも!」って人はズボンのベルト部分に取り付けるか、ショルダーストラップを活用してください。
スムーズにたためる
地味に重要なのが傘のたたみ易さ。『Kjaro』は煩わしいボタン式の留め具ではなく、磁石でパチッと傘をたためます。
折りたたみ傘は開いたり閉じたりすることが多いので、このスムーズさは雨の日のストレスを軽減してくれるでしょう。
暴風雨でも壊れない
折りたたみ傘の弱点として「壊れやすい」という点があります。3000円も払ったのに、たった1回の強風でバキッ!なんて悲しすぎますよね。
『Kjaro』はアルミ製フレームを採用し、持ち手部分にはグラスファイバーを使用することで耐風性能を実現しました。
ご覧の通り、傘が裏返るほどの強風でも折れ曲がったり、ひしゃげたりしません。
『Kjaro』を1本所持しておけば、もう一生傘を買い換える必要がなくなるかもしれません。
デザインのバリエーションは?
おしゃれに気を遣う人なら、「傘もファッションの一部」と考えるのが当たり前です。デザインがダサかったり、好きなカラーがなければカバンに取りつけたりしたくないですよね。
まず、ケースは6色から選べます。
スーツなどかっちりした服装なら「ブラック」か「グレー」、個性を出したいなら「レッド」や「グリーン」などいかがでしょうか。シンプルな見た目なので「ダサい」と思われる心配はありません。
傘本体は4色の木製ハンドルから選べます。
ちなみにこの持ち手は人体工学に基づいて設計されているので、長時間持ち歩いても疲れにくいです。『Kjaro』はユーザー目線に立ち、細部までこだわり抜いています。
また、ハンドル5色、傘3色を自由にカスタマイズできる上位版も公式サイトで販売されています。
価格はベーシック版の3倍近くしますが、長く使い続けることを考えるとこだわってみるのも良いと思います。
価格は?どうやって入手するの?
「折りたたみ傘の不便さを全て解消した」と言っても過言ではない『Kjaro』。気になる価格ですが、クラウドファンディングサイト”INDIEGOGO“から70ユーロ(約9千円)で購入することができます。
普通の折りたたみ傘と比べると値が張りますが、高機能で長く使い続けられることを考えるとその価値は十分にあります。死ぬまでこれ一本で過ごせるかもしれないですし。
イタリア製のおしゃれな傘で、雨の日の街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。