近年セキュリティー対策の一つとして急速に注目を集めているスマートロック。
外出先からでもスマホなどの端末を利用して施錠・解錠ができるので、窓などに設置すれば鍵のかけ忘れ対策にもなります。
ガレージ用や窓用、それから玄関用など様々なものが販売されており、注目されているだけに今後ますます種類が増えていくことが予想されます。
そこで今回は自宅のドアにつけたいけどどれを買えば良いのか迷っている人のために、オススメのスマートロックをご紹介していきます。
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取り付け場所や操作性から選ぶ
鍵である以上取り付けたい場所によって形状が異なり、既存の鍵の上から取り付けられるものと鍵自体を交換しなければならないものがあります。
最近では粘着テープで取り付けられるものが増えており、例え賃貸であって壁やドアを傷つけずに取り付けできるので人気を集めています。
スマートロックの操作は専用のアプリをお手持ちのスマートフォンにインストールして使用するケースがほとんどです。
まれに電波状況が悪くてうまく機能しない場合もありますので、多少高くても鍵の状態が確認できるものがいいでしょう。
電池残量に注意しましょう
スマートロックの意外な落し穴として、ロック本体のバッテリー切れが挙げられます。
せっかくセキュリティーを強化したのにバッテリー切れで開けられないなんてあまりにもお粗末ですので、アプリで常にバッテリー残量はチェックするようにしましょう。
出来ればバッテリー残量が低い時に通知してくれるような機能付きのモデルだとさらに便利かもしれませんね。
スマホさえ持っていれば家に入れると油断しているとスマホやロックのバッテリー切れでまさかの事態になりますので、ちゃんと鍵も持ち歩くようにしましょう。
オススメのスマートロック6選
Qrio/Smart Lock

¥15,140
SONYとWiLが共同開発したスマートロックで、取り付けるだけで自宅のドアを簡単にキーレス化できる優れものです。
一般的なアプリでの操作以外に、スマートフォンを持って近づくだけで解錠できる「手ぶらで解錠機能」を搭載。
サムターンにつけるタイプなので、ほとんどの家のドアに取付可能なのも嬉しいですよね。
別売りのQrio Hubを使用すれば遠隔での操作にも対応できますし、電池切れの際には通常の鍵が使えるので自宅に入れなくなるようなことがないのも安心です。
Candy House/SESAMI

¥14,800
こちらも同じくサムターンに被せて取り付けるタイプで、Qrioよりややリーズナブルに導入できるのが魅力です。
近づくとオート解錠してくれるだけでなく、アプリを利用してゲストへの鍵のシェアも簡単に行なえます。
iOSであればスマホ本体をノックすると解錠できる機能もついていますし、いつ誰が解錠したのかも分かる仕様になっていますので家族の動向も把握することが可能です。
サポートの対応もかなりいいようですので、不安だけど導入しようか迷ってるという人にオススメ。
SAMSUNG/SMARTデジタルドアロック

¥11,310
鍵ごと交換するタイプですが取り付けが比較的簡単なのと、有名メーカーの安心感で人気のスマートロックです。
まるで映画に出てきそうなデザインで、指紋認証、カード、番号での解除が可能です。
ドアを閉じると自動でロックになり、暗証番号を3回間違えたり無理やり開けようとするとアラームが鳴るという安心設計です。
慣れるまでうっかり外出しちゃったなんてことがあるでしょうから、家族で住んでいる場合は全員分の指紋を登録しておくことをおすすめします。
後付けリモコン電気錠/REBORN2

¥22,800
スマートフォンではなく専用のリモコンで施錠・解錠するタイプのスマートロックで、オートロックシステム採用ですので鍵をかけ忘れることがありません。
取り付け自体はドライバー1本あれば30分足らずで完了してしまうほど簡単で、施錠・解錠時にはブザーで知らせてくれるのも分かりやすくていいですね。
電波の届く範囲もかなり広いようですので、少し高価ですが家族にスマホを持たない人がいる場合にオススメのスマートロックです。
aegis gate/AEGIS GATE

¥23,000
価格こそ高価ですが、その分機能性や操作性では今回ご紹介する中ではかなり優秀です。
ナンバーロックと非接触IC認証システムで、スマホだけでなくSUICAやPASMOを鍵にできてしまうというから便利です。
ただし電池切れになってしまった場合は本体に穴をあけて解錠する以外に方法がないようですので、小まめなバッテリーチェックを忘れないようにしましょう。
IREVO/GateMan

¥29,800
ALSOKコールセンターの24時間サポートに対応したスマートロックで、取り付けは少し難易度高めですが安心感は抜群です。
見た目にもスマートでナンバーロックと非接触IC認証システムを搭載、もちろん付属のICカード以外にSUICAなどの登録が可能です。
ナンバーロックを利用する際の残留指紋による番号がバレるのを防ぐため、手のひらタッチで指紋を増やすのでいちいち拭き取る必要がないのも便利ですね。
スタンガン対策機能もついていてセキュリティレベルはかなり高めのスマートロックと言えそうです。
スマートロックで驚くほど快適に
Qrioなどは動作にやや時間が掛かりますが、それでも鍵を取り出す必要がないため鍵の開け閉めは圧倒的に楽になります。
特に非接触IC認証を搭載しているスマートロックなら定期利用しているSUICAやPASMOを登録できるので常に持ち歩いてるため安心です。
引き戸タイプのドアには残念ながら付けられませんが、もしかすると今後は引き戸に取り付けられるスマートロックも登場するかもしれません。
安心と快適性を同時に手に入れたいならぜひスマートロックを導入してみてください。
※ 価格は全て2018年9月26日現在のものです。