腰に身につけるだけでメタボ親父に変装できる、ある意味画期的なウエストポーチが登場しました。
その名も『DadBag』。
ロンドン在住のクリエイター、Albert Pukiesさんの作品です。
違和感がなさすぎて、遠目に見ただけじゃ気づかないかも知れません。
実は、この写真のぽっこり出てるお腹は、本人のお腹じゃありません。
一体なにを思って作ったのか、真意のほどは謎ですがとにかくインパクト大です。
何より、再現度の高さに驚きます。
しわのより具合から毛のもじゃもじゃ感まで、見れば見るほど美しくないウエストポーチに仕上がってます。
見事なボテ腹。
ウエストポーチの上に服を乗せることと、姿勢を悪く座ることで上手にカモフラージュしています。
パツンパツンに膨らんだお腹も妙にリアルです。
食事に行ってきた帰りでしょうか。
そういえばウエストポーチはマジックテープのサイフや靴、シルバーのネックレスや安っぽい腕時計などと並びダサいメンズファッションの一つであるとして、よく挙げられています。
しかも、袋の部分をお腹の前にして巻くスタイルは究極のダサい着こなしと言えますよね。
それをあえてジョークとしてるあたり、世のオッサンのみならず、ウエストポーチに対しても暗に皮肉を言っているのかもしれません。
あるいは、マイナスとマイナスを掛け算することでプラスになるように、ダサいもの同士を組み合わせると、逆に突き抜けたオシャレに見えるのかも。
メタボ腹のおっさんがカワイイ!
なんて言われるブームが、これによって訪れるかもしれないですね。
哀愁が漂いまくってます。
カツラでもマスクでもなく、たるんだお腹を見せることで、遠目にみてもおっさんにしか見えなくなるというのはおもしろい発見です。
デザイナーとしての、ユニークな着眼点とセンスの良さが伺えます。
たっぷり収納できて機能性バッチリ!
普通のウエストポーチは物を詰め込みすぎると見た目が悪くなりますが、『DadBag』の場合はパンパンにした方が見栄えが良くなりそうですね。不思議。
ビールを飲む姿もなんだか様になっていて、なんだか美味そうに見えてきます。
この『DadBag』は6種類のデザインがあり、肌の色などに合わせられるようバリエーションが用意されています。
きちんとユーザーのことを考えられているのも素晴らしいですね。
プリントされているお腹の柄には、それぞれ男の人の名前が添えてあります。
お腹の写真を提供した人の名前でしょうか。
実際にいるおっさんのメタボ腹を自分が身につけていると想像してしまうと、なかなかに気持ち悪い気がします。
日本人であれば、Bobbyのお腹が一番肌に合う感じでしょうか。
instagramアカウントもあるので、気に入った方は積極的にフォローや拡散してみるといいですね。
自分では絶対に選ばないであろうこのバッグ。
ジョークが通じる相手ならネタとしてプレゼントしてみるのもアリかも!?
参照元: DadBag公式サイト