每日の献立を考えるのは本当に面倒ですが、最近は様々なお助けアプリが登場しているので上手く活用すれば一週間の献立くらいならすぐに作れるようになりました。
しかし足りない食材の買い足しは避けられず買い物リストの作成まで行ってくれる「タベリー」などのアプリなどがありますが、本当に冷蔵庫の食材だけで献立は作れないものなのでしょうか?
その答えはこのアプリを使ってみれば分かるかもしれません。
冷蔵庫の食材を登録し、チャットボットが投げかけてくる質問に答えると献立が出来上がるのが『レキピオ』というアプリです。
チャットボットが投げかけてくるのは「誰と食べるのか」、「今日の気分はどんな感じか」などの簡単な選択形式の質問ばかり。
このアプリがあれば冷蔵庫ともっとお友達になれるかもしれません。
冷蔵庫にある食材からレシピを作れる
友人に振る舞う料理と家族に作る料理では、作る料理の種類や質は全く違ったものになりますよね?
料理が違うからと言って冷蔵庫の中身も変わってくれるかといえばそういうわけにもいかず、食材は「あるものしかない」というのが世の常です。
そうしたあらゆるシーンにおける「今日何作ろう」をAIが助けてくれるのだから本当に嬉しいアプリが登場したものです。
AIが提案してくれる献立は「今あるもので作れるレシピ」や「買い足せば作れるレシピ」がメインとなりますが、その時の気分や時間の有無で選択することができます。
これまであんなに頭を悩ませた献立決めも、『レキピオ』があれば何の苦にもならないでしょう。
料理初心者にもおすすめ
『レキピオ』は每日の献立作りに頭を抱える主婦(主夫)層をターゲットにしたアプリですが、単身者の中でも特に男性にオススメのアプリとも言えます。
日頃どうしても外食で済ませてしまいがちな単身男性にとって、献立を考えるという行為は時間の浪費でありそもそもそれだけの創造力を有していないのが現状ではないのでしょうか?
「今ある食材から考える」なんていうのは不可能であり、每日の意思決定うんぬん以前の問題である場合がほとんどです。
そうした足りなさすぎる経験値をAIが補ってくれるのですからこれほど嬉しいものはないですね。
単身男性の冷蔵庫の中はおそらくつまみとビールくらいのものですからほとんどが買い足しによるレシピとなるでしょうが、繰り返していけばいつかはアプリの力に頼らず料理できる日が来るかもしれません!
レシピ数を増やさず「迷う」リスクを減らす
『レキピオ』のレシピ数はリリース時点で約300通りと決して多くはありません。
開発したTADAGENICは最終的にはレシピを3,000通りまで増やすとしていますが、それでもやや心もとない数字に感じてしまいます。
しかしクックパッドを一度でも見たことがある人ならお気付きかもしれませんが、膨大な数のレシピは次の「悩み」の原因になってしまうのです。
たとえば悩んだ末に「パスタにしよう!」と決めたとして、レシピを探してWebページをフラフラしたとします。
クックパッドを開いてパスタで検索すると「トマトパスタ」やら「明太子パスタ」やら「カルボナーラ」やら出るわ出るわその数127,000通り以上・・・
これではどれを作ればいいのかまた迷ってしまうハメになってしまいますので、『レキピオ』ではあえてレシピ数を制限することであくまで意思決定をサポートするアプリを目指していくようです。
『レキピオ』の今後はスマートスピーカーと連携して音声のみ提案から調理のサポートまで行える機能を追加するとしています。
レキピオ
– 食材からおすすめの献立を提案
TADAGENIC inc.
そうなればものぐさな単身男性でもより使いやすくなり、料理が上達すればお昼のお弁当まで作っちゃうなんて日がいつか訪れるかもしれません!
参照元: レキピオ(代表 twitter)
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