バンド経験がない人に「ドラムって手と足別々で動かすからすごく大変そう」なんてことをよく言われますが、ドラム経験者から言わせてもらえればギターやベースのほうがよっぽど大変です。
ドラムは叩けばとりあえず音が出ますし、ぶっちゃけて言うとバスドラをうっかり忘れたりするぐらいではオーディエンスは気付きません。
その点ギターやベースはちゃんと弦を抑えられてないと決まった音が出ませんし、あの狭いスペースでよく他の弦にあたらず抑えられるもんだといつも関心して見ています。
ドラムが簡単だというわけではありませんが、得手不得手があまり無いのがドラムなのではないでしょうか。
その証拠に『Oddball』というボール型のドラムは投げたりキャッチするだけでビートを刻むことができます。
ちょっとまって、そんなの普通のドラムじゃないじゃないかって?
いやいや、ビートが刻めるならペンでテーブルを叩こうがバケツを足で蹴ろうがそれは立派なドラムと言えるのではないでしょうか。
バンドさせてオリジナル曲を作ろう
『Oddball』は見た目は普通のボールですが、コアにBluetooth送信機やモーションセンサー、バッテリーなどを搭載したハイテクドラムです。
専用のアプリと使用することでボールがパーカッショントリガーに早変わり、ヘッドホンやスピーカーを通してサウンドを出力します。
強くバウンドさせるほど硬いサウンドになり、逆に弱くバウンドさせると軽いサウンドを作り出すことができます。
アプリのループ機能を利用すれば音をどんどん重ねていくことができるので、エフェクトを追加するなどすればボールのバウンドだけでオリジナルの音楽を作ることが可能です。
しかもビートメインで構成されている音楽はリズミカルでテンポがよく、ワークアウトのBGMなどに最適なサウンドと言えるでしょう。
どんなサウンドが生まれるか楽しみながらプレイ
『Oddball』はバウンス、スロー、スマッシング、フリック、タップでサウンドを生成します。
どんな音が生まれるかは実際にやってみないとわかりませんし、強度によっても変わってくるのでその都度新しい音楽に出会えます。
音楽を作るというのは一般の人にはとても難しいことですが、このボールがあれば投げたりキャッチしたり叩いたりするだけであっという間に自分だけのサウンドを作り出すことができるでしょう。
しかも作ったサウンドはアプリで簡単にシェア、編集してサウンドを重ねることもできるので複数人で一つの音楽を作り上げるのも楽しいかもしれません。
イマジネーションをフル回転させて誰も思いつかないような方法で新しいトリックにチャレンジしましょう。
ストレス発散にもおすすめ!
アプリを起動したらヘッドホンをセットして、早速『Oddball』を投げてみましょう。
投げてる内に気分がスッキリするどころか音楽の世界にみるみる引き込まれ、最後はきっと編集に夢中になっていることでしょう。
仕事中の気分転換にもおすすめで、ミスしたことやこれからの予定などは一瞬忘れて自分が刻むビートに耳をすませてみるのもいいかもしれません。
ただし人通りが多い所などでボールをポンポン投げは周りの人の迷惑になりますから、くれぐれも場所は選ぶようにしましょう。
今日もバッグに『Oddball』
内蔵されているバッテリーは一度の充電で約6時間の使用が可能、本体の重さはたったの300gしかないので毎日バッグに入れてあらゆるシーンで音楽制作を楽しめます。
充電は付属のケーブルを使用しますが、万が一に備えてモバイルバッテリーを持ち歩けばなお良さそうですね。
『Oddball』の本体価格は¥15,090となっており、通常のドラムを買うよりはリーズナブルですし練習もそこまで必要なさそうです。
あなたのイマジネーション次第で最高のサウンドを作り出せますので、これまで音楽に無縁だった人も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
参照元: rakunew