日本人の朝食の定番メニューと言えば納豆や卵かけご飯(以下TKG)ですよね。
中でもTKGは専用のクッキングトイやレシピ本が出るほどファンが多く、シンプルなだけに素材の美味しさを存分に味わえる”料理”でもあります。
そこで今回は最強の朝食を食べたい人のために、TKGにはどんなお米が合うのか調べてみました。
もちろんTKGだけでなく定食やカレー、丼飯などそれぞれの特徴に合わせた美味しい食べ方がありますので、どのお米を購入しても最後まで美味しく食べることができるでしょう。
それでは早速TKGに合うお米の特徴からご説明していきます。
Contents
TKGに合うお米の特徴とは?
シンプルなのに奥が深い料理TKGですが、美味しいTKGを朝食にすればその日一日なんとなく幸せに過ごせるような気がしませんか?
ただでさえ美味しいのに卵やお米、醤油にこだわったらどこまで美味しくなってしまうのか、TKG好きなら一度は考えたことがあると思います。
TKGに合うお米というのは基本的には粒が大きめであること、そしてサッパリしていてほどよい粘りと甘みがあるのが良いとされています。
最も有名なお米の品種と言えばコシヒカリですが、もうちょっと粒が大きいお米のほうがどうやらTKGにはマッチするようですね。
ブランド米の存在
日本には現在約300種類もの品種があり、その全てのお米に特徴があって違いがあります。
さすが日本人の主食だけあってあまりの数の多さにちょっと驚かされましたが、このすべてを食べ比べる機会なんて普通に生きていてはまず遭遇しませんよね。
そんなわけで今回は「TKGに合う」と紹介されているお米の中からピックアップして独断でさらに厳選しました。
最終的には5銘柄まで絞り込むことができましたので、それぞれのお米の特徴を踏まえてご紹介していきます。
おすすめの5選
北海道産ななつぼし

¥2,680
北海道産のお米で有名な銘柄と言えば「ゆめぴりか」ですが、この「ななつぼし」の生産量は「ゆめぴりか」をはるかに越えて日本の作付け面積ランキングでも10位にランクインするほどです。
同じ特Aでありながらも「ゆめぴりか」よりリーズナブルなのでより一般家庭向きであり手に入りやすいのも特徴です。
お米はあっさりしていてほどよい粘りがあり、甘みとのバランスが絶妙な仕上がりとなっています。
サラッとしていて汁通りがいいのでカレーや牛丼にもおすすめですが、なんと言ってもTKGにオススメ。
3口目からの三位一体感を思う存分堪能してください。
宮城県産ササニシキ

¥2,780
TKGにぴったりなのは程よい粘りのあるサッパリしたお米ということで、「ササニシキ」の存在を忘れてはいませんか?
一時期はお米言えばコシヒカリかササニシキと言われるほどの銘柄でしたが、品種の特性による栽培の難しさで現在は全体流通量のわずか0.4%ほどにまで減少してしまいました。
そんな絶滅寸前とも言える銘柄ですがあっさりとした食感となめらかな喉越しはTKGにピッタリではないでしょうか。
コシヒカリのように粘りが強くないので口の中でフワーっとほどけることから、かつてはお寿司屋さんでも大人気のお米でした。
店頭でもなかなか見かけることがなくなってしまいましたが、見かけた際はぜひTKGにして食べてみてください。
岐阜県飛騨産銀の朏

¥6,480
飛騨産の極上米として売り出されており、粒のサイズがコシヒカリの1.5倍とTKGにピッタリのお米です。
先日予備校講師の林修先生が「私の浮気相手」としてテレビで紹介したことで一気に知名度が上がったのでもしかすると今後はなかなか入手しづらいお米となってしまうかもしれません。
突然変異で誕生したお米なのですが「全国食味分析鑑定コンクール」で4年連続金賞を受賞するなどその実力は折り紙つき。
程よい粘りがありお米の強い甘みを思う存分堪能できます。
茨城県産はるみ

¥2,380
神奈川県産のブランド米で、一般市場の流通量は極めて少なく学校給食用に生産されているお米として知られています。
一般家庭用に購入するなら湘南付近の道の駅などを探してみると見つかるかもしれません。
学校給食用と言われると期待薄に感じるかもしれませんが特Aを獲得しており、程よい粘りと控えめなくらいの甘さがTKGにとてもマッチしてくれます。
他のブランド米と違って単品で食べるとやはり物足りなく感じてしまうしれませんが、アシストの上手さではピカイチですしなんとなく懐かしい気分にさせてくれることでしょう。
もちろん給食同様カレーとの相性も抜群ですが特A評価を受けたことで人気が急上昇していますので、これまでよりさらに手に入りにくくなるかもしれません。
山形県産つや姫

¥2,663
山形県で10年の開発期間を経て誕生したつや姫は、名前の通りツヤと眩しいほどの白さが美しいお米です。
粘りと甘みが強いのが特徴で、ここだけ聞けば卵と喧嘩してしまいそうですが全体のバランスがとてもいいのでTKGにして食べるとこれまた「美味い」です。
一部ではコシヒカリを上回る美味しさとも言われており、TKGに限らず定食などに合わせても最高の主食になります。
ただしお米の味がしっかりしているのでピラフやチャーハン、パエリアなどお米に味付けするような料理には不向きと言えるでしょう。
おいしくご飯を炊くには
せっかく美味しいブランド米を入手しても、炊き方で失敗してしまってはどんなお米であろうと本来の美味しさを味わうことはできません。
お米はきっちりと正確に計量し、洗うのに使うお水にまでこだわることでようやく本当の美味しさを引き出すことができます。
というのもご飯を炊く前には必ずお米を洗うと思いますが、実はこの最初に水を注いだ瞬間こそがお米が最も水を吸い込む瞬間でもあります。
これまでただの水道水で洗ってたという人は、ちょっともったいないですが洗うお水をスーパーなどに設置されているウォーターサーバーのお水に置き換えてみるといいかもしれません。
あとは研ぎ方と水の量に注意していつもどおり炊飯器で炊けば、同じお米でもこれまでと全く違ったご飯が炊きあがることでしょう。
最高のご飯で最強の朝食TKGを食べて、今日も一日バリっと働きましょう!
※ 価格はすべて2018年7月16日現在のものです。