スティックのりを指につけて、ペタペタして出来た糸をスティックのりのエンドやキャップに何度も何度もかけて、“クモの巣”のような謎の創作物を作って遊んだことはありますか?
また、液状のりを下敷きなどに塗って乾かして、透明な“かさぶた”のような謎の創作物を作った方もいると思います。
このように私達が子供の頃から使うステーショナリーは、本来とは異なる使い方で遊び道具に変わることもしばしば。
液状のりといえばオレンジのキャップが特徴的な”アラビックヤマト”がポピュラーですが、なかには“気泡わり”というちょっと変わった遊びに夢中になった方がいるようです。
そんな斬新な遊びがいつでもできるようにと、あのトロッとしたノリが容器の中を動く微妙な感触まで完全再現。
『気泡わり専用アラビックヤマト』という製品名で、クラウドファンディングサイトKibidangoに登場です。
昔なつかしの“液状のり遊び”
『気泡わり専用アラビックヤマト』は、日本人なら誰しも使ったことがあるであろう液状のり“アラビックヤマト”をおもちゃとして製品化したものです。
容器内の空気を動かして遊ぶものですが、気泡がのりで割れることからプロジェクターの方はこの遊びを“気泡わり”と称しています。
『気泡わり専用アラビックヤマト』は容器から中身の成分まで本物と同じものを採用、「接着する」という本来の用途にこそ使えないものの本物同様の感触を提供してくれます。
同デザインのラベルシールには“気泡わり”の文字と目盛りをプラス、さらに右下には初回生産分に限りシリアルナンバーもプリントされるとのこと。
初回生産は限定500本となっていますので、シリアルナンバー入りが欲しい方は早めに支援することをおすすめします。
“気泡わり”とは?
そもそも“気泡わり”とは何なのか、そう疑問に感じた方もいるでしょう。
アラビックヤマトを使った“気泡わり”というのは、容器内の気泡をのりで分割するという遊びで、内容量が35mlのときに70%近い確率で成功するようです。
アラビックヤマトの気泡の割り方は、容器を横に倒しながらくるくると回転させるというもの。
こうすることで気泡が横に広がると同時に、反対側に残ったのりが気泡を分断。のりが下側に全て落ちれば再びつながってしまいますが、この「ぷにゅん」と割れる感覚を楽しむのが“気泡わり”という遊びの醍醐味です。
“気泡わり”のポイント
液状のりは粘度が高いだけに、聞くだけならとても簡単そうですが、もちろん“ハマり要素”というものが存在します。
“気泡わり”のポイントはいかに美しく割るか、つまり気泡の体積を1:1にできたときこそ“最高の気泡わり”といえるでしょう。
これは『気泡わり専用アラビックヤマト』を水平な場所に置いた時に1:1を目指すもので、ここでラベルシールの目盛りが活躍するわけですね。
ちなみにこの目盛りの位置は複雑な計算式とCADによるダブルチェック済みですので、支援者の皆さまはこの目盛りの位置で綺麗に割れるように極めましょう。
ヤマト株式会社が全面協力
「成分はともかく製品名まで同じで大丈夫なのか」と不安になるかもしれませんが、なんとこの『気泡わり専用アラビックヤマト』は元製品の販売元であるヤマト株式会社が全面協力したことで完成しています。
かなり真剣に開発したようですので、「気泡わったことある!」もしくは「割ってみたい!」という方は安心して支援しましょう。
『気泡わり専用アラビックヤマト』は現在1,500円(税込)で入手が可能、支援期間は8月28日までとなっています。
さらにリターン発送後の2019年10月30日には、東京都内で「アラビックヤマトの気泡で遊んだ人サミット&気泡わりチャンピオン大会」も開催予定とのこと。
支援プランの中には参加チケット付きのものもありますので、共通の思い出をもつ人とつながりたいなら参加を検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:kibidango.com

関連製品│ヤマト アラビックヤマト 50ml 3本入 ¥297
※掲載価格は2019年8月11日時点のものです。