“物欲”が許されたバブル時代の崩壊からはや二十数年。
時代は進み、今やあらゆるモノは所有するのではなく、“必要な時に必要なものを使う”時代となりました。
消費離れが進む現代の若者たちは、毎月定額を支払うことでサービスやもモノを利用する『サブスクリプションサービス』を利用しています。
ビデオレンタルでお馴染みのTSUTAYAが、月額借り放題プランを公開したのが随分と昔のことに感じられますが、それほどまでに『サブスクリプションサービス』は急速に広がっているということでしょう。
そこで今回は、Hacktsu編集部が“今”気になる『サブスクリプションサービス』を7つピックアップ!
ジャンルは問わずご紹介しますので、気になるものがあったらぜひ利用してみてくださいね。
Contents
『サブスクリプションサービス』とは?
サービスやモノ本体にではなく、利用期間に対して対価を支払うビジネスモデルの一つです。
定額制や月額制と同じ意味合いで使用されることが多いですが、購入するよりも多くのモノやサービスが利用できるということで近年注目をあつめています。
Hacktsuでもこれまでに定額制アートレンタルサービス『Casie』や、高級時計のレンタルサービス『KARITOKE』などをご紹介してきました。
最近では毎月定額でウェルカムドリンクが每日1杯無料という『サブスクリプションサービス』が登場するなど、今後もますます多様化していくことが予想されます。
ショッピングするなら『Amazon Prime』
数ある『サブスクリプションサービス』の中でも最大級の規模を誇るのが、Amazonが提供する『Amazon Prime』です。
通常は一つのジャンルに絞って定額制にしているサービスが多いですが、そこはさすがAmazonということで、通販の送料から音楽、動画コンテンツまで月額500円ほどで利用できます。
年間払いにすれば4,900円とさらにお得に利用することが可能。毎月なにか1つでもAmazonで買い物をするなら入っておいて損はないサービスといえるでしょう。
筆者はAmazonヘビーユーザーですので、仕事中はPrime Musicで音楽を聞いて、ジムやベッドではPrime Videoで映画を観てともはやAmazon Primeなしでは生きていけません。
おすすめの『サブスクリプション』
Hulu
数ある定額制動画視聴サービスの中からは、月額933円(税抜)という安さとラインナップ数の多さで『Hulu』をピックアップ。
洋画はもちろんですが見れる海外ドラマの種類が圧倒的に多い上に、実は“僕のヒーローアカデミア”や“はたらく細胞”など日本のアニメも充実しています。
他のサービスと比べて無料期間が2週間とやや短いですが、迷ったときは『Hulu』を登録しておけば間違いないでしょう。
公式サイト:happyon.jp
Spotify
定額制音楽配信サービスの中からは、多くの方がご存知の『Spotify』をピックアップ。読み方はそのまま「スポティファイ」です。
無料プランではシャッフル再生のみ、数曲ごとに広告が入ると地味に煩わしい仕様ですが、全収録曲をフルで聴き放題というのはすごいですよね。
プレミアムプランは通常980円のところ、480円の学割プランや1,480円のファミリープランもあるなど、環境に合わせた使い方が選べるのもポイント。
公式サイト:spotify.com
Laxus
高級ブランドのバッグが月額6,800円で借りられるという、女性には夢のような『サブスクリプションサービス』です。
利用するにはクレジットカードが必須(デビットカード不可)となりますが、CHANELやLUIS VUITTON、SAINT LAURENTなどのバッグをレンタルできます。
1回まで往復分送料が無料。1月のうちに2回、3回と取り替える場合には都度“荷造り手数料”として1,000円(税別)がかかるとのこと。
公式サイト:laxus.co
MECHAKARI
服を買うのが面倒くさい、いろいろな服を試してみたいという方におすすめのファッション『サブスクリプションサービス』。
月額5,800(税別)ですが今なら1ヶ月無料で利用可能。気に入って2ヶ月連続で借りた服は返却不要となる制度もあります。
借りられるアイテムは全て新品で、しかもクリーニング不要(別途返却手数料380円+税/1回)なので服好きなら1度利用してみるといいかもしれません。
公式サイト:mechakari.com
ゼロcafe
東京を中心に40店舗以上のカフェが利用可能となる、ノマドワーカーに最適な『サブスクリプションサービス』が『ゼロcafe』です。
登録されている店舗は全店電源・Wi-Fi完備というだけでなく、利用の際はドリンクの注文は不要、コーヒー飲み放題でゆったりと利用できます。
出先の打ち合わせスペースとして利用している方もいるようで、ノマドワーカーならずともユーザーが増えている大注目の『サブスクリプションサービス』です。
公式サイト:zerocafe.info
airRoom
バッグ・服・作業スペースときたら、次は家具を『サブスクリプションサービス』で揃えて快適なお部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか。
それぞれの家具を1ヶ月単位でレンタルできますが、返却期限がない上に送料まで無料という良心設定。通常使用の範囲内で起きた故障であれば、もちろん修理も無料です。
コーディネーターがデザインしたお部屋を丸々レンタルすることも可能。これからの引っ越しは、必要最小限の家電だけで済むようになるかもしれません。
公式サイト:air-room.jp
Hostel Life
家具を選ぶのはおろか、家を選ぶのすら面倒という方には、最近注目のホステル泊まり放題サービスをご紹介します。
利用できるホステルは全14ヶ所、全曜日利用可能か日~木が利用できる2種類のパスを、1ヶ月~1年の間から10段階で購入することが可能。
最安は日~木曜の利用ができる1年パスで、料金は18万円(月15,000円)となっています。
掃除をしたくない、いつも違った環境に身を置きたいという方には最適。“夢のホテル暮らし”をフワッと体験してみたい方にもおすすめです。
公式サイト:hostellife.jp
車だって『サブスクリプションサービス』
今年に入って大手ディーラーのトヨタが、新車から36ヶ月間愛車にできる『KINTO』を開始。車ですらも“持たない時代”が、いよいよ本格的に幕を開けそうです。
都内にいる方であれば今や衣食住全てが『サブスクリプションサービス』でまかなえますので、タイミングさえ合えば試しに一度そんな生活をしてみてはいかがでしょうか。
2020年版のサブスクシプション記事はこちらから!
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