痴漢行為をする男性にとって、それは性欲だけによって行われるのではなく「ストレスへの対処法」である場合も多いという。
それはスポーツで汗を流したり、趣味に没頭したりするような感覚で、彼らは痴漢行為で自身のこころを安定させているのである。
加害者から聞こえてくる声は「自分より弱い存在を征服・支配して優越感を味わいたい」というものが多く、「痴漢という性犯罪の本質は、“支配欲”」である、と斉藤章佳氏が初めて痴漢の実態に迫った著書『男が痴漢になる理由』(イーストプレス)の中で語っている。
まったく、女性からすれば身の毛もよだつ話であろう。
彼らのような男性がいるせいで、女性は男性のように好きな時間に好きなように行動を出来ないのである。
「日本は安全だし夜道でも女性が歩けるんだ」などと得意げに言う男性も、女性のリアルな気持ちなど分かるわけもない。
彼らに分かるだろうか。
夜道で男性が後ろを歩いている時に、自然に携帯を強く握りしめてしまうその気持ちが。
(ちなみに筆者は男である。女性が夜道で筆者を見て早歩きをする度に「さあ行きなさい!行くんだッ!」と心の中でどこか寂しさを感じながら叫んでいる)
とにかく起きるときには起きるのが性犯罪。
そして自分の身は自分で守らねばならない。
ただしそうは言っても、実際その時相手を刺激したら最悪の事態が起きるんじゃないか、と思ってしまう女性はきっと多いのである。
そんな女性達に、相手に気づかれる事なくSOSが発信できるデバイスを紹介させてもらう。
助けてーと思った時にフッと一吹きスマートホイッスル『GEKO』
『GEKO(ゲッコー)』はGPSトラッキング機能とBluetoothテクノロジーを使用して緊急時などに大事な人に連絡アラートが送信されるスマートホイッスルである。
使用方法は至ってシンプル。
専用のWISOアプリをスマホなどのデバイスにダウンロードし、アプリ上でアラートを知らせたい連絡先に登録するだけでセットアップは完了する。
具体的な使用法としてSOS アラートはデバイスに息を吹き込むかボタンを2秒押すだけで可能。
事前登録しておいた連絡先に自動的にテキストの書かれたEmail送信や電話が発信される。
EmailにはSOSメッセージに加えて現在地のマップが送信され、またアラートが無効になるまで2・3分ごとに更新されながらEmailが送信されるので、万が一助けを呼んでから場所の移動をさせられても居場所が特定できるようになっているのは非常に心強い。
またオーディオ録音機能もついており、あらかじめ選んでおいた連絡先に現状を録音して送信までしてくれるので、一体なにが起こっているも分かるのは安心である。
連絡できる人数は最大3人まで登録可能で、月30件までの電子メール/通話通知の使用料などは不要である。
また、一度の充電で最大60日の連続使用が可能。
その他にもアプリで設定して吹けばスマートフォンをアラーム代わりに鳴らせる設定も出来るし、実際にそのままホイッスルとして鳴らすことも勿論出来る。
カラーは公式では4種類(他サイトでみると2種類の場合が多い)からで、重さはわずか12gなので、デバイスに付属している伸縮・柔軟性の強いストラップでカバンなどどこでも簡単に取付可能。
自分の身だけでなく、大切な家族にもこの商品。
このデバイス、何も女性だけでなく子供や一人暮らしのご老人などにも最適の商品だといえるだろう。
持っておいてもらうだけで、もしもの時に緊急で対応が出来る。
大切な家族のもしもの為を考えて母親が持たせてくる商品はポケベル以来かもしれない。