文房具の中でも使用頻度の高いものといえばシャープペンシルですよね。
ぺんてるやコクヨ、パイロットなどお馴染みのメーカー以外にも、ちょっと特殊な製図用や超極細モデルなどその種類は数え切れないほど存在しています。
現在は主に無印良品の文房具が好きで使っていますが、小・中学ではペン回しが流行ったこともありパイロットのドクターグリップを使っていました。
高校時代は握り心地や書き心地よりもデザインで選んだりして、受験シーズンはひたすら青のボールペンを使用。
社会人になってからは書きやすさ重視であれこれ使ってみたものの、結局またドクターグリップを使用しています。
みなさんもこれまでいろいろなシャープペンシルを使用してきたと思いますが、本当に自分にあったシャープペンシルってどれなんだろうって気になったことはありませんか?
今回は書きやすさにこだわったおすすめのシャープペンシルをピックアップしましたので、この記事を読んだら早速文房具屋さんに行って比べてみましょう。
Contents
シャープペンシルの選び方
シャープペンシルの種類は多いと書きましたが、一般的にはシンプルなものと多機能なもの、そして製図用の3種類で分けることができます。
ペンケースを持ち歩いていたりシャープペンシルしか使わないという人はシンプルなもので十分ですが、ポケットに一本さしてあちこち行く人などはマルチタイプを使用している人が多いですね。
そして最後はプロ仕様のイメージが強い製図用ですが、細かな線を引かなくてもタフで書きやすいので普段使い用としてもおすすめです。
シャープペンシルを選ぶときは試し書きすることが一番ですが、できない場合はせめて握ってみた感覚で選ぶようにしましょう。
高級感で選ぶなら木軸
シャープペンシルにもボールペン同様にプラスチック軸や金属軸、木軸といった使用されている素材の違いがあります。
どの素材を選ぶかによって重量からフィット感、書きやすさに価格まで大きく変わってきます。
ハードに使うなら軽量でタフなプラスチック軸がおすすめですが、ある日突然ネジ部分がパキッと折れたりするので気をつけましょう。
自分以外の誰かが使用する機会があったり、たまにしか使わないという人なら金属軸や木軸もいいかもしれません。
特に木軸はプラスチック軸と金属軸のちょうど中間あたりの使い心地ですし、使えば使うほど味わい深くなっていきますのでシャープペンシルにこだわりを持ちたい人におすすめです。
おすすめのシャープペンシル
PILOT / ドクターグリップ

¥739
言わずと知れたパイロットのロングセラーシリーズで、現在はシャープペンシルだけでも全部で12種類のラインアップがあります。
ドクターグリップといえばなんといっても握り心地のいい二重構造のソフトグリップが特徴で、一般的なシャープペンシルより太さもあるので指が疲れずスラスラ書き続けることができます。
いろんなデザインがありますがビジネスシーンでの使用も考えるとフルブラックのクリップ付きがおすすめです。
LAMY / サファリ

¥1,652
ヨーロッパの若者に人気のサファリは、ここ日本においても大学生の間で密かに人気を獲得しています。
シンプルなデザインと正しく握れる凹んだグリップが特徴的で、他のシャープペンシルにはないオシャレさがあります。
価格的にはかなり高めなのでプレゼントとして贈ると喜ばれるかもしれません。
ぺんてる / スマッシュ

¥645
ぺんてるの製図用シャープペンシル「グラフ1000」を一般向けにしたのがこのスマッシュです。
ベースが製図用なだけにとにかく握りやすく更に書きやすく、普段使い用としては100点満点の仕上がりと言っても過言ではないでしょう。
口金とグリップが一体化しているのでネジ部分が緩んだり劣化による「パキッ」がないのも大切なポイントです。
ぺんてる / オレンズネロ

¥3,240
このシャープペンシルに憧れている人は多いと思いますが、実は筆者もその一人です。
0.3mmという極細芯でありながらパイプが芯を守ってくれるので折れないというオレンズシステムを搭載。
さらに自動芯出機構により一度ノックすれば書き続けられるというとんでもない性能をもったシャープペンシルです。
三菱鉛筆 / クルトガ アドバンス

¥392
クルトガ独自の芯回転機構をさらに進化させたモデルで、いつでも同じ太さで書き続けることができるスグレモノです。
リーズナブルなのに機能的でデザインもかっこよく、芯折れ防止機能まで搭載しているのでストレスフリーな使い心地を実現。
従来のクルトガの弱点を改良しつくしたモデルですので、書きやすさにこだわるなら一度お試しあれ。
WATERMAN / メトロポリタン エッセンシャル

¥5,495
シャープペンシルにも高級感はある、ということでボールペンや万年筆でお馴染みWATERMANのシャープペンシルです。
価格もズバ抜けていますが細部までこだわり抜いた作りこみはまさに圧巻の仕上がり。
一目で高級品とわかる風格を携えていますので、持っているだけでワンランク上の自分を演出することができるでしょう。
PILOT / エストゥエンティ

¥1,700
最後にご紹介するのは再びPILOTから木軸のシャープペンシル「エストゥエンティ」です。
天然のカバ材を使用しているので使えば使うほど手に馴染み、美しい木目は艶を手に入れてさらに美しく育ってくれます。
価格こそちょっと高いですが、共に成長していけるシャープペンシルですのでこだわる大人に最適なモデルといえるのではないでしょうか。
ステッドラーやトンボもおすすめ
今回は紹介していませんが、魅力的なシャープペンシルは他にもたくさんあります。
この7種類はあくまで「特におすすめなモデル」ですので、何度もいいますが選ぶときはかならず握り心地や書き心地を確かめるようにしましょう。
今回紹介しているモデルはWATERMAN以外大きな文房具店であればだいたい置いてあるモデルですので、気になった人は早速仕事帰りにでも今使っているものと比べてみてはいかがでしょうか。
※掲載価格は2018年11月1日現在のものです。