最近ではラジコンのことをドローンと呼んでいる方を見かけるようになりましたが、皆さんはラジコンとドローンの区別がつきますか?
一般的にはマルチコプタータイプのものがドローン、プロペラが一つしかないものをラジコンヘリと呼んでいるようです。
しかし、実際の区別は自律飛行が可能かどうかというところだそうで、コントロールしないと動かないものはラジコンに区別してしまっていいのだとか。
そうはいっても、「じゃあ水中ドローンはどうなの?」って思う方もいるでしょうから、このあたりの線引はまだ曖昧なままでいいのかもしれませんね。
ちなみに今回ご紹介するのがラジコンに区別されるプロダクトで、正しくはドリフトシミュレーターという代物です。
なぜシミュレータなのかというと、ボディサイズだけでなく速度も縮尺どおりで、一般的なラジコンのようにとんでもないスピードが必要ありません。
クルマ好きなら誰でも楽しめる『DR!FT』、一家に一台いかがですか?
速度も1/43スケールのラジコンカー
『DR!FT』は実車の1/43スケールのラジコンカーで、本物のレーサーさながらのドリフト体験が可能です。
自宅の床やキッチンだけでなく、オフィスでも楽しむことが可能で、サイズと一緒に最高速度も1/43なので本体や美品を壊してしまう心配が要りません。
モデルにはBMW E30 M3を2種類と、Mercedes 190 evo2を2種類ラインナップ。
専用アプリをインストールして操作しますが、アプリからはアクセル開度にリンクした排気音が聞こえて気分を盛り上げてくれます。
操作には慣れが必要ですが、本物の車のようにスロットルとブレーキの調整が可能。さらにはハンドブレーキやバックギアも設定があります。
暗所ではライトが自動でハイビームになるというこだわりっぷりですので、車好きの方でも納得の仕上がりといえるでしょう。
秘密は第3の車輪にあり
通常のラジコンは速度を利用してドリフトするものがほとんどですが、『DR!FT』ではなぜゆっくりでもドリフトするのでしょうか?
その答えはレーサーを裏返したボディ側にあり、前後輪以外に設置された第3の車輪の存在が大きく関係しています。
そもそも本来の前後輪はただの飾りで、第3の車輪の走行に合わせて回転しているだけというから驚きですよね。
低速でも急にアクセルを開けるとドリフトするのはこういった理由からで、とことん実車に近い動きをしてくれます。
これは操作に慣れてきたら夢中にならざるをえないパターンですね。
アプリで広がる楽しみ方
レーサーはスマートフォンとBluetoothでペアリング、ディスプレイを使ってコントロールします。
このアプリにはそれ以外の使い方があり、操作をすることでポイントを獲得。このポイントでマシンデータをチューニングしたり、コースのオリジナルデザインが可能になります。
ラジコンにゲーム要素を追加した感じといえばわかりやすいかもしれませんね。
また、スタート/フィニッシュラインを設定すればラップタイムを計測することも可能、ボディーに設置された多数のセンサーが様々な路面情報を読み取ってアプリに送信してくれます。
本格的なドリフト走行を楽しもう!
速度がそこまで速くないので、アプリ画面の操作にさえ慣れてしまえば本格的なドリフト走行が楽しめる『DR!FT』。
サイズこそ小さいですが、その動きは実車さながらなのでコントロールをマスターして動画撮影なんて楽しそうですね。
Kickstarterのプロジェクトは6月17日まで公開中で、価格は€139(約¥17,400)~となっています。
発送は2019年10月頃とまだまだ先ですが、リアルさを追求するなら『DR!FT』で決まりです。
参照元:kickstarter.com
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※掲載価格は2019年5月15日時点のものです。