仕事の合間に、好きなコーヒー豆を使ってハンドドリップするのって、コーヒー好きにとっては至福の瞬間ですよね。
作業が捗った日なんてなおさらで、豆を挽いている時の香りが一層リラックスさせてくれます。
ということで今回は、美味しいコーヒーを入れるためには欠かせないお手入れツール『ミルブラシ』をピックアップ。
いつでも雑味のないコーヒーを味わいたいなら、ミルのお手入れは必須ですよ?
ミルブラシの選び方
コーヒーミルを購入すると、高い確率で簡易なメンテナンスブラシが付属します。
しかし、このブラシでは狭いところや奥の方まで届かなっかたりして、メンテナンスとしてはどうしても不十分。
「ミルにコーヒーカスが残ってるけど、これってどうなの…?」
「同じ豆を使ってるのに、なんとなく味が変わってきた…?」
なんて思っているなら、隅々まで掃除できちゃうミルブラシをぜひご利用ください。
ブラシの素材で選ぶ
市販されているミルブラシの素材は、主に豚毛と化学繊維の2種類です。
なぜ二種類あるのかというと、微妙に用途が異なるためですね。
豚毛の場合は、ミルの刃の間やパーツ同士の隙間など、細かい部分に詰まったり挟まっているコーヒーカスの除去におすすめ。
一方の化学繊維は、挽いた粉を受けるカップ内や本体周辺など、広範囲を効率よく掃除したいときにおすすめです。
柄の握りやすさ(デザイン)で選ぶ
ミルに付属するミルブラシを妥協して使っていると、どうにも使いにくいと感じることがあるはず。
大抵の付属ブラシは柄が短く、本体自体が小ぶりなので隅々までキレイにするといった使い方には不向きです。
ミルを軽い力で効率よく掃除するためには、柄の長さがある程度必要になるだけでなく、くびれがあるなど握りやすいものがおすすめ。
意識せずとも程よい力加減で掃除できれば、ミルブラシの寿命はもちろんのこと、本体を傷つけることもないでしょう。
ブランドにこだわるのもアリ!
コーヒー好きあるあるといってもいいですが、お好きなコーヒーメーカーで道具を揃えている方が多いのではないでしょうか。
ブランドが統一されていると所有欲を満たしてくれるだけでなく、なんとなく美味しいコーヒーが入れられる気がしてきますよね。
しかし、ミルブラシはガラスや金属でできていないため、メーカーによっては取り扱いがありません。
揃えられないと「他の道具は全部◯◯なのに…」と少し残念な気持ちになりますが、美味しいコーヒーのためにも良いミルブラシを用意しましょう。
おすすめのミルブラシ7選
ここからはHacktsu編集部がピックアップしたおすすめのミルブラシをご紹介します。
Kalita/ミル用ハケ

Diguo/エスプレッソ用ミルブラシ ¥391
付属するハケと同程度の製品ですが、コーヒーカスをザッと掃除したい時に重宝します。
ただし、ブラシがかなり柔らかく毛の密度がないので、細かな部分の掃除には向きません。
付属品より柄が少し長めのため、今までミルブラシを使ったことがないならお試しあれ。
Kalita/コーヒーミルブラシ #44301

Kalita/コーヒーミルブラシ #44301 ¥1,327
豚毛を使用しており、細かな部分までしっかりキレイにできます。
コーヒーの雑味が許せなくなったKalita派の方におすすめ!
手動、電動どちらにも使えますし、木製の柄にはKalitaの焼印があって高級感もありますよ。
CASUAL PRODUCT/コーヒーミルブラシ ブラック 19cm

CASUAL PRODUCT/コーヒーミルブラシ ブラック 19cm ¥685
化学繊維のため細かな部分の掃除には不向きですが、広範囲を効率よく掃除できます。
特に冬場は静電気でコーヒーカスが付着しやすいので、ササッと払えるハケタイプは一本あると重宝しますよ。
また、柄の終わりに穴が空いているので、キッチンにかけて置くのも良し。
黒一色というのもプロっぽい感じがしてGoodです。
Diguo/エスプレッソ用ミルブラシ

Diguo/エスプレッソ用ミルブラシ ¥565
本格派のあなたには、豚毛+木柄のこちらのミルブラシがおすすめ!
長さがあるだけでなく、程よい太さで力を入れずともしっかり掃除できます。
製品ページにはエスプレッソ専用ミル用と記載がありますが、一般的なミルに使用することももちろん可能です。
Redecker/コーヒー・エスプレッソマシーンブラシ

Redecker/コーヒー・エスプレッソマシーンブラシ ¥1,799
初心者からこだわりが強い上級者までおすすめできるのが、Redeckerのミルブラシです。
今やミルブラシは100円ショップでも購入できますが、一度使えば分かる効率性と使い勝手の良さに手放せなくなること間違いなし!
ブラシは豚毛、柄にはブナ材、そしてループには革ヒモという、まさにコーヒー好きの大人のためのミルブラシです。
Redecker/エスプレッソブラシ(サーモウッド)

Redecker/エスプレッソブラシ(サーモウッド) ¥2,795
まず「サーモウッドってなんぞや?」って感じですが、サーモウッドは熱と水のみで高温乾燥させた木材の名称です。
程よい長さと太さの柄に、これまた長すぎず短すぎない豚毛ブラシで愛用ミルを快適に掃除できますよ。
サーモウッドのビターなカラーリングもコーヒーにピッタリ。
お値段は高いですが、キッチンにウォルナット系の小物が多いならこれ一択といってもいいでしょう。
BagTu/コーヒーグラインダークリーンブラシセット2

BagTu/コーヒーグラインダークリーンブラシセット2 ¥1,199
ミルブラシ一本だと、ミルの形状にもよりますが隅々まで掃除するのは難しいでしょう。
かといって2本も3本も揃えるほどコーヒーにハマっていない、そんなあなたには2種類のブラシがセットになったこちらの製品がおすすめ!
太いブラシで全体をササッと、そして細いブラシで細かな部分を掃除すれば、愛用ミルからコーヒーカスを徹底除去できるでしょう。
Hacktsuイチオシのミルブラシはコレ!
さて、これまで7つのミルブラシをご紹介しましたが、Hacktsu編集部が皆様に一番使ってほしいのが↓こちらのミルブラシ。
使い心地などはレビュー記事にて紹介しておりますので、気になった方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。
Plusmotion+/メンテナンス用多機能ブラシ
Plusmotion+ といえば、以前Hacktsuでレビューした本格グラインダーの『1Zpresso/JP Pro』のメーカーです。
そんなこだわり強めのメーカーから、硬い毛と柔らかい毛を両端に装備した多機能ブラシがこの度発売されました。
毛の長さは他のミルブラシと比較するとほんの少し短めに設計されており、毛量たっぷりでどちらもやる気満々といった風貌。
触ればわかる上質感に加え、専用ケースまでついてくるので、こだわり強めのコーヒー好きならぶっ刺さること間違いなしです。
参照URL:https://cafict.com/tools/plusmotion-coffee-grinder-brush/
日常メンテにミルブラシは必須!美味しいコーヒーを飲もう
飲む人は毎日何杯も飲むコーヒーですが、毎回美味しいコーヒーを入れるのってなかなか難しいですよね。
豆や入れ方は同じなのに毎回味が違う、そんなことを感じたことがあるなら、それはきっと酸化した古いコーヒーカスのせいかもしれません。
ミルブラシで小まめにお手入れすれば、きっといつも変わらぬ美味しさのコーヒーを楽しめるはずですよ。
※掲載価格は2022年2月8日時点のものです。